Y崎さんちと白馬大池小屋のテン場で宴会してきました。土曜日は午前中に白馬大池に着いて夕方まで飲んだり食ったり。土曜の午後は雨が降ったりやんだり。タープで屋根作って宴会場を確保です。テン場も予約制で広々と使えて快適でした。翌日は朝だけ晴れそうなので小蓮華山へ。
1日目
2日目
昨年よりは少しマシになったものの、今年も山小屋やテン場事情は厳しいです。予約制のところがほとんどで、料金も跳ね上がってしまってます。コロナで客数制限してるので、単価上げないと割に合わないのは理解できるんですが…。今は仕方ないとして、コロナが収束して元通りに戻っても、料金は高止まり…を一番恐れてます。
梅雨明けしてて夏真っ盛りなはずの7月31日に白馬大池のテン場の予約が取れました。今年は梅雨明けは早かったものの、不安定な天気が続いています。毎日のように午後になると雷雨です。雷雨は山の大敵。当日の予報も不安定で、雨マークが付いたりしてる予報会社もあったり。初日は早めの到着、翌日も早めの下山で、なんとかやり過ごせるのかなあと思って決行です。
■7月31日(土) 蓮華温泉から白馬大池小屋
ウチは蓮華温泉イン、Y崎さんちは栂池イン。栂池の方が楽だが、近場なのに費用がかかるのがシャク。テン場代に加えてロープウェー代もとなると大きな出費。ロープウェイの往復で3380円だもんな。ちなみみ、白馬大池のテン場は1張り1000円+1人1500円です。ですので、2人だと4000円ということになります。
蓮華温泉インとなると、心配なのが駐車場。今のご時世、北アルプスで駐車場の心配が要らないとこなんてないよな~。確実に正規のスペースに停めようとすると、前夜のうちに入っておくしかない…。それもナンなので、路駐覚悟で6時過ぎに行ってみたら、なんと正規の駐車場に停めれました。ビックリです。完全予約制で人数絞られてる上に、コロナが増加傾向、天気予報も芳しくない…ということで、取りやめた人も多かったのかも…?
蓮華温泉から白馬大池へ
朝から快晴です。朝日岳や雪倉岳がクッキリ見えております。先々週に行った白高地沢も良く見えてますね~。いきなり汗ダラダラかきながら登ります。こりゃあ白馬大池に着いた時のビールが旨いぞー!と思ってたら、あっという間にガスに巻かれてしまいます。涼しくなったのはいいんですけどねえ、唯一の展望地と思われる天狗の庭は展望ナシ。
天狗の庭で新潟のテレビ局の取材を受けました。『上から撮りますんで、登ってきてください』とか、同じ質問されたりとか、先方にも色々と構想があるようですね。天狗の庭周辺は高山植物がたくさん咲いてました。荷が重いので写真は帰りに撮ろう!標高的には天狗の庭で約3分の2。ただ、天狗の庭からは道の傾斜が緩むので距離がのします。
9時半には白馬大池のテン場に到着
9時半くらいに白馬大池に着きました。テントが数張りありましたが、すべて昨日泊のテントでした。張ったまま小蓮華山とか行ってたと思われます。ちなみに、ここは朝10時までに撤収しないと、追加料金がかかるとのことです。前日のテントと当日のテントがスムーズに入れ替わるようにするには良い方法なのかも。
ということで、本日のテン場到着一等賞!時間的に栂池を早く出てきた人がもう着いてる頃かと予想してました。予約してあるから溢れることはないので、みなさんのんびりなのかも。選びたい放題なので逆に場所選びに悩んじゃいました。
白馬大池にもテレビの取材が来てました。同じ局なのかな?聞くと、8月のいつだかに放送されるとのこと。もちろん新潟だけで、長野県は放送されませんが…。
白馬大池キャンプ宴会です
Y崎さんちを待ちながらビールがススム君。お昼ごろになって雲行きが怪しくなってきます。本降りになるとテント内に避難。降ったりやんだりの繰り返し。そうこうしてるうちにY崎さんちが到着です。テントを張り終え、2つのテントに被さるようにタープで屋根を張りました。これで雨は怖くない!強風はヤバいけど…。コロナじゃなければ、テントの中でも大丈夫なんですけどね~。持ち上げたビール4本、日本酒640mlはあっさりなくなりました。
先週の三伏峠に続いてヘリノックスが重宝しました
今回も重宝したのが ヘリノックス キャンプチェア ヘリノックスのチェア。身体が堅い上に腰痛持ちのワタクシにとってはありがたい限り。長時間の宴会にも耐えられます。重量約500g、耐荷重120㎏。そんなに丈夫ではないですが、普通に使う分には問題ないです。値段が高いのだけがネック。
■8月1日(日) 白馬大池から小蓮華山 そして下山
初日はほぼ宴会オンリー。2日目は朝は晴れると踏んで小蓮華山までの歩く予定。朝から晴れてなかったらガッカリ。朝起きて、恐る恐る外を見てみると、雲はあるけどまあまあ晴れてる様子。あとは朝から雲がかかってしまわないことを祈るのみだな。
白馬大池のご来光はいま一つでした
朝5時には半分くらいのテントが既になくなってました。みなさん白馬岳の方に行ったのか、はたまた朝日岳の方を周回するのか…。みなさんより少し早く出発し、ご来光を狙ってみたけどイマイチでした。
朝の晴れたうちに小蓮華山に登ります
歩きはじめた頃は雪倉岳や朝日岳の山頂に雲がかかってました。増える傾向なのかと思ったら、そのうちなくなっちゃいました。一段登ったこんもりとした尾根にはコマクサあり。あと、コゴメグサの大群落がすごかった。その先も稜線に生えてそうな花の品揃えは豊富でした。
船越ノ頭まで登ると白馬岳が見えてくるのかな…と思ってたけど、小蓮華山が邪魔して白馬鑓と杓子岳まで。白馬鑓にはまとわりつくような雲が出てました。このあと増殖するんだろうか…?白馬の街は雲海の底です。昨日の朝も雲海っぽかったので、今日も同じような傾向なのかな?ってことは、そのうち曇ってくる…?
小蓮華山 白馬三山の眺めが素晴らしかったです
小蓮華山のすぐ手前の展望のいいところでザックを下ろします。ここでカメラセットしたりして山頂往復。山頂には団体さんがいました。山頂まで行くと、三国境から鉢ヶ岳、雪倉岳への山並みが見れました。
白馬鑓にまとわりつく雲がなくなり、白馬三山がそろい踏み。大雪渓ははじめ見えてたけど、いつの間にやら雲海の雲が白馬三山に向かって押し寄せてきます。まるで波が押し寄せてくるみたいで、白馬三山が防波堤になってます。そのうち溢れてしまいそう。溢れるところを見たかったけど、山頂にいた団体さんが下りてきたので、やむなく下山にかかります。
下り始めると雲が稜線を覆うように
下山し始めてしばらくで白馬三山も雲に飲み込まれてしまいました。飲み込まれるところのタイムラプスを撮れなかったのが心残りではあります。まあでも、良いタイミングで登ったってこと。あと30分遅く登ってたら、晴れた景色が見れなかったかもしれない。
白馬大池でテント撤収し、Y崎さんちとはここでお別れ
このあとずっと雲の中なのかなと思ってたけど、時々晴れてきたり。悪くなる一方ではなかったです。白馬大池までの下り道、雲が多いながらもまずまずの天気のなか下ることができました。テントを撤収してY崎さんちとはここでお別れ。早く色んな人と賑やかに登りたい。早くコロナが収まってくれんかなー
登りの時と同様に下りもガスガス
蓮華温泉への下りはほぼ雲の中。天狗の庭で少し景色があってラッキーでした。登りの時に撮れなかった花の写真、しっかり撮っておきました。撮れ具合いはイマイチでありましたが。下りは長くないんですけど、やっぱ最後は疲れてきますね。疲れてきたところで雨が降り出します。本降りになりかけるところで上がってくれてホッ…。
本日の下山後ラーメンと温泉
温泉は物味湯産手形を使う予定なので大町まで引っ張ります。大町温泉郷の薬師の湯へ。その前に少し前に白馬にできた高橋家で下山後ラーメンです。冬に通りがかると、いつも若者で賑わっていました。夏なら空いてるかと思い入ってみます。空いてたんですが、客層としては若者と外人さん。お味の方もコッテリしてて若者向けなのかな。
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