ニッコウキスゲが見頃で、しかも当たり年ということで霧ヶ峰に行ってきました。車山の肩からだとほぼ観光になるので、八島湿原から車山に登って蝶々深山経由で周回してきました。ニッコウキスゲ畑は電気柵に囲まれてて、たくさんの花が咲く八島湿原は金網に囲まれています。この守られたところ以外にはほとんど花は咲いてません。恐るべし鹿の食害…。
- 日程: 2024年7月7日(日)
- 天気: 晴れ時々くもり
- メンバー: T世
- 温泉: なし
- 食事: 丸亀製麺 豊科
- 登山口情報: 八島湿原の駐車場 7時でほぼ満車 車山肩はさらに熾烈
木曜金曜は目まいがひどくて寝た切りでメシも食えず。土曜は目まいは治ったけど、抜け殻みたいになってました。日曜日は晴れる予報ですが、ハードな山はちょっと控えておこう…。ということで、霧ヶ峰でハイキングということになりました。
八島湿原から周回ルートとします
車山の肩の駐車場は朝から満車というウワサで、駐車場争奪戦が激しそう。まだマシじゃないかなと八島湿原からのスタートとしました。しかし、八島湿原も7時でほぼ満車。人気が高いのか、キャパが小さいのか…?とりあえず無事に駐車です。
八島湿原は花がたくさん!
八島湿原はたくさん花が咲いてました。お花畑という感じではなく、湿原に草がボーボー生えてて、その中に花が咲いてるって状態。スッキリした感じはありません。とはいっても、写真撮ったりなんだかんだで進みが遅いです。駐車場は一杯だったけど、駐車場から離れると歩く人は少ないです。ニッコウキスゲ地帯までは人は少ないままでした。
沢渡からはマイナールートで登ってみます
八島湿原出口の金網ゲートを出て御射山へ。金網に守られてないエリアは花がグッと減ります。沢渡からは最短で車山方面に向かわず、鋭角に戻る感じでいったん強清水方面に向かう道を歩いてみます。さすがの霧ヶ峰とはいえ、この道は通る人が少ないようです。踏み跡は薄めで草も被ってる部分がありました。鬱蒼とした針葉樹&コケ地帯もありました。
強清水から車山へのメインルートに出ました
強清水から車山への登山道と合流。鋭角に左折して車山方面へ。こちらは爽やかな高原の道って感じです。車山方面に向け緩く登っていくんですが、この道は振り返る下りの景色が素晴らしいです。しかも登りは太陽が眩しいし…。逆コースがよかったかな…。緩く登っていくと見えてきました!ニッコウキスゲ地帯。あたりは黄色くなってて、それを見る人がわんわんといます。その人たちに混じってニッコウキスゲ鑑賞…と思ったところ突然の腹痛!コロボックルヒュッテのとこのトイレに一目散!
車山肩のニッコウキスゲ
落ち着いたところで改めてニッコウキスゲ鑑賞です。ニッコウキスゲの密度が高いところや、構図の良い場所には大砲のようなカメラが付いた三脚が立てられています。また、普通に写真を撮ると、どうしても電気柵の電線が写り込みます。なので、遊歩道と電気柵の距離が短い部分も人気スポットです。近寄れば電線を入れずに写真に収められます。もし鹿がいなければ電気柵は不要だろうし、一面ニッコウキスゲなんだろうかと思っちゃいます。
車山湿原経由で車山山頂へ
ニッコウキスゲ地帯をあとに車山へ。直で向かう道はおもしろくなさそうなので、車山湿原経由で。車山湿原はかなり乾いた湿原です。花はほとんど咲いてません。ただ、木道が景色のアクセントになってます。車山乗越からは急坂です。車山スキー場の縁を登ります。白樺湖が見えてきて、その向こうには蓼科山。このあたりは人が多かったです。
車山山頂は大賑わい!
山頂一帯は人人人!車山肩の駐車場からの人にリフトで登った人が加わります。着いた時のスカイテラスはすごい人でした。山頂の看板があるところも黒山の人だかり。蓼科山の眺めがよい神社の近くで落ち着きます。今日は風が強めで、そのせいか面白い雲が出てました。大きくなったり小さくなったり、形を変えながらも同じ場所に出ていて不思議でした。その様子をタイムラプスに収めていました。面白い映像になるかと期待したけど、あんまり面白くなかったです。残念…
帰り道は蝶々深山経由で
帰りは蝶々深山経由で。ずっと草原の中の道で気持ちが良いです。今日はロゲイニングの大会があるようで、ゼッケンを付けた人が目立ちました。ロゲイニングはオリエンテーリングに似てるけど、オリエンテーリングはポイントを決められた順にまわり、その早さを競うもの。対してロゲイニングはポイントを回る順番は自由で得点を競います。ポイントによって得点が違うので、戦略を練る楽しさがあるとのことです。
終始展望の素晴らしい下山ルートです
夏のような天気ですが、午後になっても雲は増えてきません。午後になると空気がモヤモヤしてきそうなもんですが、今日は逆に午後の方が澄んできました。蝶々深山を過ぎ、物見岩で最後の休憩です。雄大な展望もここが最後かな~。あとは緩々と八島湿原に下っていきます。この下りはホントにゆるゆるです。斜度が緩い上にさらにジグザグが切ってあります。なので、なかなか下ってくれなくてストレスに感じるほど。
最後に八島湿原の北半分を楽しんで終了
八島湿原に戻ってくると花が復活。湿原の北端には鎌ヶ池というのがあります。ただの原っぱよりも池があると景色が締まります。背景に車山や蝶々深山などのなだらかな山があるのもここの独特の景色です。
そんなこんなで無事下山。八島湿原の駐車場に戻ると、修学旅行?のバスが数台入ってきてたりとごった返していました。わりと外側の端っこに停めててよかったです。そういえば、車山肩の駐車場も凄いことになってました。駐車場に入る車の行列ができてました。そういう意味でも、今日はここに停めれてラッキーだったかな~
本日の下山後うどんは
本日の下山後ラーメンは松本市にある某食堂。お昼の部は14時閉店。13時半過ぎに着くと既に閉店…。ラストオーダーが13時半でした。えらい早いラストオーダーだこと…。下山後ラーメンにありつけず、安曇野までもどって丸亀製麵で下山後うどんと相成りました。
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