月山 姥沢から 2020/7/24

この時期に毎年あったらうれしい4連休。初日は吾妻連峰の一切経山へ。2日目の今日は月山です。月山は山スキーでお馴染みの山。春山スキーでは何度もお邪魔しておりますが、夏山で姥沢から登るのは初めてであります。夏山もいいだろうなと登りましたが、期待以上によかったです。鳥海山を少しスケールを小さくして丸くした感じかな~。花とお花畑のロケーションが素晴らしいです。

  • 日程: 7月24日(金)
  • 天気: 晴れ時々くもり
  • メンバー: T世
  • 温泉: ふるさと温泉ユアシス(360円)
  • 食事: ケンちゃんラーメン鶴岡店
  • 登山口情報: 姥沢駐車場 トイレあり 車中泊可(涼しい)
コースタイム
  • 姥沢駐車場(5:30)
  • 牛首下分岐(6:45)
  • 牛首(7:10)
  • 月山(8:10~45)
  • 牛首(9:20)
  • 姥ヶ岳(9:55~10:05)
  • 牛首下分岐(10:30)
  • 姥沢駐車場(11:10)

姥沢の駐車場で車中泊しました

姥沢の駐車場で車中泊。トイレも24時間使えます。真夏でも涼しいと思われます。朝方は寝袋に入って寝てました。快眠です。明るくなって目を覚まします。外をのぞいてみますと、雲はあるものの晴れ間も多い感じ。貴重な梅雨の晴れ間になってくれるかな~

駐車場からリフト乗り場までが意外と長いんです。ま、今日はリフトには乗らないんですけどね。リフトの始発は8時なので、姥沢駐車場泊だとさすがにそこまで待ってられない。ちなみに、リフト片道は600円也。ずいぶんと上がった気がする。

リフト乗り場に向けての車道歩き リフトには乗らんけど

リフトはまだなので歩いて登ります

リフト乗り場の手前でグイっと右に振ります。小尾根を回り込んで、牛首に向けて大トラバースです。この夏道沿いを何度かスキーで下ったけど、スキーでも延々のトラバースだった記憶です。途中から木道を歩くことが多くなります。結構斜めってて、朝露で濡れてて滑る…。

ブナ林を抜け、灌木帯を登り

牛首まで一面のお花畑

斜度が緩むと一面のお花畑となります。素晴らしいです。来てよかった~っと思える瞬間。写真撮りまくりでなかなか進まないパターンとなりました。牛首下の分岐にやってきました。戻り気味に左に進むとリフト山頂駅。右はそのまま牛首へと登っていきます。どっちから周るか悩んだけど、先に月山山頂に登って、帰りに姥ヶ岳経由で下ることにしました。帰りにリフトでの下山の目を残しておこうということです。

景色が開けたかっと思ったら一面のお花畑
雪融け直後の花がたくさんです
秋のような雲が出ています
獲物

牛首までにあった花たち

雪が融けたとこから咲きだす花が中心。種類はそんなに多くないけど、とにかくお花畑が広大。その中を木道が通ってて、そこを歩けるのがありがたい限り。

牛首下分岐あたりは絶好調

牛首下の分岐から稜線に出るまで、道はずーーっといいとこに付けてくれてます。お花畑はもちろん、牛模様で残った残雪の景色も素晴らしい。振り返ると朝日連峰なんですが、ちょっと雲は多めです。天気はまずまずだけど、雲は少し多めかな~。ま、梅雨の晴れ間ですからね。信州あたりは悪そうなので、月山に来てよかったかなと思いました。

牛首下分岐 右はリフト乗り場へ 左は姥沢駐車場へ
ところどころに残雪
遠くの山並みは朝日連峰
牛首に向けての登り
月山らしい景色
スキーの時に辿るルートだな

牛首から月山頂稜へと急坂を登ります

牛首で稜線に出ます。稜線の北側の景色が見えてきます。昨年の春にスキーで来た、品倉尾根の裾あたりも見えてるのかな?よくわからんが・・・。とにかく、興味深そうな地形が広がってます。

牛首からは月山本体への急な登り。GWでも雪融けが早いところですね。花もさっきまでの雪田系から種類が変わって飽きませんな。花はいいけど、天気のほうが…。なんだか急速に雲が増殖中。帰りに歩くことにしている姥ヶ岳までの稜線も雲に隠れちゃいました。ガスガスだったら歩いても意味ない、来た道を戻ろかな~。とりあえず、月山山頂はまだ晴れてるので、晴れてるうちに山頂に行きたい!

牛首
品倉尾根と田麦川
なんか急に雲が増えてきた

月山頂稜もお花畑が広がっています

頂稜の一角に登り上げます。今までほぼ無風だったけど、ここに来ると風がありますね。スキーの時もいつもそう。風はどうでもいいけど、とにかく花がすごい!種類も多いし、なにしろ密集度がすごい!頂稜は雪融け早そうなので、もう花は終わってるのかなと思ってました。ただ、スッキリしたお花畑って感じではなく、無造作に生えまくってる感じ。

月山頂稜に出ました!
蔵王の山並みかなあ・・・?

月山山頂! 東側の無料エリアで休憩

月山山頂は神社になってて、入るにはお金がかかります。スキーで何度も登ってるので有料の山頂はパスです。山頂の東側に回り込んだところで大休止とします。東側も雲が多めです。月山の東にある葉山は見えない。もっと遠くの蔵王の一部は見えてました。

月山山頂へ
ここから先は有料なのでUターン
山頂の東側で休憩とします
山頂北側からの山頂

月山山頂をあとに、姥ヶ岳を目指します

山頂を後に、姥ヶ岳に向かいます。増殖してた雲はすっかりなくなってくれました。リフトに乗って来た人たちが来るタイミングかな、登ってくる人が増えてきました。リフトからだと、姥ヶ岳の稜線経由と牛首下分岐経由の2通りあります。だいたい五分五分な感じ。どっちのコースもそれぞれ趣きがあっていいです。人が多いのですれ違いのストレスを心配したけど、道が広いので大丈夫でした。

下山開始
牛首から姥ヶ岳方面へ
まだまだたくさんの人が登ってきます
姥ヶ岳へも快適な登山道
品倉尾根
月山 歩いてきた道を振り返ります

姥ヶ岳山頂は賑わっていました

姥ヶ岳に近づくとニッコウキスゲが目立ってきます。姥ヶ岳は賑わってました。リフトで登ってきて、姥ヶ岳だけに登る人も多そうな。姥ヶ岳からは湯殿山がよく見えます。カッコいい山なのに登山道がないんですよね~。なんか不思議。スキーだとお手軽なのに。

姥ヶ岳に近づくとニッコウキスゲが目立ってきました
姥ヶ岳は賑わっていました

姥ヶ岳からリフトに乗らずに下山

T世さんはお疲れなのでリフトで下山。ワタクシは多少余力があり、600円を浮かすべく歩いて下ります。下りもお花畑を楽しみながら…という魂胆です。お花畑はよかったけど、その下の灌木帯はちょっと蒸し暑かった。さらに下ってブナ林になると、再び涼しくなりました。お昼近くになってきてるけど、登りの人がたくさんいました。やっぱ人気の山ですな。

リフトの山頂駅

夏の月山には北側にある八合目、弥陀ヶ原からも登ってます。忘れもしない、なでしこジャパンがワールドカップで優勝した日です。見れなかった…。姥沢からと八合目からの月山、記憶を呼び戻しながら比べてみますと…、どんぐりの背比べ、五十歩百歩、または目糞鼻糞か。ロケーションとしては八合目からの方が好みかな~。泊まりになるだろうけど、肘折温泉からのルートも興味ありです。ちゃんと整備されてんのかな?ちょっと心配。ま、夏の月山も素晴らしいってことは確かです。

本日の下山後ラーメンはケンちゃんラーメン鶴岡店

本日のもう一つの重要なミッションは『ケンちゃんラーメン』。これまで酒田の本店、象潟店ともに空振り。営業時間内ではあったけど、麺だかスープだかが売り切れての早じまい。今日も4連休の2日目なので危ういところ。月山から一番近そうな鶴岡店を目指します。こんな時に限って月山道路が渋滞。30分くらいのロスタイムの末、ケンちゃんラーメン鶴岡店に到着。絶賛営業中でした!

わりとタイミング良くて、少しの待ち時間で座れました。メニューは中華そばの小盛&普通&大盛り。あと、油の量と濃さを選べます。とりあえず初めてなので、全て普通で。量的には普通が一般的な大盛りで満腹に。小盛で十分だった、味も濃いめだったので、次回があればあっさり目にしよう。麺は特徴ありあり。カップうどんのどん兵衛の麺を太く、堅くしたような感じ。これはこれで美味しい。が、味の濃さと麺の多さで、途中から胸が苦しくなってきました。最後は頑張って流し込む感じ。お腹も胸も一杯になりました。

温泉に入って八幡平まで

明日は微妙な天気予報。昼前からは雨みたい。久しぶりに八幡平を歩いてみようかなと考えています。雨が降り出す前の早朝に、ササっと散策してしまおうという魂胆。鶴岡から八幡平は遠いな。途中、秋田市雄和のふるさと温泉ユアシスへ。そして、八幡平は見返峠の駐車場まで頑張って走りました。

見返峠の駐車場は有料のスペースはゲートがあります。その下、岩手県側に300mほど下ると無料の駐車場があります。ただ、トイレは有料のスペースにあります。歩くにはちと遠い。だけど、涼しさには代えられない。

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