京ヶ倉 2023/12/13

標高は1000mもない低い山にもかかわらず、アルペンチックな京ヶ倉に登ってきました。アルペンチックなのに加えて、展望も独特です。眼下にはS字に蛇行する犀川があります。そして、その向こうには北アルプス。これらが同じ画角に収まるのがいいんですよね~。今回は初めて大城にも足を伸ばしてみました。たいして見どころはないので、とくに行かなくてもいいかな~。馬の背から山頂までの間に、京ヶ倉のいいとこは凝縮されてると思います。

  • 日程: 2023年12月13日(水)
  • 天気: くもりのち晴れ
  • メンバー: ひとり
  • 温泉: 四賀 松茸山荘 物味湯産手形利用
  • 食事: 
  • 登山口情報: 登山口に10台くらい?停めれる駐車スペース 仮設トイレあり
  • 登山口(10:20)
  • 京ヶ倉(11:25)
  • 大城(11:40)
  • 京ヶ倉(11:55~13:00)
  • 登山口(13:35)

予報と違って朝からどんより曇り空

予報は晴れですが、朝起きるとどんより曇り空。おそらく高い山から見たら雲海と思われます。高い山に登るなら雲海もいいけど、低い山に登る場合は雲海より下か、最悪は雲海の中になってしまいます。なので、晴れる兆候が見られるまでは自宅待機。9時ごろになっても変化ないので、ダメ元で行ってみることにしました。自宅から近いのでダメでも損失は少ないです。

降水確率は0%なので、カッパは持って行かず。すると、京ヶ倉のある生坂村に入るあたりから、なんと小雨が降り出す。まあ、周りの空は明るいので、一時的なもんでしょう。それよりも、この雲海がなんとか早く解消してほしいところです。

10時過ぎに登山口到着。初めて京ヶ倉に登った時は、登山口あたりは草ボーボーでむさ苦しかった記憶。今は整備が行き届いててスッキリしています。時期的なものもあるかな~。今では登山客も増えてて、人気の山になっているようです。先客は車1台。

登山口の駐車スペース 車道の左の方に仮設トイレあり
登山口の看板たち
以前よりだいぶ整備されてメジャーな山になってます

京ヶ倉の稜線までは急登続き

京ヶ倉の基部までは緩やかな登り。登りというより、ほぼ横歩き。基部からは急登となります。急登を少し登ったあたりから、犀川の蛇行が見え始めます。木の隙間から見える程度。稜線に出るまでの楽しみはコレくらいかな。あと、雲が占める面積は少なくなる傾向です。下界からは見えなかった北アルプスも、登るにつれ雲海の上から見えるようになってきました。スカッとは見えないけど、これはこれで面白い景色です。

左側のピークが京ヶ倉かなあ?
登るにつれ犀川の蛇行がよく見えてきます
『稜線もうすぐ』の看板からが結構長かった
あれが京ヶ倉だな

稜線に出て馬の背から山頂がクライマックス

稜線に出る頃には半分青空に。ただ、太陽がある場所には大きな雲が居座っています。クライマックスの馬の背から山頂の間は、真上の空は青空が広がってるのに、今いるところに太陽が当たらず微妙でした。馬の背からは岩稜帯となり、両側の展望が開けます。蛇行する犀川と北アルプスの眺めが最高です。東側も開けるのですが、たいした山はないのでパッとしない景色ですね。

北アルプスの雲が徐々になくなっていく
京ヶ倉本体への登り
蛇行する犀川がおもしろい

京ヶ倉山頂を素通りして大城に行ってみますが…

山頂には先客の2名様がいらっしゃいました。今はまだ曇りがちなので、とりあえず山頂は素通りして大城に向かいます。一見、すごい下るように見えたけど、それほどでもなかったです。大城との間には少しの岩場と開けた部分がありましたが、京ヶ倉の南側ほどのスケールはなし。大城は松林の中にありました。東の端に行くと東の景色が、西の端に行くと西の景色が見えるって感じ。冒頭にも書いたとおり、わざわざ大城まで足を伸ばす意味はないのかな…と。個人的には思ったのでした。まあ、一度は行っておくってもんでしょうけど。

京ヶ倉の山頂は松林に囲まれている 隙間からの展望となります
京ヶ倉からの犀川と北アルプス
台形のやつが大城
途中にあった天狗岩
京ヶ倉-大城の間にも展望のよい場所が少しだけありました
大城というのは大城跡なのですね
東側の展望が開けてたけど、東側にはこれといった有名な山はない

京ヶ倉山頂の一段下で大休止

京ヶ倉に戻る頃にはすっかり晴れてきました。今日は珍しくカップラーメン持参です。山頂でのんびりする腹積もりです。でもその前に、せっかく晴れたんだから、クライマックスの馬の背から京ヶ倉の山頂をもう一度歩いておこう!というわけで、いったん馬の背まで下って、再び山頂まで登り返すというアホみたいなことをしました。アホみたいではありましたが、太陽が当たるのとそうでないのとでは大違い。めっちゃ快適でした。

登り返したところでカップラーメン。山頂から一段下りた絶景の岩場で大休止とします。天気の方はさらに良くなり、北アルプスの山腹に帯状に残るのみとなりました。風もなくポカポカ陽気。陰るとちょっと寒いかな。少ししたら2名様が登ってこられました。時間的に、晴れたのを見計らって登ってきたのかな…と。良いタイミングで登ってこられました。

S字に流れる犀川がおもしろいなあ
やっぱ晴れるといい
下りの時に撮影したもの
帰りの馬の背は晴れた
こちらは白馬方面かなあ

13時になったところで下山します

13時になったところで下山するとします。馬の背登り返しも含めてですが、1時間以上山頂でのんびりさせてもらいました。急な下りでは木の根っこや松葉が滑りやすくてドカドカ下りれない。それでも、山頂から35分で登山口まで下山です。登山口手前でトレラン風の2名様とすれ違いました。今日見たのは6名。もしかしたら、登り始める前に、すでに下りてきた人がいるかも?

登山口から少し下りたとこより京ヶ倉

本日の下山後温泉は

下山後温泉は日曜日に引き続いて松茸山荘。物味遊山手形の有効期限が1か月を切り、あと少しでコンプリートとなります。ちょっと日が足りないかもしれないけど、コンプリート目指して頑張ろう!

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