ハクノリ大斜面 2024/2/17

Aおさん、Mタン、Uたん、Kちょさん、T世さんという珍しい組み合わせでハクノリへ。微風快晴でポカポカ。雪もまずまず。大斜面の1本がよかったです!天狗原から下は修行系入りましたが…。まだラストパウダーには早い(と思う)けど、今年も春がやってくるのが早そうですね。翌日のシーサイドバレーまで、みなさま楽しい時間をありがとうございました。

  • 日程: 2024年2月17日(土)
  • 天気: 晴れ
  • メンバー: Aおさん、Mたん、Uたん、Kちょさん、T世
  • 温泉: 小谷の道の駅
  • 登山口情報: 栂池ゴンドラ1870円+栂の森リフト330円
  • 栂池スキー場トップ林道入口(9:15)
  • 成城大小屋(10:00)
  • 天狗原(11:15)
  • ハクノリ滑り出し(12:20~45)
  • 栂池ヒュッテあたりの林道(13:15~45)
  • スキー場トップ(13:50)

本日はアウエー感満載であります。一緒に行ったことあるのはKちょさんのみ。それも一度だけ。他の方々は偶然会って一緒に滑ったことがある…程度です。かなり緊張気味の入りとなりました。各自それぞれ栂池に行って、ゴンドラ乗ってリフト乗って、林道の入口のとこ集合です。直前に少し降ったタイミングでの晴れ予報ということもあってか、林道入口は賑わっておりました。

栂池スキー場上の林道からスタートです

3週間も続きやがったしつこい腰痛ですが、前日までは結構ヤバいなあって感じでした。当日朝になって大丈夫かも…な状態に。とりあえず行ってみないことにはわかりません。なので、林道歩いててダメなら成城大のとこで戻ろう、天狗原を区切りに戻ろう…とか色々考えながら登ってました。でも、心配なのは滑ること。登りは登れちゃうので、結局は山頂まで行くことになりますわな~。ま、登ってしまったら下りるしかない。滑る斜面は広いので、大きく緩く滑ればいいでしょ。

林道入口は賑わっておりました

後立山の絶景を見ながらの林道歩き

年に何度か来る栂池。お馴染みの景色ではありますが、それでも何度見ても北アルプスの景色は感動してしまいます。八方尾根から白馬三山にかけて見渡せます。今日も予報通りの晴れで展望すこぶる良好!空気も澄んでてクッキリです。雲一つない青空なのですが、少しくらい雲があった方が風情があっていいのに…とか思ってしまいます。

テレテレと林道歩きはじめます
ダケカンバの間から見える白馬三山
八方尾根と鹿島、五竜、唐松岳
早大小屋の上かな ここは展望が素晴らしい
成城大小屋の広場で休憩中に

歩くにつれて人影疎らになっていきます

林道入口はごった返してたけど、歩きだすと人は疎ら。進むにつれてさらに疎らになってきます。自然園の方に行く人、ヒヨドリ方面に行く人、はたまたどこか変なとこへ行く人…と徐々に絞られていきます。ハクノリ大斜面を登る人もポツポツ程度でした。栂池のキャパはでかいです。バリエーションも豊富です。ここに来る人間の方も老若男女、上手い人からそうでない人…等々、品揃え豊富なんじゃないかと思います。今日のメンバーもそんな感じの集まりのような…

その休憩中
成城大小屋から天狗原への登り
自然園越しの後立山
杓子岳と白馬鑓
ハクノリ東面大斜面 意外と取り付いてる人は少ない
ガラガラ沢、無名沢、唐松沢本谷が見える
大斜面に取り付きます
頚城三山と海谷三山
もうすぐ登りは終わります

ハクノリ大斜面を登りながら滑る斜面を検討

さて、今日はどこを滑りましょうか…。ハクノリ大斜面を登る時点でもまだ確定せず。候補には北面もありましたが、登ってる時の感じでは雪は悪くなさそう。ということで、無難に東面を、下から見て大斜面の右側を滑ることになりました。山頂付近はいつもブリザードで長居できないことが多いですが、今日は穏やか。頸城の山々を眺めながらまったり滑る準備できました。

大斜面を見下ろします
高妻&乙妻も右の方に見えてます
東面右側に向けてトラバース

さて、問題の滑りは如何に~

さて、お楽しみの滑りでありますが、今日は不安の方が数倍大きいです。滑り出しのとこまで、シュカブラのあるとこを少し滑ったりした感じでは、とくに腰に痛みとかは感じなかったです。雪さえよければ大丈夫かな~。モナカとかストップ系だけは勘弁してもらいたい。転ぶのはヤバそうですからねぇ…。

Kちょ隊長が一番手。あっという間に消えていきました。雪質関係ない人なので、雪の良し悪しの参考にはなりません。滑ってみますと、下地の上に薄パウって感じ。雪はフワフワではないので、斜度のあるところでは後ろ足が負けちゃう感じでした。ビビりながらの滑りでしたが、斜度が緩む後半は気持ちよく滑ることができました。

続いては自然園へと滑る斜面。こちらは日当たりがよいので雪が緩んじゃってます。ここでも雪質関係ないKちょさん、あっという間に消えていきました。滑ってみますと、やっぱり重い。前転注意報出る雪です。木が濃いところもあるし…。急なところは大きくジグザグ切って安全第一で下りました。

※滑りの部に関しては動画をご覧くださいませ

そんなこんなで林道に出て、ほぼ無事下山。この林道でいつも足がプルプルになってしまいます。さらに、そのプルプルの足で荒れたゲレンデを押さえの効かない板で滑るのは拷問。ゲレンデ滑るのも少し心配してたのですが、全然大丈夫でした。動くことによって腰回りがほぐされて、良い状態になってるんでしょうね。ゴンドラ乗り場まで下りてきて、改めて無事下山。無事下山できてよかったです。



手持ちのガイド本を紹介します

山スキーを始めた頃は情報源といえば山雑誌の記事とガイド本のみ。今のご時世はネットに情報が腐るほどあって、情報を集めるというより選別するという感じ。ネットのレポは個人差大きく主観が入ってて難しいところがありますね。その点ガイド本はレベル的に安定してます。行き先はガイド本で探して、足りない情報をネットで補う…が理想的なのかなと思ってます。

山スキールート212

『212』というだけあって盛りだくさんの内容。定番ルートからマニアックなルートまで品揃え豊富です。値段が2980円と高いけど、内容からすれば安いくらいかも。コレ1冊持ってればOK!って感じですかね。地形図にラインが入ってるので、概念図から地形図に変換する作業も不要です。ちょっと至れり尽くせり過ぎじゃないって感じ。

山スキー百山

隣の山スキールート212とボリュームも見た目も似てますが、こちらは山スキーアルピニズム研究会の著。ちなみに、こっちの方が早くに世に出てます。中身はだいぶ違ってて、かなりマニアック。一般人には行けないルートも多いです。『百名山』ではなく『百山』ってことです。

山スキー百山2

山スキー百山の第2弾です。山スキーアピニズム研究会の著、記録集をよりガイド本化したような感じか。見やすい地形図に落とし込まれており、利用価値が高いです。ただ、レベルの高い人が多いので、自分の力量と合致してるか見極めるのも重要。


東北の山スキー特選ガイド

特選ガイドというだけあって、東北の主なところが網羅されています。オールカラーで解説が丁寧です。東北に住んでる人や、東北への出没頻度が高い人は必携のガイド本かなと思います。

東北山スキー100コース―滑走記とデータ

東北の山スキー本というと、以前はこれでした。しかし、如何せん時代遅れ感が否めなくなってきました。地形は変わらなくても、流行、アプローチ、植生、雪の量などは変わっていきますから。

ハイグレード山スキー―最新ルート集

月刊誌『岳人』では初冬に山スキーの特集が組まれていました。その特集の数年分を集めて一冊のガイド本になったのがこの本。2007年発刊ですが、しばらくは大変お世話になった一冊です。


日本バックカントリー・オール 50エリア170ルート (パウダーガイド12)

ここまで紹介したガイド本はどちらかというと登山系の出版社のもの。この本はパウダーガイドなので、基本的に滑り系の人向け。本の名も『バックカントリー』ですからね。GPSデータも付いてたり。

リフトで登る日帰り山スキー特選ガイド

『リフトで登る』に特化したガイド本。しかも日帰り。2004年発刊。当時は概念図が当たり前だったけど、この本は地形図にルートが引いてあります。かなり大雑把だけど。

山スキールート図集1’〈01~’02〉

2昔前の山スキーのバイブル本。この本も古いので時代遅れ感はありますが、シーズン初めにひと通り目を通すのも良いのかなと。概念図+点線&波線の懐かしい表記です。


山スキールートガイド105

ガイド本というよりも、著者である酒井さんの記録集的な本。エリアは北陸中心で掲載ルートも特殊です。山スキーを始めて最初に買うガイド本でないことだけは確か。ルート図も概念図にラインが引かれた昔ながらの手法です。概念図から地形図に落とし込む作業が必要です。上級者向けの本だと思います。

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