京都の清滝から表参道で愛宕山に登ってきました。学生の時に4年間住んだ京都ですけど、愛宕山なんて全くもって知りませんでした。山頂には愛宕神社。展望はほとんどなくて、登山というより参拝って感じかな。そんな愛宕山だけど、下山時には登ってくるたくさんの人とすれ違います。ファミリーが目立ったなあ。
愛宕山に登ろうと思った動機は三百名山だから。山登りできる時間も多くは残ってないので、最近はタイトル戦的な山登りも意図的に増やしてます。でなければ、なかなか愛宕山に登ろうとも思わないでしょう。山登りができなくなる前に、三百名山くらいは登っておきたいなと思っております。
さくらや青木駐車場に車を停めました
愛宕山の核心はアクセスかな~。マイカーだと登山口近くの駐車場に停めるの一択。よく調べればもっと良い方法があったのかどうか…?さくらや青木駐車場です。朝6時半に開いて、駐車料金は1200円/1日。なかなかの料金なんですけど、京都と考えれば妥当な線か。
泊ってた亀岡の道の駅を5時半過ぎに出たら、ちょうど駐車場に6時半着。混んでるか少し心配したけど、前に2台のみでした。とりあえず停めれたので核心はクリア。
出だしからつまづきます 違うとこ登った
清滝川にかかる橋を渡って、『愛宕山神社参詣表登山道』と書かれた標柱のところから登っていきます。少し登ったけど、なんだか様子が変…。『私有地につき無断で・・・』とか書いてあるし。紛らわしい標柱と階段にだまされた。せっかく少し登ったけど、振り出しに戻ります。『ここは違う』と下に書いといてほしかった。
愛宕山表参道を登ります
少し先に回り込んだ鳥居のあるところが本物の登山口です。傍らにはバイクや自転車が停めてあります。近くに住んでれば、バイクか自転車が一番有効かな。急な舗装路を登っていきます。ずっと急な舗装路だったら嫌だなあと思ってたら、途中から階段になりました。
五合目までは急傾斜。グイグイと標高を稼ぎます。愛宕山は924mと低いけど、登山口が80mくらいしかないです。標高差は850mくらいになるから、かなり本格的なスペック。距離は4キロちょっと。ファミリーハイキングって感じじゃないよな~。下りてくる人と何名かすれ違いました。暗いうちから登ってるのかな?きっと『毎日愛宕山』みたいな人も多いだろうな。
以前の台風の影響か倒木が目立ちます
五合目からは傾斜が緩みます。たまーに木立の隙間から展望あり。桂川が蛇行しながら流れてるのが見えました。目立ったのは倒木。一昨年の関西で猛威を振るった台風によるものなのかな?参道をまたいで倒れてる木がたくさんあった。通行に支障はないけど、またいだまま放置されてるのが多いです。片付けるのも大変なんだろうな。
総門をくぐってやっと愛宕神社境内へ
変化の少ない参道なので、いい加減飽き飽きしてくるころ、やっと総門と書いてある山門。やっとこさ境内に入った。境内だけ紅葉する木が植えられてて、ちょうど見頃な感じでした。ただ、まだ太陽が低くて日当りが悪く彩りに欠けました。さらに進むと目の前に長い長い階段が…。これを登れば山頂なんだな。下界から愛宕山を見ると、山頂が突起状になってます。この突起部分がこの階段ってことか。
長い階段を登り切ったところが愛宕神社、愛宕山山頂!
階段を登り切ると愛宕神社本殿。ここは日本全国に約800ある愛宕神社の総本山とのこと。さすが京都だな。愛宕山の山頂はこの本殿で占められています。最高点がどこだかはわからないけど、神社にお参りしとけば愛宕山登頂だな。
階段下の社務所近くで休憩します
本殿で休憩するのもなんなので、長い階段を下ったとこにあるベンチで休みます。汗だくでここまで登ってきたけど、山頂部は結構な風が吹いています。途端に寒くなって、ゆっくりは休んでられない感じに。本日は20年ぶりくらいのダブルヘッダー。このあと六甲山に行く予定。とっとと下るかな。
下山時には多くの登ってくる人とすれ違いました
登る時はほとんど人がいなかったのに、下る頃になるとどんどん登ってきます。登山っぽい姿の人は少数派。ファミリーハイキングやご近所お誘いあわせで来たような人が多数派。表参道は道幅が広いのですれ違いのストレスはなかったのでよかった。
下山したら駐車場は満車。停められなかった人は他の方法を考えるんだろうか?
今日はダブルヘッダー。下山後は高速に乗って有馬温泉へ。有馬温泉から六甲山に登ります。
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