低い山の雪が融け、スキー場も営業を終えるとこが増え、だんだんと手軽に行ける山が少なくなってくる時期となりました。冬季閉鎖が解除になると、また行くとこが増えてくるんでけどね。4月の前半は行ける場所が限られてきます。
そんな難しいこの時期、前日の土曜日は栂池BCのカードを切りました。連チャンとなる今日の日曜日、体力的に楽なところにしておきたい…ということで、渋峠から芳ヶ平に行くことにしました。このルートは特異で、ほぼ登りなしで滑れます。そのかわり、滑った分だけ登ってこないといけない…という、通常とは逆パターンです。このルート、滑ったりすることより景色の良さがウリかなと個人的には思います。
- 日程: 2024年4月7日(日)
- 天気: 晴れ 薄曇り
- メンバー: T世
- 温泉: 須坂 古城荘
- 食事: 一信 中野市のラーメン
- 登山口情報: 横手山スキー場 陽坂🅿 ポイント券利用
アプローチに使う横手山スキー場、ここは確かポイント券を使うんだったとホームページをチェック。行って戻ってくるのに10ポイント必要で、購入は20ポイントから。2人だとピッタリです。早朝営業してるようなので早めに行ったけど、結局のところ上のリフトは通常通り。30分ほど待つことに。早く行ったおかげで陽坂の駐車場にちゃんと停めれたと思うことにしよう。
横手山スキー場のリフト2本乗って渋峠へ
リフト2本乗って横手山の山頂。リフトに乗ってる間の景色が素晴らしいです。なんてったって標高2300mですからね~。志賀高原は滅多に来ないので、新鮮な景色に感じるというのもあるでしょうし。横手山から渋峠までゲレンデを滑ります。いい感じのザラメで気持ちよく滑れました。
国道歩かず池ノ塔山へ
渋峠でT世さんはシール着けます。わたくしはウロコ板。今日は国道を歩かずに、池ノ塔山まで稜線伝いに登っていきます。稜線上にはツアーコースの標識がありました。万座に抜けるルートかなあ?生えてる木は針葉樹でイマイチですが、見えてる景色はなかなかです。ただ、今日はちょっと空が霞んでるのが残念。
池ノ塔山は白根山の展望すこぶる良好!
池ノ塔山に着きました。白根山を一望できます。すごい景色ですね~。火山の景色です。芳ヶ平に滑らずに、白根山の方に行ってみたくなりますね。万座からの方が近いのかなあ…?白根山の向こうには四阿山と根子岳。北から見るのは稀なので、見慣れぬ形です。振り返ると真っ白な岩菅山。岩菅山もスキーでは行ったことないなあ。そのうち行かねば。白砂山-佐武流山-苗場山と続く山並みが見えると何故かうれしかったり…。
グサグサ雪で滑りは大難儀
池ノ塔山からいったん国道まで下ります。国道の岬のようになった場所からも、白根山など南側の景色がよく見えます。さて、どこを滑りましょうか…。ゲレンデが良かったので、開けたボウルの斜面を滑ってみたくなりました。良いイメージを持って滑り込んだところ、グサグサ雪でえらいことに。細いウロコ板だったので余計に大変でした。
このまま下まで滑るのも勿体ないだけなので、ひと滑りしたところで登り返すことにしました。で、再び国道の岬のところへ。今度はここから派生する尾根通しに滑ることにしました。こっちもグッサグサ。曲がれない止まれない…でまともに滑れません。ただ、こっちの尾根ルートは斜度が手頃なので、難しいながらも楽しく滑れました。
滑ったあとに登るのは気持ち的にしんどいです
芳ヶ平の雪原まで滑って大休止。滑ってきたのは、向かって左側の尾根。渋峠に戻るのは向かって右側の尾根を辿ります。夏道が付いてる尾根です。渋峠までの標高差は300mほど。数字はたいしたことないんですが、意外と長いです。実際の距離や時間よりも、気持ちとして長く感じますね。滑った後に登って終わるという精神的なものと、あとは登る尾根が単調で展望があまりないというのも、長く感じる要因の一つかなと思います。これなら滑った尾根を登った方が気分的には楽かも?
横手山スキー場は気持ちよく滑れました
渋峠まで戻ってきて登りは終わり。リフトに乗って横手山へ。そして、ゲレンデを滑って陽坂の駐車場に戻ります。ゲレンデの雪もだいぶ緩々になったけど、ゲレンデの雪は何故かとても滑り易かったです。山ではまともに滑れなかったぶん、ゲレンデで取り返した感じです。天気や雪などの条件にもよりますが、次回はもう少し行動範囲を広げてみたいなと思います。
下山後の温泉とラーメン
本日の下山後ラーメンは中野のバイパス沿いにある『一信』へ。長野市にある竹田と同じ系列のようですね。通し営業なのは助かります。下山後温泉は須坂の古城荘。物味湯産手形利用です。ここは初めて来ました。宿泊施設なのですが、日帰り温泉ぽい感じで快適でした。
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