4月1周目は東北遠征。春分の日の3連休の代わりです。村山葉山は二度目となります。1回目の時も天気はよかったんですが、月山にだけ雲がかかってて心残りな感じに。今回はそのリベンジに…といいますか、単にまた葉山に登りたかっただけですが登ってきました。前日に少しですが新雪が降り、山は化粧直し。滑る雪としては、新雪がベタつきましたが、概ね気持ちよく滑って下りれました。
- 日程: 2022年4月2日(土)
- 天気: 晴れ
- メンバー: T世
- 温泉: 河北町 ひなの湯 350円(休憩室別料金)
- 食事: 一寸亭 河北町肉そば
- 登山口情報: 葉山市民荘 8時半で満車でした(正式開通はまだ?)
山スキーの記録一覧 http://bunapow.com/yamaski-list/
葉山市民荘まで除雪済みです
夕方出発し、深夜割引にかけるため栄PAで寝ます。4時に起きて小国経由で寒河江へ。早朝はまだ雲が残ってたけど、山形県に入る頃にはすっかり雲一つない快晴に。葉山もバッチリ見えています。登山口のある畑への道は冬期閉鎖。途中に除雪中で立入禁止の札はありますが、事実上は開通ってことかな。平日はどんなもんか?葉山市民荘の駐車場は8時半頃で既に満車。はみ出た車が路駐し始めています。ドン突き手前の広くなったところに駐車です。
雪壁も高く今年は雪がたっぷりです!
前回は雪が少なかった2016年。雪壁なんてものはなかった記憶。今年は2週あとですが、背丈より高い雪壁となってます。すでに先客がたくさん登ってるので、トレースがたくさんあります。自動的に付いていく感じですね。キャンプ場を抜けてブナの急斜面へ。日当たり悪いところは雪が堅くなってます。シールで登るのに苦労してる人もいました。
聖仏平は心地の良いブナ林
急斜面を登り切ったら開けた尾根にでます。不自然に開けてるけど、防火帯か何かかな?振り返ると月山が真っ白!その左には朝日連峰の白い稜線も!聖仏(そんぶつ)平とあるブナの平坦地が歩いてて気持ちいい。1243mのあるところです。葉山は紅葉も良さそうで、何度か計画してますが実現せず。こうして歩いてると行きたくなります。
癒しのブナ林から一転アルペンチックな稜線に
稜線に出ると真っ白な山容に。癒しのブナの森から、いきなりアルペンチックな稜線歩きになります。右側は雪庇が発達してて急斜面。爆裂火口壁かなと思われます。そそる斜面ですが、あちこち割れてきてます。きれいな斜面もあるけど、漏れなく登り返しだからな~。最初からそのつもりで来ないとね。
今回は葉山山頂まで行かず大憎森までとします
最初のポコが小僧森。堅い斜面をシールで下って、次のポコが大憎森。さらに次のピークが葉山の山頂ということになります。また登り返しになるので、本日は大憎森で終了ということにしました。葉山山頂は前回踏んでいるので、まあいいかってことで。
大憎森からの展望すこぶる良好!
吹き曝しの稜線上なのですが、今日は無風快晴で穏やか。気温は低いはずですが、やっぱり風がないのが大きいですね。展望が素晴らしいです!月山や朝日連峰はもちろん、鳥海もちょっと遠目だけど見えてます。何よりもいい感じなのが山形盆地とその向こうに連なる奥羽山脈。奥羽山脈って普段は使わないのかなあ?中学の地理でならう名称?飛騨山脈みたいなもんか。要するに蔵王とかある山並みですな。葉山は街から近いので、街越しの奥羽山脈の感じがよかったです。
ほぼ登ったルートを滑って下りました
さて、滑りです。間に小僧森の登り返しがありますが、大憎森からの斜面が少し滑れるのでシールはずします。タラーっと滑る感じですが、アルペンチックなロケーションの中を流して滑るのは爽快です!小僧森への登りは少しだけどシール着けました。着けるのは面倒でも、結局は着けた方が楽。小僧森でシールはずしたら、葉山市民荘まで滑っていけます。
小僧森や大憎森から西の谷に滑っても下りられるようですが、やっぱり聖仏平のブナの中を滑りたい。ほぼ登った通りに滑って下りていきます。降った少しの新雪が滑りやすかったり、べた付いてきて滑りにくかったり。ブナの森は既にストップ雪になってました。切り開きの尾根が雪質としては一番良い状態だったかな。登りで堅かった急斜面もまずまず。キャンプ場へと下る斜面はもうグッサグサでした。
景色がよくて行程も長くなく、遠征初日の山には打ってつけな葉山でした!
下山後の温泉とラーメン
寒河江にいますから、久しぶり蕎麦。山形ならではの『冷たい肉そば』と温かい『とり中華』。河北町の人気店『一寸亭』に行って参りました。時間も遅めだったので並ぶことなくあり付けてありがたい。温泉も近くにある『ひなの湯』へ。350円とありがたい。食も温泉も済ませ、明日の秋田駒に向けて北上です。道の駅なかせんまで走りました。
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