八合目弥陀ヶ原から月山に登ってきました。登山口が既に1500m近くあって、山頂までの標高差は500mほどの楽ちんコース。ずっと開けててお花畑も多くて素晴らしいロケーションが続きます。標高差に比べて横歩きが長い感じが否めないので、若干間延びするかな~とは思います。その点でいくと、姥沢からのコースの方が変化に富んでて楽しいかも。ま、どちらも趣きが違ってて楽しいことには変わりません。
- 日程: 2022年7月31日(日)
- 天気: 晴れ時々くもり
- メンバー: T世
- 温泉: 庄内おばこの里こまぎ 天然温泉 こまぎの湯(550円)
- 食事: 龍上海 鶴岡店
- 登山口情報: 登山口はすぐ満車になるけど回転も速い
このルートは2回目となります。前回は忘れもしない、ちょうど女子サッカーがワールドカップで優勝した日、2011年の海の日3連休でした。海の日からは2週間経った今回は、咲いてる花がだいぶ変わってました。チングルマやハクサンイチゲなどは終わりかけ。ニッコウキスゲやキンコウカの黄色がかなり目立っていました。
前夜は八合目駐車場でお泊まり
7月最終週の土日、土曜日は鳥海山に登ってきました。湯ノ台口からの鳥海山中腹周回です。下山後は涼を求めて八合目まで登っての車中泊。さすがに1500m近い標高なので、快適に寝袋にくるまって寝ることができました。夜のはじめ頃は星空や夜景の撮影をする人たちで、わりと賑やかでした。
日の出とほぼ同時にスタート
4時過ぎに起床。のんびりと準備。この時間はまだ駐車場に空きがありました。ちなみに下山時には広い駐車スペースはほぼ満車に。ですが、路駐の列ができるってことはなかったです。太陽が出るか出ないかの5時過ぎに出発。ちょうど湿原歩いてる頃に日の出です。しっかり日が昇ってからの方が湿原は楽しめるので、往きは3コースある中の最短で。
佛生池小屋に近付くにつれお花畑も盛大に
湿原が終わると笹原の登り。花もほとんどなくてつまらん登り。見ごたえあるのは湿原越しの鳥海山くらいか…。それでも着々と駒を進めていくと、笹原からお花畑に。チングルマなど初夏の花はもう終わりかけ。ニッコウキスゲなどの盛夏の花が中心です。キンコウカが密密に咲いてました。キンコウカは花一つとしては主張のない目立たない花ですが、こんだけ密生してると圧巻です。景色が黄色くなってました。
佛生池小屋で小休止
上空は青空が広がってるんですが、山頂一帯は早朝から雲に覆われています。今日は西風が強くて、月山を超える時に雲になるみたいな感じ。佛生池小屋の先から雲に覆われています。佛生池小屋で少し休憩して、これから雲の中に突入です。
本日の主な高山植物
舐めるような雲に覆われてた山頂でしたが・・・
ここからは雲の中を覚悟してましたが、時折雲が退いて青空が出てます。かと思うとまた雲が押し寄せ…の繰り返しです。繰り返してるうちに、段々と雲の勢いが弱くなってきました。山頂に着く頃には雲はほとんどなくなって、ほぼ青空に。山頂に近くなるにつれ、高山植物もいい感じに。
山頂にいる間はずっと晴れててくれました
とりあえず月山神社の方へ。お祓い受けないと神社内に入れないのでパス。少し戻って踏み跡を上へと登ると、三角点のある月山山頂へ。こんなとこに山頂があるなんて初めて知りました。三角点としては月山初登頂です!少ないけど西風に乗って雲が湧き上がってきます。風が強く、そそくさと山頂を後にしました。
登山道は風下側にあるので、風はそんなに強くない。登山道が広くなってるところで大休止。春の残雪の時期に滑る月山山頂裏の斜面が見えています。そこだけじゃなくて、他にも緩くてテレマーク向きの斜面が月山周辺には目白押しですね。北月山荘へのツアーが最たるものかなと。のんびりできたので、タイムラプスも撮れました。出来の方は動画の方にて。
下りの途中からまた雲が出始めます
すっかり晴れました。登りの時は曇ってたところも、下りは晴れてるので楽しみ。鳥海山に向かって下りていく感じがいいですねぇ。ところが、途中から不吉な感じの雲が出てきて、はじめは面白い雲だなあと思ってたら、そのうちその雲が増殖し、あっという間に空全体が雲に覆われてしまいました。下半分は登りの時にも晴れてたので、まあいいかって感じでした。晴れていたわずかな時間に山頂に入れてラッキーでした。
下山とラーメンと温泉
下山後ラーメンは龍上海の鶴岡店。狙ってたのは鶴岡市の『琴の』だったのですが、行くと行列ができていました。今日は早く帰りたいしな~ということで断念。で、鉄板の龍上海に行ったというわけです。
温泉は鶴岡市街地にある『こまぎの湯』へ。場所的に使える温泉ですな。
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