八幡平BC 沼巡り ドラゴンアイは? 2024/4/29

八幡平の頂上付近にある沼を巡ってきました。黒谷地を起点に源太森、八幡沼、ガマ沼、八幡平頂上、ドラゴンアイ…等々を周遊。ほぼ散策って感じで、滑る要素はほとんどありません。数少ない滑れる斜面も雪が悪かったり…。下山後のデータによると、歩いた距離が8.8キロなのに、登った標高はたったの250mでした。いかに平坦だったかがわかりますね~。ま、何はともあれ八幡平の主要部を満喫してきました。

  • 日程: 2024年4月29日(祝)
  • 天気: 晴れ
  • メンバー: T世
  • 温泉: ユートランド姫神 600円(JAF割で550円)
  • 食事: むら重 生ラム定食が有名な西根の食堂
  • 登山口情報: 黒谷地入口の駐車スペース トイレなし
  • 黒谷地🅿(9:15)
  • 源太森(10:10~45)
  • 八幡平頂上(11:40)
  • 八幡沼の斜面で遊ぶ(12:10~50)
  • 源太森(13:20)
  • 黒谷地🅿(13:55)

八幡平の朝は遅い

昨日は秋田焼山を下りたあとは西根の道の駅で泊まりました。アスピーテラインが開くのは朝8時半と遅いです。でもまあ、八幡平は鳥海のようなロングコースはないので、ほぼ支障がないです。道の駅から緑ヶ丘のゲートまでは30分ほど。朝は5時とかには勝手に目が覚めます。ということで、八幡平の朝は長いのです。ゆっくり朝ごはん食べて、本読んだり何やらかんやらして過ごします。今回の東北遠征では樹海ラインやアスピーテラインから入ったのは4回。八甲田も朝がゆっくり目で、全体を通して朝がゆっくりでした。ロングコースは皆無。

前日に下見済みの黒谷地の駐車スペース。そこそこ広いので朝から争奪戦にはならないでしょう。8時ごろにゲートに着きましたが、並んでる車は少なかったです。黒谷地駐車スペースには一番手で到着。準備中にあと3台くらい来たんだったか…?ハッキリ覚えてませんが。

黒谷地の駐車スペースに 歩きの人も多い

黒谷地から源太森はつまらん

黒谷地の雪壁、ヤマレコか何かで見た記録の雪壁とは別物かと思うくらいに低いです。雪壁と言うにも忍びないくらいでした。一気に雪が減ったみたい。このルートは歩きの人が多いようで、ルートの目印の竹竿が立っていました。今日は黒谷地を起点に茶臼岳と八幡平頂上方面に向かう予定。最初に良さそうに見える八幡平頂上方面に向かうとします。

湿原から小尾根を辿って源太森へ。夏道が通ってるのかオオシラビソの切り開きになっています。展望があまりなくて一本調子な登りでウンザリしてきます。切り開きは滑れる程度の広さがありました。でも、帰りもここを滑るのはヤダなと見まわしてると、左手の丘に木の生えてない斜面がありました。帰りはあそこを滑ろう。

黒谷地の一部?
夏道に沿うように源太森へと登ります

源太森はそこそこの賑わい

一本調子は安比岳分岐ってとこまで続きました。そこから吊り尾根状の稜線を辿ると源太森。源太森では5,6人くらい休憩してました。入れ代わり立ち代わり人がやってきます。源太森からは茶臼岳にかけての山並みが見渡せます。ずーーっとオオシラビソの森。行ってもつまんなさそう。山頂からの眺めは良いらしいけど、それだったら八幡平頂上付近を散策する時間に当てた方が有意義かな~。ということで、茶臼岳はナシにしました。またの機会に。

源太森直下にあった看板
源太森より茶臼岳 つまんなさそ…
源太森より八幡平頂上方面
裏岩手縦走路の山々とその向こうには秋田駒ヶ岳など

八幡沼は広くて景色のよい沼

源太森でT世さんシールをはずします(ワタクシはウロコ板)。八幡沼までの標高差わずか50m弱ですが、今日は滑れる場面が少ないので滑ろうという魂胆です。しかし、緩い上に雪がベタ付いて滑らず…。このベタ付き、GWに各地で猛威を振るっている謎の黒いタールのような物質か…?T世さん曰く、シールの方が滑る…。

滑らなかったけど八幡沼の畔に出ました。八幡平の中で一番大きな沼になるのかな?東西に細長い沼です。既に雪は融け始めてて水の部分が出始めてます。雪が少ないのは残念だけど、少し融け始めてる方が見る分にはキレイでいいですね。八幡沼の右側の畔を歩きます。景色が良くて気分よく歩けました。さっきまでのオオシラビソの中とは大違い。

源太森から八幡沼へ
八幡沼は広々とした沼でした
水の色がとてもキレイ
振り返ります
恐らく雪融けはかなり早いと思われます
陵雲荘と八幡沼

続きましてはガマ沼、八幡平頂上へ

八幡沼から段差を一段登るとガマ沼。ガマ沼には昨年も来ました。ガマ沼は丸い池で、既にドラゴンアイ化が進んでます。ガマ沼まで来ると人通りが多くなって、観光客も混じるようになってきました。人通りの多いメインルートを少しはずして歩きます。そして八幡平頂上へ。展望台に登ってもオオシラビソの森しか見えません。八幡平の山頂は平坦でオオシラビソがビッシリなのです。

こちらはガマ沼 遠くに岩手山
八幡平の山頂にある展望台 展望台に登っても展望はあまりない
沼はたくさんあるけど、やはり鏡沼(ドラゴンアイで有名な)なんですね

さらにドラゴンアイで有名な鏡沼へ

せっかく茶臼岳をパスするんだからと、ドラゴンアイで有名な鏡沼あたりも周遊します。眼鏡沼まではメインルートをはずしながら歩けたけど、眼鏡沼から鏡沼にかけてはロープが張ってあったりで、観光客に混じりながらスキーで歩いていました。鏡沼は形的にはドラゴンアイがほぼ完成してますが、どうも色合いが悪い。水の量が増えてくると色が出てくるんだろうか…?あと雪が汚い…。

まるでドリーネ
眼鏡沼
そしてこちらがドラゴンアイで有名な鏡沼
かなりドラゴンアイになりつつあります
帰り道のガマ沼

八幡沼の壁を滑って遊びます

鏡沼からガマ沼に出ました。そして、ガマ沼から八幡沼の段差を滑って少し遊びます。標高差は20~30mくらいかな~。ここの雪はよかったです。そして、沼に向けて滑るロケーションが最高!帰りも八幡沼の右側の畔を歩いて周回。源太森まで登り返します。

帰り道の八幡平 ここの斜面を滑った
八幡平への斜面
帰りは八幡平の南側を通って源太森へ

帰りは別ルートで滑りました

源太森から登りルートを少し辿って、安比岳分岐の少し手前から右に反れ、登りの時に見た白い斜面へ。まあまあ斜度もあってよい斜面だったのですが、腐れ雪なのに加えて雪面がボコボコ。唯一まともに滑れる斜面だったのに、不完全燃焼でした~。このまま谷の中を滑っていくと、車道脇に広がる雪原に出ました。雪原を歩くこと少々で車道に出て無事下山であります。

最後の黒谷地へと滑った斜面

本日の下山後温泉とラーメン&羊

明日は天気が悪い予報。この悪天を利用して八甲田に移動しよう。ということで、また西根の道の駅で泊まることに。今日の下山後ラーメン&羊はむら重。中休みの時間と重なるので、先に温泉(今日もユートランド姫神)に入ってのんびりしました。ちまたで有名な生ラム定食と味噌ラーメン。美味しかったです!


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