湯ノ丸山&烏帽子岳 夏の花たくさん 2024/7/21

地蔵峠から湯ノ丸山と烏帽子岳を歩いてきました。ここんとこ浅間連山によく行きますが、連山の中で湯ノ丸山&烏帽子岳は一番ご無沙汰しております。夏山シーズンでは。調べてみますと2016年以来。その前は2013年にも行ってました。このエリア全般に言えることですが、登山口の標高が高いので楽ちんです。楽ちん気分が大きすぎると、湯ノ丸山の急登にやられますが…。どちらの山頂とも展望がよくて花も多いです。とくに烏帽子岳の稜線の花はいい感じ。

  • 日程: 2024年7月21日(日)
  • 天気: 晴れ時々くもり
  • メンバー: T世
  • 温泉: 湯楽里館 物味湯産手形利用
  • 食事: 熊人 上田のラーメン屋
  • 登山口情報: 地蔵峠の駐車場は広い
  • 地蔵峠(6:20)
  • 湯ノ丸山(7:30~8:15) 北峰往復
  • 烏帽子岳(9:25~10:15)
  • 地蔵峠(11:30) 巻き道で

この週末は久しぶりに北岳に行くつもりでした。しかし、前日軽いギックリをやってしまい、当日朝も微妙。日帰りなら大丈夫そうな気がしたけど、さすがにテント装備は腰にくるだろうなあ…ということで中止。土曜はお休みして、日曜日の湯ノ丸山&烏帽子岳となったわけであります。

下山後ラーメンの時間(14時閉店)から逆算して…。12時下山、7時登山開始、5時自宅出発ってもんか。4時に起きて4時半過ぎに出たので、地蔵峠には6時過ぎに着きました。すでに結構な数の車が停まっていました。ここは山だけではなくて他に色々遊びがありそうです。予定より早い出発になったけど、そのぶん山の中でゆっくりできます。

地蔵峠からゲレンデを登っていきます

まずはゲレンデ登り。景色が広いのでなかなか進んだ気がしません。おまけに見た目より斜度があるようで、ふくらはぎに堪えます。天気は上々です。下界は雲が多かったけど、地蔵峠ではすでに抜けてて快晴です。空気も澄んでいるみたいで青空がキレイ。

地蔵峠からスタートです
結構急なゲレンデを登っていきます
対岸の湯ノ丸スキー場と西篭ノ登山

ゲレンデが終わると遊歩道

ゲレンデを登り切ると遊歩道。レンゲツツジの群落で有名なとこです。7月も下旬なのでとっくに終了してますが…。鐘の分岐までは平坦な道を湯ノ丸山を正面に見ながら歩きます。このあたりはウツボグサがたくさん咲いてるだけで、ほかの花は少なめです。

スキー場トップ
東屋
スキーで滑る斜面が見えてます

湯ノ丸山本体の登りは結構な急斜面

湯ノ丸山本体の登りはかなり急。山頂までの標高差は約250mほど。お手軽ハイキングなんですが、ここの登りは結構キツイ。後ろからギンギンに太陽が照り付けます。しかし、まだ時間が早いのでクソ暑くはなかったです。この登りの後半になってくると少しずつ開けてきて、展望と花を楽しみながら登ることができます。

鐘の分岐
湯ノ丸山の山頂が近付くと開けてきます
湯ノ丸山山頂の標柱が見えてきた!

湯ノ丸山山頂です

広い湯ノ丸山の山頂は無人。まだ時間が早いからだろうか?北峰の方を見ると数名いるようです。湯ノ丸山の山頂から北峰を見るといい感じなので、行ってみたくなるんですよね~。ということで、うちも北峰へ。その前に湯ノ丸山からの展望。下界の雲海は解消に向かってるのか、隙間が多くなってきてます。東には噴煙多めの浅間山、南は佐久平ごしの八ヶ岳、西にはこの後向かう烏帽子岳、北には根子岳&四阿山。大雑把にこんな感じです。

広い湯ノ丸山山頂です
このあと登る予定の烏帽子岳
八ヶ岳 下界は雲海

湯ノ丸山の北峰に足を伸ばしてみます

北峰に向かう尾根歩きが気持ちいいです。花はありそうで少なったですね。写真撮りながらゆっくり歩いてる人が多かったです。北峰は岩が積み重なった山頂で展望はすこぶる良好であります。ここでのんびりしてもよかったけど、湯ノ丸山の本峰で休むことにしました。

北峰に向かいます
北峰は岩が折り重なってる
今日の浅間山は噴煙が盛ん
本峰に戻ります
北峰と本峰の間も花が多い
本峰近くにあった展望岩
二度目の湯ノ丸山

烏帽子岳への道中は花がたくさん

烏帽子岳に向かいます。湯ノ丸山からは約250mの一気下り。今日の中で一番楽しくない区間です。植生とかあんまりよくないんですよね~。コルまで長く感じました。コルから烏帽子岳へは約200mの登り。この登りは見どころが多いので苦にならないです。コルから烏帽子岳の稜線へのトラバース道は花が多いです。湯ノ丸山にはなかった花も多いです。

本日の花ラインナップ(前半)

烏帽子岳の稜線は花も展望も素晴らしい!

花を見たり写真撮ったりしながら歩いてると、烏帽子岳の稜線に登り上げます。ここからの稜線歩きは花がたくさんな上に展望も素晴らしいんです。山頂までの登りは全くもって苦になりません。明るく開けた岩混じりの稜線なので、とっても気持ちよく歩くことができました。前回は6月に登ってます。花の種類も夏仕様になってきてますね。

下界の雲海は解消されてきました
烏帽子岳への稜線 左側の岩礫帯にはコマクサあり

烏帽子岳山頂

烏帽子岳山頂です。時間とともにだいぶ雲が増えてきました。まあ夏ですから仕方ないです。日が陰ったり差したりの繰り返し。浅間山や根子岳&四阿山も雲がかかってしまいました。逆に下界の雲海は完全に解消です。ま、ここまでもってくれたので十分かな。と思ってたら、また晴れ間が優勢に。山頂を後にする頃には四阿山や八ヶ岳が再び見えてきた。暑くも寒くもなく心地よい烏帽子岳山頂に50分ほど居座りました。

烏帽子岳山頂です
上田の街を見下ろせます
浅間山方面の雲が増えてきた
この山頂でのんびりさせてもらいました
根子岳&四阿山

帰りはトラバース道で楽します

山頂を後にします。分岐のあるコルまでは下りも花を楽しめます。下山はトラバース道で地蔵峠まで戻ります。トラバース道があるのは助かります。帰りも湯ノ丸山を越えると思うとゾッとしますからね~。ただ、トラバース道は単調なので途中で飽きてきます。ウンザリし始めるころに地蔵峠に戻って無事下山であります。

烏帽子岳を後にします

本日の花ラインナップ(後半)

本日の下山後温泉とラーメン

温泉は湯楽里館。このグリーンシーズンは東信の山が多くて、湯楽里館とふれあい真田館を交互に行く感じ。物味湯産手形は2冊同時進行してますが、もう既にどちらも『済』です。湯楽里館はドライヤーが有料になったので扇風機で乾かしました。業務用のわりと強力な扇風機なので、ドライヤー並みのスピードで乾きました。そのかわりボーボーになりますけど。

下山後ラーメンは熊人。食べログでずっと上田市1位です。なのにまだ来たことがなかったです。何故かそんなに惹かれなかった。営業時間中に何度か熊人の前を通りがかったけど、行列できてるのを見たことがなかったです。1位だけどそんなに混まない?不思議な店。今日はお初の熊人。13時過ぎにお店に行くと半分くらい空きがありました。醤油と味噌を注文。こだわり系のラーメンですね。味噌ラーメンの麺はうどん並みの太さとコシでした。美味しくないわけじゃないけど、一度でいいかな~というラーメンでした。停まってる車はほぼ県外ナンバー。地元客がいない。たまたまかもですが…

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