即位の礼4連休、2つ目の山は神室山。有屋口から山頂の往復です。わりと人が入っていそうなのに登山道はワイルド。ワイルドというか手入れが入ってない…が正解か。他の登山道はわかりませんが。標高は1300mくらいと低めだけど、スッキリとした稜線が南北に続いていました。紅葉は中腹のブナが盛り。ただ、見栄えの良いブナ林は少なかったような…。尾根が細くて急だったからかな。
- 日程: 10月21日(月)
- 天気: 晴れ時々高曇り
- メンバー: T世
- 温泉: ホットハウスカムロ 300円(JAF割で100円引き)なんと200円
- 食事: 山形市 栄屋本店
- 車中泊: 道の駅よねざわ
- 登山口情報
有屋登山口はゲート付近に5台ほど。少し手前にたくさん停めれる舗装の駐車場がありました。トイレは見当たらず…
- 有屋登山口(8:15)
- 二俣(9:25~35)
- 有屋口分岐(11:20)
- 神室山(11:50~12:15)
- 有屋口分岐(12:40)
- 二俣(14:00~10)
- 有屋登山口(15:10)
前日はヒバクラ登山口から森吉山に登りました。道の駅雁の里せんなんで車中泊し、神室山北の玄関口であります役内に向かいます。パノラマコースで尾根通しに登り、沢コースの西ノ又コースで下りる予定。ところが、いつだかの大雨で壊れた道の復旧作業のために、パノラマコース登山口の駐車場が使えないとのこと。片道2キロ余分に歩くのもなんなので、山の時間が短い有屋口から登ることにしました。
有屋口へ 駐車場は舗装されててきれい
有屋口の登山口は舗装されたきれいな駐車場。ゲートあたりに5台、手前のスペースは2つに分かれてて、20台くらい置けそうな広さ。今日は平日(飛び石連休中ではありますが)なのに10台ほど停まっていました。神室山はこのコースが人気なのかな。
沢沿いの道を歩き始めます
舗装路を少しだけ歩くとゲートがあって、そこから廃れた林道歩き。草が生えてるので早朝や雨上がりの時は靴が濡れてしまいそう。廃れた林道のドン付きからは、沢の右岸に付けられた踏み跡を進みます。この踏み跡がきちんと道になってなくて、けっこう気を遣いながら歩く必要あり。ストレス溜まる感じです。まあ、沢沿いの道だから、キレイにしてもすぐ荒れるからな~。
二股からやっと山道 ブナの黄葉も見頃です!
二股でやっと川沿いの道からおさらば。尾根に取り付きます。道の状態は尾根になったぶん少しは歩きやすくなりました。急な尾根をガンガン登っていく感じ。下りはガンガン下れないな…。
ブナの黄葉は尾根の下の方はまだ緑。1000mくらいが全盛期って感じです。染まり具合はいいんですが、森がスッキリしてなくて、写真映えするところが少なかったです。尾根がずっと急で細かったからかな~。ブナのいいところって、尾根が少し広くなってるとこが多いですからね。今日の尾根は踊り場のようなところもなかったですから。
あと、ブナの黄葉の進み具合としては、昨日の森吉山より100mは遅かった印象。単純に緯度の差なのかなあ…?はたまた他の要因があるとか?海からの距離は同じようなもんだし、風当たりが違うとか。
ブナ帯を抜けて灌木帯へ
約2時間の試練。天気は高曇り。予報は晴れ時々くもり。高曇りの空は、どのくらいの濃さが晴れと曇りの分かれ目になるのだろう…?尾根の取り付きから稜線に上がるまでの標高差は約700m。後半の200mくらいで灌木帯となり、時々展望が得られるように。
稜線に出ました!アップダウンを繰り返しながら山頂へ
稜線に出ました。神室山の山頂より前神室の方が断然立派だなあ。やっぱりパノラマコースを登ってきた方が登り甲斐があったかな…とか思ったけど、あとの祭りですな。次回があればパノラマコースからの周回ルートで来よう。…と思ていたら、稜線の東側の谷が開けてていい感じ。東側からのルートで登るのもいいかな~と思ったり。残りの山人生を考えると、もう一度神室山に登る順番が回ってくるかどうか…
稜線の道は大小アップダウンをこなして山頂へ。稜線に生えてる灌木の紅葉はほぼ終わりですが、それなりに色が残っててキレイでした。
神室山山頂!思ったより展望ヨシ!
山頂には山頂標柱と女子ウケしそうな小さな祠が。少し風があって寒いので、みなさん直下の避難小屋に避難した模様。山頂には誰もいませんでした。寒いの我慢して展望を楽しみます。
一番近くて目立つのが鳥海山。東側からの鳥海山はなかなかお目にかかれないので新鮮。南面に風前の灯火の雪渓が残ってました。あとは栗駒山と焼石岳は多分レベルでですが、わかるようになりました。そして、地図と現物を合わせながら、虎毛山と高松山を特定!どちらの山頂にも避難小屋あり。遠く北には岩手山、南側には月山も見えていました。空は青くないけど、視界はそれなりに効いていました。
寒くなったので下山します
寒くなったので戻りましょう。有屋口の分岐までだけど、稜線歩きはやっぱり気持ちがいいな。登りの時よりも幾分雲は厚くなったようです。日射しもほとんどなくなりました。そのお陰でもないですが、ブナの黄葉が間接照明で照らされたみたいになってキレイでした。下山は上から眺めるのもあって、登りの時よりもブナ林の雰囲気がよく思えました。
急な尾根下りはやっぱり膝に効きます…。そして、二股まで下りてからはストレスのたまる川沿いの道。こちらは心して掛かっていたせいか、それほどストレスを感じることなく登山口へ。林道になってからは『ながら歩き』。写真の整理をしながら歩きます。林道はヒマですからね~
下山後の温泉など
温泉はすぐ近くにあったホットハウスカムロへ。ここは300円と元が安いうえに、JAF割でさらに100円引き。200円で入れちゃいました。逆に恐縮しちゃいます…。
台風20号崩れの低気圧の雲が北に勢力を伸ばしてきました。明日は晴れ間もありそうな予報だったけど、晴れ間があるのは東北の中でも北の方のみ。昨日の森吉山と今日の神室山でだいたい満足できたので、明日はゆっくりのんびり帰ることにしました。
ということで南下。普段だと滅多に通らない山形市で下山後ラーメンを頂きます。食べログ上位の栄屋本店へ。夕方のいい時間にもかかわらず、店内はガラガラ。ホントに人気店かな~と疑いたくなるくらい。中華そばととり中華を頂きます。麺がしっかりしてて美味しかったです。
山形市の栄屋本店 とり中華 中華そば 喜多方ラーメン 橙 橙のラーメン
さらに南下して道の駅米沢で車中泊。翌朝は喜多方で朝ラー。今回は橙という店へ。もともと『蔵々亭』があったところ。店にはまだ蔵々亭の表示が残ってるし、店内には蔵々亭のお土産も。名前が変わっただけなのかなとか思ったり。
東北に向かう時は六十里越で北上したので、南下は阿賀野川沿いから三条に抜けて帰ります。六十里越の道もだいぶ飽きてきました。日本海側も快適な道、そうでない道があるので、五十歩百歩、目くそ鼻くそですね。冬になると六十里越は閉鎖になってしまいますが…。
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