この土日はかなり強い寒波が襲来してくるもんで、内陸を含めてスキーできそうなエリアは荒れ模様な予報。それならばと、天気優先で晴れる山梨で行き先を探します。晴れ予報とは言っても微妙なので、行程の短い山、ハズレても悔しくない山…ということで、四尾連湖から蛾ヶ岳となりました。天気は及第点。思ってたより富士山が大きく見えてくれました。山頂の雰囲気もまずまず、四尾連湖もまずまず。
- 日程: 2022年2月5日(土)
- 天気: 晴れ時々くもり
- メンバー: T世
- 温泉: なし
- 食事: 頂 韮崎市ラーメン
- 登山口情報: 四尾連湖 水名荘第二🅿 400円
いつも参考にしている 富士山の見える山 ベストコース45 という本から蛾ヶ岳をチョイス。この本に掲載されてる山もずいぶん登ったもんだ。この本の区分けで、富士山周辺は16/17山、丹沢・箱根は6/8山、伊豆・駿東は4/6山。残り少ないので制覇もしたいところだけど、いいとこから登っていくもんで、残り物はいま一つなのかな…と。
水名荘第二駐車場に駐車
安曇野を6時半頃出発して、四尾連湖には9時前の到着。先客は数台程度。登山口付近の水名荘第二駐車場に停めました。料金は400円。四尾連湖エリアはどこも400円と思われます。軽トラが料金所になってて、置いてある封筒に車のナンバーを書き、お金を入れ、小さく開いてる助手席の窓の隙間から中へ投入。おもしろいシステムでした。
登山道は手入れされてて歩きやすい
四尾連湖から蛾ヶ岳までは単純な標高差は400m弱。標高差に対して距離は長めで、約3キロあります。四尾連湖からグイっと稜線に登り、そこから2キロはほぼ平坦みたいなもの。で、最後に蛾ヶ岳に向けて100mの急坂となります。道中は樹林帯で展望はほとんどナシ。部分的に明るくサッパリした林はあるけど、全体的にはいま一つの林相でした。
蛾ヶ岳山頂は南と北が切り開かれてて展望良好!
蛾ヶ岳山頂は富士山の見える南側、南アルプスや八ヶ岳、甲府盆地の北側が伐採してあって展望が確保されてます。全体的な雰囲気もいいですね~。富士山方向を向いて座れる新しいベンチもありました。先客は2名。そのあと単独の人が2人。まあまあ人気の山。この時期、この天気に適した山ってところか。
富士山は山頂付近にずっと雲が居座ってます。強い冬型で西風による雲なのかな。北側はいかにも寒そうな空。南アルプスや八ヶ岳には雪雲がかかってます。着いた時には見えていた金峰山にも、いつの間にか雪雲架かって見えなくなりました。ここは概ね晴れ。風も弱いんですが、曇って風が吹くと途端に寒くなります。
帰りに大畠山と四尾連湖に立ち寄りました
帰りは大畠山に立ち寄りました。山頂には電波塔。で、甲府盆地側は思いっきり伐採されてます。おかげで展望がいいんですけどね。ここにも蛾ヶ岳にあったのと同じ新しいベンチがありました。大畠山からは四尾連峠経由で四尾連湖へ。
せっかくなので四尾連湖を1周して戻りました
四尾連湖に下り着いたところが水名荘。四尾連湖観光の拠点のようですね。季節柄静かですが、シーズンは賑わうみたい。せっかくなので1周します。日当たりの良い池の北側に氷があっておかしいなあ…と思ったら、今日の風で流されてきてるみたい。まるで流氷だな。対岸にはキャンプ場。駐車場から離れているので、豪勢なキャンプは大変そう。少人数でひっそりキャンプ向きかな。
池の南側の岸辺は凍ってます。巨大で丈夫な霜柱がびっしりと岸を埋めています。乗っても壊れない。水の中の氷は透明で、泡がそのまま凍ってたり、面白い模様で凍ってたり、四尾連湖がなんだか楽しかったです。オシャレなカフェもあったり。コテージはボロそう。標高は900mなので、夏は涼しそうですな。5分ほどで駐車場に戻って無事下山であります。
下山後のラーメン
温泉はパス。山が短く汗もかかず、こんなご時世なので無理に入ることもないでしょう。ラーメンは食べました。狙ったとこが行列できてて悩んだけどパス。名前書く方式ならいいけど、並ぶ方式でこの寒さではね。で、仕方なくでもないけど、韮崎の交差点にある頂へ。コッテリかと思ったけど、そうでもなかったです。まずまず。
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