2011年6月12日以来2度目の天生湿原&籾糠山です。日にちとしては前回よりも2日早い6月10日なのですが、前回に比べると季節が少し進んでました。湿原も全体的に草ボーボーって感じで、スッキリ感がなかったです。前回は咲いてた水芭蕉やサンカヨウが終わってました。今年は春先が異常に暖かくて、雪融けも早かったですからね。ちょっと遅かったかな~。ちなみに、秋の紅葉の時期に一度来てますが、この時はちょっとフライイング気味。それでも結構キレイでした。
- 日程: 2023年6月10日(土)
- 天気: くもり たまに晴れ
- メンバー: N畑、T世
- 温泉: 四十八滝温泉 しぶきの湯 620円(JAF割あり)
- 食事: 麺屋 伊吹(高山市ラーメン)
- 登山口情報: 天生峠に大きな駐車場 協力金:500円 トイレあり
5時に出れば8時くらいに着くかな。5時半に波田でN畑を拾って向かいます。天生峠を通る酷道361は直前に全線冬季閉鎖が解除になったうようでした。天気の方は北陸ほど良い予報だったのに、信州から飛騨に向けて、青空が少しずつ減っていったような…。ま、今回の天生湿原と籾糠山は、すっごい晴れてくれなくてもいいかな~と選んでます。展望は籾糠山の山頂で少しあるだけですから。陽射しがあって、少し青空があれば御の字であります。恐らく快晴予報なら他の山に行ってたと思います。
天生峠からスタート
8時ごろに天生峠の駐車場に着くと、思ったよりもガラガラでした。登山口で協力金500円を支払います。小屋やテン場は値上げラッシュとなっておりますが、天生湿原の協力金は12年前の前回から据え置き。整備の行き届いた山道を20分少々で天生湿原の入口です。
天生湿原はやや盛りを過ぎた感じか…
湿原は時計回りの一方通行。冒頭で草ボーボーと書いてしまってますが、湿原はそれなりに見ごたえあって、花やら景色やら写真を撮る機会が多いです。写真撮ったり景色見たりと立ち止まることが多く、前後の人たちと抜きつ抜かれつとなります。お互い様なので、気は遣わなくていいかな~。湿原の水芭蕉は完全に終わっていました。
天生湿原から水芭蕉群生地に
湿原を出て籾糠山に向かいます。湿原を出てからしばらくの間はいい感じの森が続きます。籾糠山へは3つのルートがあります。過去3回で一応どの道も通りました。今回はどれで登ってどれで下ろうか…。最初のカラ谷分岐にいたレンジャーの人に登りカラ谷を勧められました。途中で水芭蕉群生地に立ち寄りました。なかなかの密度で水芭蕉がありましたが、ここも花は完全終了です。
カツラ門は以前のイメージと少し変わってたような…
カラ谷ルートの中間あたりに『カツラ門』があります。3本のカツラの巨木が立ち並んで、それが門のようだから『カツラ門』なのか…?立派なカツラなのですが、以前よりもなんだか景色に埋もれてるような…。おそらく季節が進んでて、下草が伸びてしまってそう感じるのかな~とか。
カラ谷を詰めていって、左から木平探勝路が合流。ここから本格的な登りとなります。しっかりと丸太の階段で整備されてます。協力金が生かされてるんでしょう。過剰整備のような感もありますが、まあ観光地の延長と思えば…。今度は右からブナ探勝路が合流。ニセピークを経て籾糠山の山頂となります。
籾糠山山頂は展望イマイチ
籾糠山の山頂は狭いです。カッパの頭の皿みたいなスペース。たまたま空いたばかりなのか、好位置にある岩をキープできました。狭いので占有するのは気が引けるけど、今日はどんどん登ってくる感じではなかったのでよかったです。背丈高めの灌木に覆われた山頂ですが、北アルプス方向には開けてます。しかしながら、目を凝らすも北アルプスは確認できず…。
下山はブナ探勝路にて
帰り道は木平湿原経由かなと登る時は思ってました。ただ、木平湿原への道は少し登り返しがあります。いったん下山モードになると登り返しはイヤですよね~。ってことで、あっさりと登り返しのないブナ探勝路で下ることに。
帰りの天生湿原は西側半分を歩くことになります。往きほどの感動はないですね。見どころも少な目だし。往きよりも雲が厚くなってきたのも、そう感じる要因かな…?今日の空模様は全体を通して『くもりベースの時々晴れ』といったところ。ま、ある意味『籾糠山日和』です。
下山後の温泉とラーメン
温泉は四十八滝温泉しぶきの湯。下山後ラーメンは古川のが臨時休業だったので、急遽、高山市内にある『麺屋伊吹』へ。以前は松本から荘川に抜けるルート上にあったのですが、高山の市街地に移転していました。以前の記憶は定かではないけど、全然違うラーメンだったなあという印象。醬油ラーメンを食べました。高山ラーメンって感じでもなく、今どきの普通の醬油ラーメン。お味としては美味しかったんですけど、量がめっちゃ少なかったです。他との配分を間違えたんじゃないかと…?
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