裏磐梯 中ノ湯跡上、銅沼、凍ってないイエローフォール

裏磐梯側から磐梯山に登るルートを探りに行ってきました。今年は雪が少ない上に時期的に遅く、おまけに強風予報。はじめから途中までのつもりで出掛けます。稜線は灌木の密林地帯となり、中ノ湯跡の一段上まででやめときました。歩きの登山者が多かったことからも、裏磐梯からはスキー向きではなさそう。

銅沼まで下りてからイエローフォールを見に行きますが、既に氷の欠片もなく水流となっていました。とりあえず銅沼周辺は景観がとてもよかったです。

裏磐梯スキー散策 銅沼&凍ってないイエローフォール&中ノ湯跡上まで
  • 日程: 2020年3月21日(土)
  • 天気: 晴れ時々くもり
  • メンバー: T世
  • 温泉: 喜多方道の駅 蔵の湯
  • 食事: 喜多方ラーメン2食 朝:壱席参頂 夕:大喜
  • 登山口情報: 裏磐梯スキー場 1回券500円×2 リフト使うほどでもないが場代の意味で
コースタイム
  • 裏磐梯スキー場トップ(9:25)
  • 中ノ湯跡(10:35~55)
  • 約1400m地点(11:15~25)
  • 銅沼(12:10~30)
  • イエローフォール(13:10)
  • 裏磐梯スキー場トップ(14:15)

喜多方なのでまずは朝ラーから 壱席参頂へ

春分の日の3連休。東北北部まで行きたかったのですが、天気予報はパッとしません。山一つだけではアレなので、日光東照宮と喜多方ラーメンをオプションに付けて形にしました。というわけで、この日はまず朝ラーからスタート。お初であります『壱席参頂』へ。やや薄味でございましたが、朝なのでちょうどよかったのかな。

裏磐梯スキー場がアプローチです

久しぶりに吾妻連峰にでも…と考えてましたが、強風が吹き荒れそうとのことでヤメ。裏磐梯の散策系に変更です。裏磐梯スキー場への車道が穴だらけで、軽の小さいタイヤでは大変でした。普通車も大変そうだった。登山は一段下の駐車スペースに停めさせられます。

スキー場のてっぺんまではリフト2本。500円×2です。歩いてもたいしたことないけど、ここはまあお金を落としておこうかなと。リフト終点からは磐梯山の荒々しい北面が、振り返ると桧原湖と吾妻連峰。スキー場はショボいけど景色はいいなあ。

裏磐梯スキー場のリフトを使いました
裏磐梯スキー場のトップより 湖は桧原湖

歩き始めるとすぐに銅沼に着きます

きのう降ったベタ雪が結構積もっています。滑るのは大変だな…。ま、滑るところはほとんどないけど。歩き始めてすぐに銅沼。正面には荒々しい磐梯山の火口壁。素晴らしいロケーション。雪は少ないんでしょうね、すでに融けてる部分がありました。どうしも逆光になってしまうのが少々残念。

銅沼は一部融け始めてました
櫛ヶ峰は端正な形してます

銅沼からは夏道に沿うように中ノ湯跡へ

銅沼から中ノ湯跡を目指します。灌木のところはヤブっぽいです。木が大きくなると歩く隙間は十分。全体的にダケカンバが目立ちます。適当に登っていくと、だいだい夏道に沿うようになりますね。稜線に上がる最後のところだけ急になります。

裏磐梯も例にもれず雪少ない
中ノ湯跡の建物が見えてきた

中ノ湯跡でひと休み 景色のよいところでした

稜線に出たところが中ノ湯跡。廃墟です。解体せずに朽ち果てるのを待つのみなのか…。温泉は沸いていました。好きな人は入るんだろか…?建物の陰で風を避けて休憩。

山には何人か入ってるはずだけど、スキー場からここまでトレースなしで誰にも会わず。みんな櫛ヶ峰側から登ってるみたい。まあ、そっちの方が険しそうだから、周回なら登りに使うわな。

朽ち果てていくのを待つだけなんだろか?
裏磐梯と吾妻山がよく見えてます

中ノ湯跡の一段上までで今日はおしまいです

中ノ湯跡からは稜線になるので、生えてるものが灌木に変わります。登るにつれて密林に。風も当たるので雪が堅い。一段登った景色の開けるところでやめときます。ここらへんはツボ足向きのルートだな。確認してないけど雪が多ければ山腹を通る方がいいかも。まあ、どっちにしてもスキー向きではないな。

中ノ湯跡上からはスキーが使いづらい稜線
雪庇から崖をのぞき込みます
吾妻山 グランデコのスキー場がよくわかります
この付近はダケカンバが多いですね
西には真っ白な飯豊連峰も

中ノ湯跡から滑って銅沼で休憩

引き返しますが、ここは滑れないので背負って少し下ります。斜度が緩んだところでスキーに。尾根をはずれて池に滑り込みました。中ノ湯跡からはほんのひと滑りだけ疎林の斜面。重重だったけど数ターンできました。平坦地まで下りてしまうと、銅沼までは緩い登りもあったり。ここはウロコ向きだな。

銅沼のほとりで休憩。磐梯山北面の爆裂火口壁、朝よりも陽当たりが良くなって見栄えがいいですね。磐梯山よりも隣の櫛ヶ峰のほうが端正でカッコいい。ここからイエローフォールを見に行きます。1週間前の記録では既に氷瀑は融けてましたけど…。朝はなかったけど、今はたくさんのトレースがあります。凍ってなくてもイエローフォールツアーは人気のようです。このへん一帯が素晴らしロケーションですからね。

再び銅沼に戻ってきました
午後になって日当たりが良くなってきました
融けてしまうのも時間の問題か

凍ってないイエローフォールを見学に

トレースは縦横無尽に付いてますね。適当に辿っていきます。今日は暖かいこともあってか、滝は氷の欠片もありませんでした。チョロチョロと水が流れています。お手軽なので、また凍ってる時に見に来るとするかな。滝の西側をさらに登ったところから滑ってスキー場に戻りました。

イエローフォールを目指します
山体崩壊して残ったところってことか
櫛ヶ峰
イエローフォールに来てみたけれど、既に融けておりました
少し登ってから滑ることに
桧原湖
みたび銅沼
時間とともに日当たりが良くなってくるので銅沼は午後がお勧め

朝は圧雪車が整備したてで滑ると気持ちよさそうだったゲレンデ。下山の頃にはベタ雪と化し、ターンすると止まってしまいます。お客さんそこそこいるけど、これじゃあ子供も楽しくないだろうな…。

下山後の温泉とラーメン ついでに翌朝ラーも

温泉は喜多方の道の駅へ。コロナの影響か空いてましたね。座敷なんかガラガラ。おかげでのんびりできました。そして本日2杯目。夕方の喜多方は難しいですね。夕方は営業してる店が少ないです。営業時間内でも売り切れで閉まってたり。そんな中、大喜が開いてました。朝の壱席参頂とは対照的に、かなりしょっぱめなスープ。下山後だからちょうどよかった。道の駅あいづでお泊り。


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