那須岳 紅葉の姥ヶ平&茶臼岳 2023/10/8

那須の紅葉の名所であります姥ヶ平。それと、那須の主峰であります茶臼岳に登ってきました。姥ヶ平は那須の他の場所より早く紅葉するところですが、まだ盛りには程遠い状態。もしかしたら、あまり色付かないまま終わってしまうのではないかと思えるほど。今年の夏は猛暑で、しかも9月いっぱいまで暑さが続きましたからね…。

茶臼岳の方ですが、那須には何度か登りに来てるけど、実はまだ茶臼岳に登っていませんでした。最高峰は三本槍岳だけど、やはり那須と言えば茶臼岳なんだなと思った次第です。体育の日3連休の中日ということもあり、多くのハイカーで賑わっていました。ロープウェイが架かってるし、登山道のアクセスもいいし、天気も時期も良いので、まあ混むわなあ。

  • 日程: 2023年10月8日(日)
  • 天気: 晴れのちくもり
  • メンバー: T世
  • 温泉: 板室温泉 グリーングリーン 500円
  • 食事: まー君ち
  • 登山口情報: 
  • 沼原駐車場(7:20)
  • 姥ヶ平(8:35~9:05)
  • 牛ヶ首(9:25)
  • ロープウェイ山頂駅(9:55~10:00)
  • 茶臼岳(10:35)
  • 牛ヶ首(11:15)
  • 姥ヶ平(11:30~12:00)
  • 沼原湿原経由の駐車場(13:40)

沼原側から登ることにしました

姥ヶ平と茶臼岳に登ることは決めてるのですが、どっちから登るかはまだ悩んでる状態でした。ロープウェイ側の方が標高高いし近い。でも、そのぶん人も多そう。何時に着けば停めれるのか見当も付きません。なので、標高低くて距離もあるけど、なんとなく停めれそうな沼原から登ることにしました。沼原なら駐車場が埋まっても、路駐の列が伸びていくだけ。

前日は富士山中腹の宝永山に登っていました。そこから北上し、夕べは下野の道の駅で車泊。7時ごろに沼原の駐車場に着きました。埋まり具合いは半分ちょっとといったところ。で、無事駐車。駐車場問題は解決です。

沼原から姥ヶ原下までの間がかったるい

沼原の駐車場からまず20分ほど水平に近い道を歩きます。そして、湿原からの道が合流してからは傾斜が出てきますが、基本的に山裾をトラバースしながら登ります。美しい森となっている部分もありますが、朝なので西面には日が射さず…。姥ヶ平の下までは単調で長いです。考え事でもしながら歩かないと飽きちゃいます。

駐車場はまあまだ空きあり
立派な公衆トイレあり

果たして姥ヶ平の紅葉は如何に~

姥ヶ平下まで来ると、姥ヶ平はすぐ。樹林の丈が急に低くなってきて、全体が明るくなってきます。あ、もうすぐだ…と実感できます。果たして姥ヶ平の紅葉はどんなだろうか…?ワクワクドキドキです。茶臼岳がチラチラ見え始め、道が平坦になると姥ヶ平の一角に到着です。うーーん、紅葉はダメっぽいなあ…。赤く染まってる木は少なくて、黄色くなるはずの葉っぱは茶色くなってます。予想はしてたけど、改めてガッカリです。

姥ヶ平の入り口手前

ひょうたん池で逆さ茶臼岳

この時間はまだロープウェイからのお客さんが来てないのか、姥ヶ平は閑散としています。空いているうちにひょうたん池へ。木道が単線で、待避所も少ないです。なので、混んでくるとえらいことになります。姥ヶ平は那須の稜線の西側にあります。ですので、茶臼岳をバックにするとモロ逆光。とりあえず、往きはまあ紅葉とかの確認がてらということにし、日が高くなる帰りに期待です。

ひょうたん池の畔まで下りると、逆さ茶臼岳がクッキリと見えます。鏡のようによく写ります。水がキレイだからじゃなくて、池の底が黒いからだと思われます。ぱっと見は水が黒いように見えるんですが、多分水は透明で底が黒くなってる。鏡の原理と同じですよね。これで周りの木々が紅葉してたら言うことナシだったけど、まあ結構いい感じで見れたのでよかったです。

とりあえずひょうたん池に立ち寄っておきます
池が黒いせいかよく映る
額縁付き
額縁付きの逆さ茶臼岳
姥ヶ平の広場に

姥ヶ平で休憩中に雲がみるみる増殖

姥ヶ平のベンチでしばらく休憩。休憩してる間にみるみる雲が増殖です。茶臼岳とかにかかる雲はないけど、時々太陽を隠すようになってきました。さらには上空のウロコ雲の密度も高くなってきます。直射というより薄日のような感じに。ほんのさっきまで、ほぼ快晴だったのに信じられん…。今日は昼くらいまでは晴れで経過するものと思っていました。

キレイなんですが何かが足りない
やはり赤が足りない
若干まだ早いのかなあとも思ったり
次に噴火するとしたらアソコかなあ…?

牛ヶ首から山腹トラバースでロープウェイの駅へ

ロープウェイからの人が来るようになったのか、だんだんとすれ違う人が多くなります。牛ヶ首に登ると大勢の人。ここからロープウェイの方に茶臼岳を巻くように進みます。ロープウェイから登ってくる人が大半なので、完全に逆流状態です。この巻き道、ロケーションが良かった。茶臼岳は見えるし、下界も見える。そして、道が付いている斜面のロケーションも素晴らしい。ただ、ちょっと長いので途中から飽きた…。

牛ヶ首へと登っていきます
姥ヶ平にいるうちに雲がずいぶん増えてしまいました
上から姥ヶ平を見下ろす やはり色が・・・
牛が首はとても賑わっていました
茶臼岳の南面
ロープウエイ駅の方へ
茶臼岳を巻く道もなかなか面白かった

ロープウェイの駅から茶臼岳山頂へ

折り返すように茶臼岳の山頂に向かうんですが、その前にロープウェイの駅に立ち寄ってトイレ休憩。茶臼岳への道はかなり広いです。そのぶん人も多いです。細くなるところでは渋滞気味に。ロープウェイの駅からすぐかと思いきや、結構登らされました。なにより残念だったのが、茶臼岳にも雲がかかってしまったこと。多少景色はあったけど、雲がかかって日陰になると寂しい雰囲気になってしまいます。

トイレを仮にロープウエイ山頂駅へ
茶臼岳の山頂へ
青空が出なくなってしまった
茶臼岳へはプチ渋滞も起こっていました
茶臼岳の山頂の一角へ

茶臼岳山頂は大賑わいでした!

山頂はなかなかの人。山頂看板で写真を撮るための行列ができていました。ゆっくりする気にはなれず、山頂は素通りで峰の茶屋の方に下っていきます。山頂へはまた空いてる時期にゆっくり来るとしましょう。峰の茶屋に下る道がこれまた混んでました。スタスタ下れなくてアレですが、諦めるしかないですね。

あの鳥居が山頂かな?
山頂写真を撮る行列ができていました
山頂から姥ヶ平を

峰の茶屋から茶臼岳の西側を巻いて牛ヶ首へ

峰の茶屋から茶臼岳の西側を巻いて牛ヶ首へ。茶臼岳の西側は荒涼としてて、勢いよく噴気も立ち上っていました。右下を見ると、紅葉がパッとしない姥ヶ平が見えます。前に来た時は、上から見ても鮮やかな紅葉でしたからね。牛ヶ首から姥ヶ平に下ります。登りの時よりもだいぶ人が増えました。

朝日岳 2日前に遭難があったようです
峰の茶屋が見えてきた
峰の茶屋へは寄らず牛ヶ首へ

帰りに期待していた姥ヶ平は曇っててガックシ…

ロープウェイの駅から休んでないので、姥ヶ平で中休止とします。雲に隠れていた茶臼岳が時々姿を現します。ですが、もうまともに日は射さない。今回は残念でした…ってとこかな。往きに立ち寄ったひょうたん池が良かったのが救いです。

帰りの姥ヶ平
雲ってしまっててパッとしません

下山は沼原湿原経由で下りました

あとは沼原の駐車場へと下るのみ。登りにかったるく感じた道なので、下りはなおのこと飽きる。曇っててどうかなと思ったけど、沼原湿原に一応立ち寄りました。曇ってたわりに、なかなかいい感じでした。もう少し紅葉してて晴れたら素晴らしいと思います。今日は紅葉はハズレ覚悟だったけど、天気が良くなかったのは期待ハズレ。ま、那須はお手軽な山なので、また来ることにしよう。山はお手軽だけど、家から遠い。

帰りは沼原湿原に立ち寄りました
やはり曇ってると冴えません

下山後の温泉と宴会

下山後温泉は板室温泉のグリーングリーン。ここは通常価格が500円。JAF割で400円。首都圏にあって、格安な日帰り入浴施設です。そのせいか人が多くて、わりと手狭なので少々窮屈です。しかし、値段からすれば必要にして十分でしょう。

今日は下山後ラーメンはナシ。というか、那須に越したまー君家にお宅訪問です。ラーメンなぞ食ってられぬ…。翌日は雨予報なので、翌日のことなど気にすることなく宴会に集中できました。翌朝はチンタラと下道を走り佐野へ。人気店の『ようすけ』に行ったわけですが、開店40分前に到着したものの、着席したのは1時間後でした。ギリギリ開店後の一回目の着席に間に合わなかったのが痛い。それにしても、恐るべし『ようすけ』。

コメント

  1. まーくん より:

    お初の泊まり客でございました~
    その後キッチンの換気扇止めてからの着火で煙の逆流は無くなりました
    冬の遠征時またお立ち寄り下さい