白馬にある岩岳スキー場の下からスキー場トップのある岩茸山に登り、そこからスキー場の裏手にある朴ノ木平をグルっと周回するトレッキングコースがあるというので、試しに行ってきました。
登りはスキー場を時折絡めながら、朴ノ木平あたりはずっと森の中。森自体は悪くはないけど、なにしろずっと似たような森なので、途中で飽きちゃいました。あと、下山コースの半分は林道&車道なので疲れます。ま、ある程度は予想通り。今日のような微妙な天気の日に当てて正解だったかな…と。
八ヶ岳と天秤にかけて岩岳となりました
土日の天気よい方で八ヶ岳を考えてました。どちらも微妙な感じ…。土曜の朝起きたら空がどんよりしてたので、八ヶ岳は日曜日に行くことに。で、どんよりの今日は白馬岩岳にある朴ノ木平のトレッキングコースを歩いてみることに。岩岳の山頂からの白馬の景色が一番のメインでしょうが、今日はダメだろな…。
ウダウダしてたので遅い出発。岩岳スキー場に着くと、駐車場が賑わっててビックリ。みなさんマウンテンバイクでした。これだけ賑わってれば、冬と遜色ないくらい儲かる?調べてみると4500円/1日券なんですね。登山者はせいぜい往復券だけど、マウンテンバイクは繰り返し乗るから、なかなか良い商売だな。
岩岳スキー場の駐車場からスタートです
ハイキングなんてごく少数は。目立たぬように…。どこから登るんだろ?何も調べてないからわからん。こーゆー時はヤマレコなんかの『みんなの足跡』がとっても役立ちます。そのお世話になり、無事に登山口へ。登山口まで来ると道標はちゃんとあります。
はじめは林道。時々スキー場を絡めつつ登っていきます。林道なんですが、なかなか雰囲気の良い森であります。気持ちが良い!後ろから団体さんが迫ってくると思ったら、学生風のグループ。何かの部活かな?ぶち抜かれました。
電波塔で林道はおしまい。そこから直登の階段が連続。342段。『犬の寝床』だそーな。階段は太ももがキツイ。時々マウンテンバイクのコースの近くを登ります。結構なスピードで下っていくんですね~。楽しそうだけど怖そう…。
山頂が近付くとマウンテンバイクのコースと供用区間も
ゴンドラ山頂駅のある岩茸山が近付くと、マウンテンバイクのコースなのでハイキングコースなのかよくわからなくなります。山道っぽいコースがマウンテンバイクのコースで、砂利道の車道がハイキングコースとなってました。途中で気が付いた…。ゲレンデを歩くようになると、展望が開けてきます。でも、今日は雲がたくさん出てるので、北アルプスは中腹の雪渓が見える程度。残念。
ゴンドラ山頂駅周辺は賑やかでした
ゴンドラ山頂駅周辺は遊ぶ施設が充実してそうですね~。マウンテンバイクの人が一番多いけど、ゴンドラで登ってくる観光客も結構いました。コロナじゃなければ、もっと賑やかなんでしょうね。
とりあえず岩茸山の山頂を踏んで、山の西側の方に回ってみます。絶景のパン屋さんがありました。隣には展望台も。しかし、相変わらず北アルプスは雲の中。近くにあったベンチでひと休みします。
朴木平に向かいます
朴ノ木平に向かいます。はじめはゲレンデ歩き。ゲレンデが大きく左カーブするところで森の中へ。ブナの純林ではないけど、森の雰囲気はまずまず。道も広くて手入れされてて、気分良く歩いていました。ですが、展望はない、森に変化がない、アップダウンも少ない…ということで、だんだんと飽きてきちゃいました。
最後の登り切ったところにテーブル&ベンチ。ここが終点なのかな?地図だとさらに上、1301mってとこまで山道マークがあります。少し探ってみると踏み跡はあるけど、かなりヤブっぽい。ですので、せっかくあるテーブル&ベンチで休憩。展望はまったくナシです。
下山ルートは林道&車道歩きが長くてうんざり~
下山ルートは楠川に向けての尾根一気下り。効率よく下っていくので、川まではあっという間。ここからが長い。林道と車道合わせて4キロほど。これなら終点から岩岳スキー場に戻って、往復コースにした方がマシ。車道を4キロも歩くより、変化はなくても森の中の方がいいです。
岩茸山への登りも少し車道歩きがあるので、全体の半分は車道歩きってことになります。展望は岩茸山の山頂周辺だけだし、ここはトレッキングコースというよりトレーニングコースと呼んだ方がいい気がしました。個人的にはですが。
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