根子岳BC西面高速ザラメ 2024/3/30

ここ数年、頻繁に根子岳に通ってます。それまではヘリやキャットで山頂近くまで行ける大衆的な山…という印象で、積極的に足の向かない山でした。そんなところ、たまたま根子岳の北西面を滑ったら当たって、それから根子岳通いが始まりました。標高の高い北西面でパウダー保持率が高いというのが一番のウリですかね~。あとは日本海側の山が天気悪い時でも天気が良い場合がある…もポイント高いです。意外とマニアック向けのところもあったり。

今回は初めてのザラメ期。パウダーはハズレ確率低いけど、春はどうかな~?行ってみますと、高速ザラメ斜面が待っててくれました。斜度は緩いのにスピードが出ます!これは真冬のパウダー期と同じイメージ。これは根子岳特有のもんなのかと思ってしまうほどです。そんな好条件のなか、本日はAOさんのテレマーク山デビュー戦となりました。どうなりますやら~

  • 日程: 2024年3月30日(土)
  • 天気: 晴れ時々くもり
  • メンバー: AO、menkan、けるかす、T世
  • 温泉: ふれあい真田館 物味湯産手形利用
  • 食事: 家
  • 登山口情報: 奥ダボススキー場営業終了で急きょ1492へ もっといいとこあった
  • 1492m三角点(8:20)
  • 奥ダボススキー場トップ付近(8:55)
  • 根子岳(10:40~11:05)
  • 1本目終了1850m付近(12:25~55)
  • 2本目滑り出し2050m(13:20~30)
  • 1492m三角点(14:15)

奥ダボススキー場は営業終了につき…

集合は奥ダボススキー場。しかし、既に営業は終了しててゴルフ場の門から先に入れません。ということで、成り行きで1492mの三角点のある広場から歩き始めることになりました。下山時にわかりましたが、ちょうど夏山の登山口あたりからも登れるようでした。だいぶ遠いところからのスタートとなりましたが、ずっと景色がよかったので、これはこれでよかった。次は当然近いとこから登りますけどね。

今日は今年からテレマークを始めたAOさんの山デビュー戦であります。その立ち合い人として、menkan、けるかす、T世が参加。ウチ以外はみなさん強者ですが、ユル目でお願いしまーすって感じです。

根子岳あたりは鉄板の晴れ予報。しかし、強風と黄砂が心配でした。結果、山頂くらいの高さで少し風が強かったくらいで、標高を少し落とすとほぼ無風になりました。黄砂の方も善光寺平が霞んで見えたくらいで、高い山は黄砂の上に出てたのかよく見えました。栂池のゴンドラが強風で運休だったこととか考えると、今日の根子岳は良い選択だったと思われます。

△1492mにあった広場 ここからスタートとしました
雪がなければ道路かな~
余分に歩くけど雰囲気は悪くない

スキー場営業時のスタート地点まで40分

スキー場が営業してる時の出発点でありますトリプルリフト上まで約40分。根子岳山頂までは約2時間半ほど。歩き始めて当分の間は2,3人しか見なかったのに、山頂が近づくとわらわらとスキーヤーや登山者が沸くように現れてきました。みんなどこから登ってきたんだろう…?

あの建物がトリプルリフト終点 スキー場営業時のスタート地点
ツアーコースは今日もガタガタ
ツアーコースの終点広場 かつてはヘリポート?

根子岳山頂です ウロコで遊ぶ

山頂に登ると反対側の景色が見えてきます。志賀高原との間やカルデラの中は意外と雲が多かったです。あとは新潟方面の里も雲海の底に沈んでしまってました。湿った気流とかあるのかな?高い山は抜けてました。滑る準備をしつつ、ウロコで登ったり滑ったりして遊んだりしつつ、根子岳山頂では30分ほど過ごしました。

根子岳山頂 四阿山が見えてる
志賀高原の山々との間に雲が湧いている

ザラメ期の子猫西面は如何に~

ツアーコース周辺はスキー場が営業終わって、入山者が減った今でもガタガタに荒れてます。はじめからそこを滑る選択肢はありませんけどね…。ってこで、根子岳から外輪通しに滑って小根子岳へ。外輪の縁は段差が多く、冬はカチカチになってて腰に悪いです。今日は程よく緩んでて楽しく外輪の縁滑りができました。

小根子岳からいよいよ北西面へ。長野市街地から根子岳を見ると、裾広がりに斜面が広がってます。その頂点が小根子岳で、そこから広がってるのが北西面。緩くて一定の斜度で広がってます。長野市街から見ると、あまり楽しそうには見えません。その北西面、滑り出したらあとは気の向くままに滑るのみ。気の向くままに滑ってたら、だいたい真西の方に滑っちゃいますね。雪が良ければ西に滑った方が長く滑れてよいのかなと思います。雪質が微妙な時は、意識して北西面に入るのがベターかな~

西面1850mまで滑って登り返します

高速ザラメの西面を2本滑って満足!

1本面は1850mくらいのところまで滑りました。上半分の方が板がよく走りました。下半分は若干緩くなった感じ。2本目は200mほど登り返して2050mあたりから。良さそうに見える斜面を適当に登っていって、良さそうに見える斜面を適当に滑ります。よっぽど滑り過ぎない限りは、夏道あたりをトラバースしてツアーコースに戻れます。2本目は何故だか下半分もよかったです。すぐ隣の斜面なのに…。2本目は約1800mまで滑りました。

2050mまで登って2本目

ほどなくツアーコースに合流してあとは消化試合。スキー場がやってれば、この消化試合はすぐ終わります。しかし、今日は長い。斜度が緩むと同時に雪も緩み、ウロコ板では滑ってくれません。オマケ部分も平たん地が多くて時間がかかりました。汗かきました💦汗はかきましたが、春の根子岳も捨てたもんじゃないなが本日の感想です。

みなさんとお別れして、下山後温泉でありますふれあい真田館へ。物味湯産手形は前回でコンプリートしたので、新しいのを購入しての一発目です。下山後ラーメンは今日もパス。どうしても中休みの時間になっちゃいます。上田近辺で通し営業の美味しい店を発掘せねば!


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