南会津のむさ苦しい山の旅は2日目。今日は荒海山に登りました。なかなか疲れる山でした。廃林道から河原歩き、ガレ登りのあと急登でやっと尾根道。そこからはアップダウンの連続。次郎岳へは本格的なヤブ漕ぎ。なんといっても、暑さが一番の敵だったかな。喉も乾きまくり。こんな時期に来る方が悪いんですけどね。
八総鉱山跡が登山口です
道の駅番屋を5時過ぎに出て、いったん会津田島で買い出し。セブンで朝飯と行動食を調達。あと凍ったお茶と。
国道から八総鉱山跡への道に入ります。どん付きまで行ったけど、どうやら先客はいないようですね。登山地図上でPとなってる直前で、なにやら大規模な工事をやってます。今日は祝日だけど、工事するのかなあ?邪魔にならなさそうなとこに駐車。今日も虻の襲来に遭いました。昨日より多くてアクティブ。
林道の残骸が残るワイルドな林道跡
林道歩きからスタート。林道歩きと言えるのは少しだけ。林道の残骸が残っている道…が正解かな。草が生えてて、朝露で靴が濡れて鬱陶しい。林道跡を歩いたり、川沿いを歩いたり、何度か渡渉を交えながら進みます。なかなかワイルドな道です。標識や目印は、これでもかってほどあるので、その点は安心。
川から離れるところ、地図に『尾根取付』とあったので尾根になるのかと思ったら、まだまだワイルドな道は続きます。土砂崩れがあったのかな。その土砂崩れのガレを登り、堰止湖を通ってやっと山道になりました。この山道がまた急。ここらへんも標識やロープは完備です。
このルート、豪雨災害でしばらく通行できませんでした。この6月?から通れるようになったばかり。てっきり整備して開通したのかと思ってました。標識やロープは新設されてる感じだったけど、登山道自体はワイルドなままですな。これが本来なのかな?
尾根道になると道は安定するけどアップダウンあり
尾根に上がってしばらくはブナの道。雰囲気も道もよかったけど、良かったのはしばらくだけ。非正規ルートが合流するあたりから、細かいアップダウンが連続。帰りもすんなり帰れんな。道も右側を巻くことが多くなり、巻くとなると道も荒れ気味になります。尾根の右ということは、方向としては西。日陰になるのでそれだけは助かった。なにしろ暑いので。
ロープ付きの急坂を登ると灌木帯。笹や草が被ってて歩きにくい。直下に避難小屋あり。緊急避難のみだな。
荒海山山頂 次郎岳へは笹薮
無人の山頂に到着。非正規ルートからも誰も登ってないのか。クソ暑いこの時期に登る山じゃないのは重々承知してますが、盆休み中なので少しはいると思ってました。展望は良いです。那須、日光の山々、尾瀬の山々、明日登る予定の七ヶ岳が霞んで見えてます。晴れてるけど、視程は悪いです。昨日登った二岐山は見えず・・・。
ここは太郎岳。隣の次郎岳に三角点があります。登頂という場合は太郎岳だけでいいのかなあ?でも、もし次郎岳ってなると、また登りに来ないといけない?行きたくないけど行っとくべきかな。
笹は深いけど、はじめは足元がはっきりしていました。が、そのうちわからなくなり本格的なヤブ漕ぎに。次郎岳に着くやとんぼ返り。帰りは違う踏み跡追ったけど、こっちも途中でわからなくなって、またまた本格的なヤブ漕ぎ。太郎岳に戻って服脱いで、汗拭くついでにダニチェックしときました。ここでお一人様登頂。着くや否や次郎岳へ。
来た道を戻ります。アップダウンの連続は心してたので、それほど精神的ダメージは少なく済んだ。ただ、喉が渇く渇く!尾根から離れるところで完飲。ここを降りれば川だからな。明日はもっとたくさん持っていこう。
川沿いの道。変化があって気が紛れるけど疲れる。単調な林道歩きだと楽だけど飽きる…。登山口に着くと車はボクのだけ。もう一人の人は非正規ルートかな。相変わらず虻がスゴイ!そのまま乗り込んで、国道に出てから靴替えたり身支度したのでした。
今日は温泉が待ち遠しい。たっぷり汗かいたからな~。近くの夢の湯は印象よくないので、ちょっと離れるけどきららの道の駅まで。リフレッシュできたけど、風呂上りも暑い!まだ昼過ぎだしな。このあと、田島のリオンドールで買い出しをし、今日は下郷の道の駅で車中泊です。ちなみに、道の駅下郷の標高は858mとわりと高いけど、涼しくなるまでに時間がかかりました。窓を開けておくと蚊がいるし。
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