鈴鹿山脈遠征2日目は御在所岳。ちなみに昨日は藤原岳。御在所岳あたりには岩登りの練習や沢登りで何度か来ています。しかし、御在所岳の山頂にはまだ登ったことがなかったのです。この機会に山頂を踏んでおこうという魂胆であります。
今日は山頂付近に雲がかかる生憎の天気。せっかくの山頂は視界乏し…。まあ、山頂付近は一大観光地で山っぽさは欠片もなかったですけどね。御在所岳は山頂よりも道中の方が楽しかったかな。奇岩が多くて、登山道も岩場があったりで。
前夜は菰野の道の駅で車中泊です。なんだか古くて小さくてパッとしない道の駅でした。同業者は少なかったので不快ではなかったですけど。朝5時くらいに起きて、まだ暗い中を中道の登山口へと向かいます。すると、なんと正規の舗装された駐車場は満車。タッチの差だったっぽい。一ノ谷山荘の少し上の広くなったところに停めました。昨日の藤原岳といい恐るべし鈴鹿だな~。季節がいいのかな?
登りは奇岩の多い中道で
中道を登っていきます。昨日の藤原岳は石灰岩、御在所は花崗岩です。登り始めから花崗岩むき出しの登山道。奇岩があったり、浸食されてえぐれてたり。時々開けたところがあって、伊勢湾が望めたりしました。今日は天気がいま一つ。下界はまあまあ晴れてる様子だけど、御在所岳山頂には雲がかかり始めました。
地蔵岩付近が奇岩のクライマックス
今回の御在所岳で中道を選んだのは地蔵岩があるから。2本の細長い高い岩が立ってて、その間にサイコロみたいな岩が乗っかってる、よく見るあの岩です。落ちないということで、合格祈願の岩だとか。一瞬、通り過ぎそうになったけど、無事見ることができ、写真に収めることができました。意外と小さくて、もっと大きいのかと思ってましたが。
そのあとも岩場が出てきたりと楽しい道。山頂台地までは見どころなく黙々と登る感じでしたが、今日は登ってる道自体が楽しい。それもキレットを境にだんだんと平凡な道になってしまいます。下半分の方がおもしろかったです。そして、雲の中に突入。もっとおもしろくなくなりました。
山頂周辺は一大観光地でした
急坂だったのが傾斜が緩んで山上公園の一角にでます。富士見岩展望台という、いかにも展望良さそうな場所に。残念ながらガッスガス。舗装された道を歩いて御在所岳山頂を目指します。道は複雑で視界がないのでわけわからん…。標識はあるけど地名がわからん…。ずいぶん大回りしてるのは気のせい?
最後に長い階段を登って御在所岳に無事登頂。濃霧で視界ほぼナシ。人もほぼナシ。あれだけいた人たちはどこへやら~。ここ山頂は展望ないし風があって寒いので、長居する気にはなれません。写真だけ撮って退散です。
山頂からカモシカ広場へはゲレンデを下ってみました
下りは別の道を辿ってみます。ゲレンデの縁を下る踏み跡を追いますが、なんだかよくわかりません…。スマホの地図を見ながらなんとかカモシカ広場へ。しかしまあ、スマホの地図がなかったらわけわからんわ。ほんと助かる。昔は紙地図で必死に探し当ててたんだもんな。もうそんなことしなくて、安易にスマホだよな~
下山は本谷ルートはわからず一ノ谷新道で
下山は本谷というルートを下ろうと思ってました。ところが下り口がさっぱりわからず右往左往。一ノ谷新道を少し下ってみてわからず、また登ってロープウェイ駅まで行ってもわからず、結局のところ一ノ谷新道を下ることとなりました。こちらは中道と違って人が少なく、登山道の手入れ具合いもイマイチ。人気なさそうなコースでした。最後まで本谷コースはわからずじまい。
下山後のラーメン
本日の下山後ラーメン『らーめん 鉢ノ葦葉』。四日市で一番人気みたい。下山で手間取って出遅れたため、開店15分後に到着。駐車場はもちろん一杯で、少し行列も。コインパーキングに停めました。行列は長くなかったけど、ありつけるまでに1時間近く。回転はあまりよくない感じでした。お味の方はなかなかのもんでした。
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