ヒザが悪くて丸3年行けてなかった沢登り。4年ぶりの復帰を目指してまずは大白沢へ。大白沢はマツキンにいた頃に沢体験や足慣らしに使ってた沢。短いけどそ、短い中にアトラクションが詰まってて、お試しには打ってつけの沢なのであります。ロープ使って登る滝もあるし、懸垂の練習もできるし。
ヒザがどこまで大丈夫かってのはもちろんですが、4年ぶりということで装備の確認も重要。あとロープやらの扱いも。で、今日付き合ってくれたのがN畑。ずっと引きこもってたので体力が心配…って言ってますが、大丈夫でしょ。
4年ぶりに沢へと足を突っ込みます
朝方は雨なのでゆっくりスタート。沢なので気温上がってからの方がいい。10時前に入渓点の橋に。さすがに先客はいなさそう。こんな無名な沢なので。…と思ってネットで調べると、意外とみんな行ってるんですよね。もちろん平ヶ岳のオオシロウ沢の方が多いけど。本命沢からの転進先とかにはいいのかも。
久しぶりなので流れに足を突っ込むのもドキドキしますね。岩のヌメリ具合いも気になります。ビビりながら足を置く感じ。とくに最初の釜の縁がヌメヌメだったので余計にです。登るにつれてヌメリはなくなった感じです。同時に自分も慣れていった気がしました。
慣れたといっても、ぎこちなさは解消されませんね~。バランスが悪いし、動きが滑らかじゃなくなった。このあたりは丸3年のブランクというよりも、加齢による身体能力の劣化と思われます。ブランクで劣化が加速したのかも。
5年の間に沢の様子はずいぶんと変わりました
5年ぶり10回目の大白沢。5年の間にずいぶんと渓相が変わりました。最初のウォータースライダーの滝の釜が深くなってた。で、次の倒木の滝の倒木がなくなってた。大滝の落ち口にあった灌木が生長した(支点として使えるようになった)。大滝上の焚火広場がモジャモジャになってた…等々。過去の記録はアテにできない…と実感したのでした。
久しぶりの滝登りは緊張しました
大滝はロープを引いて登ってみました。今後、ロープ使って登るような沢には行くつもりはないけど、ロープワークだけでも思い出しておかないと。何かあった時のためにも。支点の作り方、ビレイのやり方…などなど、以前のようにスンナリいかなかったです。単にアイデアがすぐに浮かばなかっただけですが。
それに比べると、懸垂下降はやってる回数が多いせいか、手際よくできたのかなと思います。単に簡単だからか…。
大滝からしばらくのところにある滝で終了としました
大滝から先も少し登ってみます。両岸の樹林が生長したのか、以前より覆いかぶさってきてる気がします。10m弱の滝を登ったとこでオシマイに。この滝も昔は簡単だったのに、登るのも下るのも難しくなってます。滝の真ん中を倒木がふさいで流れが変わったためかも。下りも懸垂しましたからね。まあ、練習にはいいんですが。
確認できたこと、残った課題等、収穫の多い1日でした
足慣らし、装備の確認、ロープ扱いの確認…などなど、思ってた程度のことはできたのかなあ。あとは長時間行動になった時や荷物が重い時に、膝がどうなるかが気になるところです。でもまあ、普通に沢を歩てる分には問題ないことがわかっただけで大収穫です!
本日の下山後ラーメンは大町市の『ラーメン矢』
二度目となりますラーメン屋。ラーメンを食べたいと言い出したのはN畑。珍しいこともあるもんだ。けっこう美味しいです!
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