本州最北の青森県の中でもさらに北、下北半島にある縫道石山に登ってきました。縫道石山は岩山。森の中からタケノコのように岩がニョキっと生えてきたような特異な景観です。山頂は遮るものがないので展望良好なはずですが、この日は濃い黄砂の影響で、至近距離にある海さえ見えないという残念な条件。晴れてれば北海道まで見えるらしいんですけどね…。
天気は回復してきたが黄砂が・・・
横浜町の道の駅で前夜は車中泊。夜中のうちに雨が降って、起きた時にはやんでました。晴れ間も見え始めたので、これから回復に向かってくれるかな。…と思って車を走らせていたら、また雲が盛り返してきて雨が降り出す始末。しばらく待機する羽目に。このあと急速に回復してきたのでよかったけど、雨が上がると同時に黄砂に覆われてしまったようだ。
登山口には熊除け鈴の貸し出しボックスが
アプローチは林道かと思ったら、真ん中に線のある舗装された立派な道。その道沿いに登山口があります。スペースは10台以上は停められそう。登山口には熊鈴レンタルの箱が設置されてます。中身は確認しなかったなあ…。よく置いてある杖みたいなもんか。
歩き出しの新緑が素晴らしい!その後は・・・・
歩き始めるとすぐ新緑の森に癒されます。1時間ちょっとで登れる岩山…というモードになっていたので、初っ端から予想外の展開でした。これはいいなあ~と思いながら歩いてたけど、新緑区間はちょっとでオシマイ。縫道石山本体の登りはパッとしない雰囲気の中のつまらない登りでした。ま、短いからいいけど。新緑区間とのギャップがね…。
道中の見どころとしては、新緑以外では春の花、そして唯一縫道石山が望める木の隙間があるところかな。あとのところは黙々と登るのみ!
縫道石山 とにもかくにも黄砂が残念・・・
山頂からの展望はたぶん素晴らしいです。岩山なので高度感満点で遮るものがない展望ですから。しかししかし、今日は濃い黄砂のせいで、すぐ近くにある海でさえ見えません。下北半島や津軽半島、青森湾など特徴のある海岸線が地図と同じか確認したかったんですが…。多少雲があっても海が見えればいいかなと思って、縫道石山を今日に持ってきたのにな~。
本州最果てにある縫道石山は再チャレンジは大変。でも、里に下りたところには縫道食堂(こんな田舎にありながら食べログで高評価)。近くには仏ヶ浦という奇岩の海岸もあるので、合わせ技で丸1日分の観光スペックにはなるんじゃないかなと。長期連休限定ですけどね。
縫道石山ビューポイントと思っていたババ岩に立ち寄ります
帰りにババ岩に立ち寄ってみます。山頂からも見えてたので、さぞかし素晴らしい景観かと期待が膨らみます。が、しかし、想像してたのとチト違う。載せてる写真はいい感じなんですけどね。岩の上から撮って、ギリギリ見えるのがこれだけ。岩の下で休憩してたら、手前の木がジャマでなんも見えません~。最後に新緑区間で癒されて気持ちよく下山です。今日は新緑様様でした!
下山後のお楽しみ 縫道食堂
縫道石山ハイキングに並ぶ扱いの下山後の食。縫道食堂です。こんな辺ぴ場所にありながら、食べログで高評価が多いお店です。メインは海鮮でラーメンもメニューにあるようです。しかし、行ってみますと、出せるメニューは1品のみ。たまたま今日はネタがなかったのか、もうやる気がないのか…?次に来てもあるのか心配になっちゃいます。取り越し苦労だったらいいけどな。
2021年のGWもこれで全て終了です
さて、2021年のGWも明日までとなりました。今、下北半島にいるので、今日明日かけてチンタラと信州に戻ることとします。もちろんラーメン食いながら。大館の桜木屋、上越まで戻ってあごすけへ。あごすけはなかなかチャンスに恵まれなかったけど、やっと行けた!これで今年のGWはおしまいです。不安定な天気が続いたけど、それなりに楽しめました。
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