年末年始、富士山を南側から見るハイキング2日目は、伊豆の付け根にある城山と葛城山に登ってきました。城山は岩登りで有名な山。葛城山は今まで知りませんでしたが、山頂が『碧テラス』というオシャレに整備されインスタスポットみたいになってました。ロープウェイで登ってくる若者で賑わっててビックリでした!思わず混じって長居しちゃいましたけどね。富士山の上半部に雲がかかってて、それだけが心残りです。
2021-22年末年始は10連休。今年も九州ハイキング旅行を企ててたけど、どうもかなり強い寒波がやってきそう。九州の方まで影響ありそうで、高い山は辛い山になってしまいそう。軟弱なもんで、ごく少ない晴れエリアを求めて関東周辺の低い山をつなぐことにしました。で、今回は静岡の浜石岳、伊豆の葛城山、神奈川の矢倉岳の3つに登ってきたのでした。
三保真崎海水浴場で夜明けの富士山を
夕べは日本平の駐車場で車中泊。夜景スポットなのか、夜中も結構な騒音でした。寝るとこ選択ミスだったな。日本平に泊ったのは、昨日の夕方にも行った三保真崎海水浴場からのご来光を見るため。海岸まで車を乗り付けて日の出ショーを観覧。日の出ショーと言っても、太陽を見るよりも富士山が染まるのを眺めていました。写真撮影もタイムラプス撮影も課題山積です・・・。
葛城山へは城山登山口から登ることにします
一路、城山登山口へ。葛城山へは何本か登るルートがあります。葛城山は知らなかったけど城山は知ってたので、なんとなく城山を絡めたくてこのルートに。城山登山口には正式?な駐車場がない様子。路肩が広くなったところに駐車。一般車の通りは少なそうなのですが、あまりはみ出して停めたりすると苦情の素になり、今後の駐車が厳しくなる恐れあり・・・かな~って雰囲気。今日は十数台くらいありました。
城山はクライミングで有名だけどハイキングも
登り始めるとすぐにクライミングルートと分かれます。ハイキングの人が間違って入り込まないよう、念を押すように案内板が設置されてます。竹林だったり照葉樹の林だったり、伊豆らしい雰囲気が大半。一ヵ所だけなぜか開けた明るい森がありました。もしかしたら、昔は何かあったところの跡地なのかなとも思ったり。
分岐から城山へ立ち寄ります
城山分岐でせっかくなので城山に向かいます。山頂に近付くにつれ岩が露出してきました。クライミングの山の面影がチラホラ。山頂は東側だけ開けてます。一番左に富士山が見える格好ですが、あいにく富士山には雲がかかってます。城山はまだいいけど、葛城山では晴れて欲しいなあ。葛城山からは海岸線越しの富士山が見えるらしいので。
あとは右側の方には天城山。正面には伊豆スカイラインが通るたおやかな山並み。その左には雪なのか霧氷なのかで白くなった箱根山が見えています。眼下には大仁の街が近いです。
葛城山へは最短ルートの南側の尾根を登ります
分岐まで戻って葛城山を目指します。正式なルートでは葛城山の本体を大きく西半分を回り込み、わりと北側から山頂に登るようになってます。ヤマレコのみんなの足跡とかだと、距離が最短の南からの尾根を登るルートが主流のようです。登りを最短で、下を大回りで下ることにしました。
南側の尾根を登るルートは、やっぱり正式なルートって感じではなく、踏み跡程度が発達したような道。道標はあまりなくて目印を追って登っていきます。ジグザグが切ってあるとこもあるけど、全体的にはかなりの急傾斜でした。これを下りにもってこなくてよかったです。
登り着いた頂上南端はパラグライダーの出発点?
急傾斜を登り終えたところが、葛城山の南峰とでも呼びたくなる南側のピークへ。ここは樹林が切り開かれてて東の展望が良好。吹き流しとかあるので、恐らくパラグライダーの出発点なのかな。ここから、さらに北に踏み跡をたどると、メインの葛城山山頂部へと至ります。
葛城山は『碧テラス』というオシャレ観光地でビックリ!
北側の山頂部の南側のピークには展望台あり。そして、観光客がゾロゾロと目立ち始めます。結構若者が多いぞ。三角点と展望台のある葛城山の山頂では、さらに賑やかさが増してきます。そして、ロープウェイの駅まで行くと、オシャレな観光地。インスタ映えするデートスポットのようです。『碧テラス』と書いてあります。最近は〇〇テラスってのが流行ってるのかな。ザック背負って汚い格好した登山者は浮きますね。
葛城山へは古いガイドブックを参考にやってきました。ロープウェイが通ってるのはわかってたけど、まさかこんな小ぎれいに整備されたところとは・・・。ここにそぐわないいで立ちではありましたが、1時間以上もゆっくりさせていただきました。
碧テラスにはビックリ仰天でしたが、肝心の富士山展望な・・・。城山の時よりも富士山っぽい感じはあったけど、富士山の上半分が見えない。横にたなびく雲にずっと隠されてます。雲がなくなることを期待してタイムラプスを撮り続けましたが、苦労の甲斐なく雲は取れず。日本海側は大雪のようで、太平洋側は天気いいんですが、風はかなり冷たいです。耐えきれなくなり下山。
下山は西側を大回りするルートで
帰りは西に大きく回り込む正規と思われるルートで。山頂直下の下りはそんなにきちんと整備されたような感じではなかったです。直登ルートよりはだいぶマシでしたけど。車道を歩いて、発端丈山方面からの道が合わさると、街道のような歩きやすい道に戻ります。あとはチンタラと下って城山登山口へと帰着であります。
下山後の温泉とラーメン
今日は葛城山の後、三島のスカイウォークに行ってみるつもりでした。せっかくなので夕陽に合わせてみるかなと、先に温泉とラーメンを済ませます。下調べしてないのが悪いんですが、まさか17時で営業終了するとは思ってなかったなあ…。夜もやってるのかと思ってました。既に時間は16時過ぎ。入場料が1100円もするので、駆け足で回るには勿体ない。ということで、またの機会に回すことに。
ラーメンは三島市の鈴福。3時とか中途半端な時間だったにもかかわらず、ひっきりなしに入れ替わり立ち替わりお客さんが来てました。回転早いにもかかわらずです。普通のラーメンがすごく美味しかったです。
夕暮れの大観山で本日の〆
で、代わりに箱根に上がって大観山に行ってみます。既に日は沈んでしまったけど、芦ノ湖と富士山の暮れゆく景色を見ることができました。ご来光もいいかと思ったけど、さすがに箱根で寝るのは寒そう。小田原経由で道の駅足柄まで下ってから寝ました。
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