今週は栂池ステイの栂池BC三昧。きのうは山ノ神クラシックルートで今日は親沢源頭斜面へ。2日連続での天狗原への登りは、さすがにウンザリしたけど、滑ることに関しては昨日よりもマシでした。沢底の雪はわりあい締まってました。それにしても、土日両日とも最高気温が20度前後。3月半ばに差し掛かったところなのに、今年は雪融けのスピードが早くて急過ぎます!先が思いやられる…。
- 日程: 2023年3月12日(日)
- 天気: 晴れ時々くもり
- メンバー: M野、T世
- 温泉: 大町温泉郷 黒部観光ホテル 物味湯産手形利用
- 食事: 家
- 登山口情報: 栂池ゴンドラ1700円/片道 ゴンドラに近い🅿1000円
2日連続の天狗原への登りはさすがにウンザリ
前夜は栂池の休業中のペンションで宴会。総勢5名なのですが、なんやかんやで2名が離脱。結局3人で行くことに。ゴンドラの行列は昨日と同じくらい。今日もゴンドラ下りたとこから歩きはじめます。林道入口の人は昨日より少ないかな~。それでも盛況。陽気がよくなって、金山沢やあっちの方も滑れる雰囲気ですからね。
さすがに2日連続の天狗原はウンザリしますねぇ。わずか2時間の登りとはいえ…。恐らく2日連続での栂池BCは初めてと思います。これで今年4回目。4回ってのも過去最高かもなあ…。今年は雪が少な目な上に雪融けが早く、低い山が早めにシーズン終了となってます。そんなもんで、標高の高い栂池が候補になりやすいです。そうは言っても、まだシーズン残ってるので、あまり栂池カードを使うのも考えもんかな…。
天気の方は昨日よりも視程は良さそうな気がするけど、雲は今日の方が少し多いです。スカッと晴れた!って感じではないです。気温は昨日と同様に高いです。朝からユルユル。天狗原への登りでは汗ビッショリです。
天狗原まで登ると急に曇ってしまった…
天狗原に登り着きます。すると、いつの間にやら空が真っ白に。すっかり曇り空に。明日にかけて下り坂予報だけど、少なくても午前中はもつと思ってました。これからロケーションを楽しみながら滑るところなのに…。天狗原の祠のとこはそよ風が吹いてて、かいた汗が自然に乾いてきて快適に。
親沢源頭斜面の雪質はいかに…?
さて、天気はパッとしませんが、親沢源頭に向けて滑っていきます。源頭の滑り出しまでは昨日と全く同じ行程です。どんな雪かと恐る恐る滑り込んでみますと、あんまり走らないべた付く雪でしたが、昨日に比べるとずいぶんマシ。木などの障害物もないので、安心してテレマークで滑れましたね。今日もウロコ板で来てしまったんですが、これは大失敗です。
親沢源頭は広いくて緩いU字谷。とってもテレマーク向き(個人的に)なのです。今日はアレですが、走る雪の時はホント気持ちいいです。曇ってしまった空ですが、滑りだす頃にはまた青空が復活してきて、ロケーションを楽しみながら滑ることができました。本流から離れて裏ヒヨのベースのような台地へ。
ヒヨドリ尾根に登り返して栂池へ
この台地も雰囲気の良いとこ。のんびり休憩するとします。風もなく穏やかで、暑くも寒くもない。のんびりと休憩できます。このあとは若栗に抜ける手もありましたが、きのう行ってるのでヒヨドリ尾根に登り返します。で、成城大小屋近くに滑り降りてオシマイ。ウロコでは林道は滑らず、スキー場までがかったるかった。スキー場を下まで滑るのはきつかった…。
本日の下山後の温泉
これにて栂池ステイな週末はおわり。大町の黒部観光ホテルで温泉に浸かって解散です。物味湯産手形は今3セット同時進行中ですが、ここ黒部観光ホテルと薬師の湯は完了してしまった。大町市としては、八坂と美麻が1つずつ残るのみです。時期を見てもう1セット買うかな。
手持ちのガイド本を紹介します
山スキーを始めた頃は情報源といえば山雑誌の記事とガイド本のみ。今のご時世はネットに情報が腐るほどあって、情報を集めるというより選別するという感じ。ネットのレポは個人差大きく主観が入ってて難しいところがありますね。その点ガイド本はレベル的に安定してます。行き先はガイド本で探して、足りない情報をネットで補う…が理想的なのかなと思ってます。
『212』というだけあって盛りだくさんの内容。定番ルートからマニアックなルートまで品揃え豊富です。値段が2980円と高いけど、内容からすれば安いくらいかも。コレ1冊持ってればOK!って感じですかね。地形図にラインが入ってるので、概念図から地形図に変換する作業も不要です。ちょっと至れり尽くせり過ぎじゃないって感じ。
隣の山スキールート212とボリュームも見た目も似てますが、こちらは山スキーアルピニズム研究会の著。ちなみに、こっちの方が早くに世に出てます。中身はだいぶ違ってて、かなりマニアック。一般人には行けないルートも多いです。『百名山』ではなく『百山』ってことです。
日本バックカントリー・オール 50エリア170ルート (パウダーガイド12)
ここまで紹介したガイド本はどちらかというと登山系の出版社のもの。この本はパウダーガイドなので、基本的に滑り系の人向け。本の名も『バックカントリー』ですからね。GPSデータも付いてたり。
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