前日は遠見尾根の紅葉を見にいったので、今日はお隣の八方尾根へ。天気があまりよくなかったので、八方池までのお手軽ハイキング。八方池までしか登らないぶん、リフト代をケチって黒菱から歩きました。
八方尾根は樹林が少なくて展望が良いんですが、紅葉する植物も少ないです。純粋な紅葉としてみると遠見尾根が数段上。しかし、八方尾根には類い稀なロケーションがあります。とくに八方池なんてものは絶妙なところにありますからね~。八方尾根の紅葉はロケーションとの合わせ技!
黒菱の駐車場は満車寸前でした
7月にも黒菱から唐松岳に登ってます。まだコロナの自粛ムードが濃い中でしたが、日本全国から多くの人が集まっていました。自粛ムードが薄れてきた今、早めに出ないと黒菱の駐車場が一杯になってしまう。1時間早めの6時半頃に着いたけど、すでに満車寸前でした。リフトも1時間早くなってるのを知らなんだ…。停めれてよかった。まあ、遅く着いてもどこかには停めれるんでしょうけどね。
今日はリフト2本分を歩いて登りました
今日は八方池までなので、リフト代をケチって黒菱から歩きます。歩き始めがリフト始発の20分ほど前。もう長蛇の列ができてます。その列を横目に作業道を登ります。この作業道がまだ急で大変だった。舗装路なんですが、うちの車は登っていかないだろうな…。この傾斜なら凸凹のある山道の方が歩くの楽。
リフト1つ分登ったところが、グラードクワッドの乗り場。ここからはトレッキングコース。普通の山道なので普通に歩けます。紅葉はもこのあたりにまで降りてきてて、鎌池の湿原あたりはいい感じ。八方池までは樹林帯はないので、今日歩いた中でここらが一番紅葉してたのかも?
八方池山荘から八方池までは登山客に混じって
八方池山荘に到着。ここが通常のスタート地点。黒菱の車道登りは参ったけど、その上は気持ちよく歩けました。唐松岳まで登るなら時間的にも体力的にもロスになるけど、八方池ぐらいなら全くもって問題ナシ。
リフト区間は歩いてる人いなかったけど、八方池山荘からは大勢の登山客&観光客に混じって歩きます。登りは山腹のルートで。夏場は花がわんさか咲いているとこ。花はもうほとんどないけど、ドライフラワー化した植物や実などを写真に収めながらのんびりと歩きます。
問題は天気だな。山にかかる雲はないものの、高い雲が空全面にあります。太陽はほとんど通してくれません。どんよりして寂しい雰囲気。ずっと展望ある曇りよりも、たまにガスるけど青空も出る方がいいような…。だけど、曇ってても景色は一級品ですな。
秋色だったり冬枯れだったり
八方池は天気がイマイチながらも素晴らしいところ
本日の最終目的地であります八方池へ。しかしまあ、よくもこんな一等地に池があるもんだわ。白馬三山や不帰のキレットがバックという最高のロケーション。ゴンドラやリフトで上がってきて、1時間ほどの歩きでこの絶景にあり付ける。せめて一時でも日が射して青空になってくれればなあ…。無理か。今日は。
時間はたっぷりあるので、最近流行のタイムラプスなど撮ってみます。一面の雲なので雲の動きはおもしろくない。そのかわり散策する人が多くて、人の動きがおもしろかった。4ヶ所くらいで撮ってみました。その動画がこちら↓。
下山 リフト区間の歩きは登りよりしんどい
八方池に1時間半も居座っちゃいました。下りは尾根コースで。もしかしたら歩くの初めてかも?公衆トイレの先に道があるので、普通に下ってると気付かないかも。登る人は半々だったとしても、下る人は2:8くらいになるんじゃないかと。
最後の黒菱の舗装された急坂が予想通り大変でした。この下りは膝に悪いわ。つまずいたりして転ぶと、転がり落ちてしまいそうなくらい。踊り場が欲しい。ほとんど日が射さず、寂しい八方尾根&八方池でしたが、とりあえず無事下山であります。
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