20年ぶりの能郷白山に登ってきました。前回は能郷谷からで、今回は温見峠からです。前回の時は温見峠への国道が通行止めだった記憶。逆に今回はなんか能郷谷の登山口に行く道が悪そうな…。まあ、登ったことないとこから登れてよかったです。
天気は悪くはないけどいま一つな感じ。部子山や銀杏峰、荒島岳は見えるけど、経ヶ岳や白山は見えませんでした。ちょうど山頂くらいの高さに雲がかかりやすいみたいで、遠望は効かなかったです。風も強かったし、寂しい景色。
能郷白山行きは当日朝に最終決定
前日は霊仙山に登っていました。翌日の今日、御池岳に登るか、能郷白山に登るかまだ迷ってたので、道の駅池田温泉で泊まります。当日の朝、予報的には似たようなものだけど、どっちかというと北の方がマシそうだったので、能郷白山に決定です。御池岳は霊仙山と似てそうな感じもあったし。
酷道で有名な国道はそんなに酷道ではなかった
酷道で有名な国道157号線。根尾を過ぎると細くなります。どんな酷道なのか不安半分、期待半分。通ってみますと酷道とはいえ国道。完全舗装だし、道幅も狭いとこはあるけど、思ったより広いとこも多かった印象。まあ、登山口への林道と思えば悪くはないかな。国道だから酷道。
温見峠へは本日一番乗り。駐車スペースがあるのかと思ってたら、路肩の広くなってるところに停める感じ。10台くらいははみ出さないで停めれるのかな。交通量は少ないし、トラックは通らないはずなので、あまり気を遣わなくても大丈夫そうです。もちろん程度にもよりますけどね。到着直後に2番手の車が。長野ナンバーだけど東京の人でした。
温見峠からスタートです
はじめはブナ林。真横から朝日が当たってきて幻想的。そのうち急になりました。読んだ記事に急だとは書いてあったけど、ホントにかなり急でした。道の付け方として、ジグザグじゃなくて大部分が直でしたからね。ホントに急なとこには鉄製のハシゴあり。日付を見ると2021年10月となってました。まだホヤホヤですな。
コロンブスピークから山頂まではなだらかな笹原
この急坂は1498mのコロンブスピークまで続きます。登山口が約1000mなので、約500mの標高差。『コロンブスピーク』だったり『臥竜ダケカンバ』だったり、遊び心のある看板がいくつかありましたね。わりと新しめのばかりでした。
コロンブスピークから山頂までは距離はあるけど標高差は100mほど。樹林帯を抜けて笹原に。展望を期待したけど、笹の丈が高いので展望はよくなかったです。でまた、天気の方が悪くなってきて、青空がほぼなくなってしまいます。テンション下がりますね。傾斜が緩くなってきてからは、ところどころ雪が残ってます。歩くには支障なし。
能郷白山山頂はあまり展望よろしくない
コロンブスピークからは登りベースながら、緩いアップダウンも混じります。ひょっこりと山頂へ。展望は東側半分だけで、灌木に囲まれた山頂。前回は20年くらい前に登ってて記憶はほぼないけど、こんなに展望ない山頂だったかなあ。。。風も強いし、とっとと帰るモードになってたところ、少し先に奥の院というピークがあったので行ってみることに。
奥ノ院のピークはまずまずの展望
奥の院は疎らに灌木はあるものの、展望は山頂より数倍ありました。山頂をかすめる高さの雲が多く出てて、空気もあんまり澄んでません。部子山、銀杏峰、荒島岳は見えたけど、白山は形跡もなし。わりと近いはずなのに。同じ白山だし。その他の方向も近めの山は見えるけど、どれが何山やらさっぱりわからず。奥美濃は馴染みない。
相変わらず風は強め。でも、気温は暖かいみたいで極寒ではなかったです。気温低くてこの風だと、恐らく長居はできなかっただろうな。ということで、少し寒さに耐えながらですが、ゆっくり休憩できました。途中から晴れてきたのがありがたかったです。遠望は効かずじまいでしたが…。
下山はツルツル急坂で苦労しました
天気もいま一つでパッとしない印象になってしまった能郷白山。昨日の霊仙がよかったからいいか…と、心置きなく下山開始。登りでは冷えて堅かった地面が、時間とともに緩んでベチャベチャに。霜が融けた後は滑ること。下り中に何組かとすれ違います。やっぱこの時期7時発は早いんかな。
下山後の温泉 ラーメンはなし
温見峠から越前大野へと通り抜けます。福井側も酷道ではなかった。福井側の方がカーブも少なくて道も細くなかったような。越前大野できんつばを求めるも、すでに売り切れ。九頭竜温泉平成の湯で汗を流して帰ります。コンビニで腹をもたせつつ、豊科まで戻って丸亀製麵で夕食と相成りました。
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