静岡市清水にある浜石岳に登ってきました。標高は707mの低い山ですが、海から近くて高度感があるのと、富士山の眺めが素晴らしいのがウリ。山頂直下まで車道が通ってて車で登れそうだけど、それではなあ…。かといって、街から登る元気もない。ということで、標高500mくらいにある浜石野外センターから登ることにします。駐車場もあるし。朝に安曇野を出るので、お昼にかけてのんびりハイキングですな。
登り始めで快晴だったので、山頂も快晴を確信してました。ところが、浜石岳の山頂に登るや否や、浜石岳自体に雲がかかってしまうという予想外の展開に。一瞬だけ見えたので一矢は報いた感じですが、富士山展望命の山で富士山が見えないのは本末転倒であります。
年末年始休み前半は富士山を南側から見る山へ
2021-22年末年始は10連休。今年も九州ハイキング旅行を企ててたけど、どうもかなり強い寒波がやってきそう。九州の方まで影響ありそうで、高い山は辛い山になってしまいそう。軟弱なもんで、ごく少ない晴れエリアを求めて関東周辺の低い山をつなぐことにしました。で、今回は静岡の浜石岳、伊豆の葛城山、神奈川の矢倉岳の3つに登ってきたのでした。
安曇野を6時ごろ出発。例によって(最近のパターン)諏訪まで高速に乗り、そこからはチンタラと下道で向かいます。天気が回復してくれるか心配だったけど、長野県から山梨県に入るタイミングで晴れてきました。富士山もしっかり見えてます。ヨシヨシって感じ。野外センターへの車道は舗装はしてあるけど、かなりの急斜面でした。駅から歩いて登ってると思われる人たちが何組かいました。
浜石野外センターから登り始めます
野外センターの駐車場(正確には登山者用駐車場)に着くと、先客は1台のみ。もっと賑わってると思ったけど、拍子抜けでした。静岡まではまだ寒気が届いてないようで、思ったよりもずっと暖かです。
時計回りの周回コースで浜石岳へ
浜石岳は里に近いだけあってか、車道や山道が錯綜してます。どう登ろうかって感じですが、時計回りの周回コースで登ることに。恐らくですが、道中を楽しむというより、山頂からの富士山の景色を楽しむ山なんだろうと。最短で登って最短で下りてもいいんでしょうが、まあ周回できますんでね。周回しときます。
野外センター 展望とトイレ
登山道を一段ほど登ると野外センターの一角へ。アスレチックや展望台があります。展望台からは富士山と駿河湾の展望。クッキリ見えてますね~。下の登山者用駐車場にはトイレはないので、トイレはここ野外センターのを借りることになりますね。
左から大きく回り込むルーとで
登山口から山頂までの標高差は200mほどなので、最短で登れれば30分ほど。しかし、山道は大きく左側から回り込んでます。半分はほぼトラバースでユルユルと。生えてるものは杉か、あとは静岡らしい常緑の広葉樹。予想通りに道中は楽しむ雰囲気ではないですな。個人的にですけどね。折り返し点からは尾根道になるので、少しだけいい感じになりました。
今日は何かイベントなのか、野球関連のクイズの札がぶら下がってます。それを解きながら辿っていくのが唯一の楽しみだったような…。あとでわかりましたが、地元の興津ドラゴンズという少年野球チームのイベントだったみたい。
浜石岳山頂 着くや否や雲がかかる
山頂に着くと同時に浜石岳に雲がかかってきました。登り着いた時は富士山が隠れてしまう寸前。このあと、ものの数分で富士山は見えなくなっちゃいました。浜石岳自体にかかる雲なので、しばらく待ってればまた晴れるかなと期待。しかし、予想に反して雲はかかったまんま。富士山展望が命の浜石岳なのに、これではなあ…。まあ、登頂の瞬間に富士山が見えてたので、全く見えないよりは数倍マシ。
山頂にいる間に興津ドラゴンズの子供たちが続々と登ってきます。チームに分かれてクイズを解きながら登ってきたようです。わいわい賑やかで、市民の山なんだなと感じた次第であります。
退屈な下山道もクイズを解きながら
粘っても雲がなくなる気配がないので下山します。下り道の方が斜度があって、距離も近いです。下の方は車道歩きが長かった。下り道にもクイズの札がぶら下がってて、退屈な下りを楽しませてもらえました。
日本平 初めてです
浜石岳は煮え切らないハイキングになってしまいましたが、このあとリベンジのチャンス。日本平と三保の松原の観光です。あちこち山や旅行に行ってますが、どっちも初めてとなります。
日本平に登りますと、なにやらオシャレげな施設が。高台に『日本平夢テラス』なるものが建ってます。とってもオシャレな展望台なので有料だろうと思ったら、なんと無料で登って歩けるようになってました。電波塔の周りが展望廊下になってる感じで、日本平からの360度の展望を楽しめるようになっていました。
日本平は山と言うよりも丘。清水の街と港と海があり、それら越しの富士山の展望ってのが最大のウリかな。富士山は山からの景色に馴染みがあるので、こんな感じなのは新鮮です。車やロープウェイで登ってこれるので、大勢いの観光客で賑わっていました。
三保の松原
続きましては三保の松原。ここも本気で観光すればガッツリ歩けるんでしょうが、時間も押してたので羽衣の松とその先の海岸を少し歩いておしまい。ここからだとギリギリ海越しの富士山になってしまうので、撮影スポットとしてはイマイチかな。
三保真崎海水浴場へ
富士山見るなら海越しかなと、三保真崎海水浴場に行ってみました。ここは海越しの富士山が見えるだけでなく、海際まで車が付けれるのが最大のウリ。写真を撮るだけならいいけど、日の出や日の入りを撮ろうと思うと時間がかかります。こんな寒い中、車の中で待ってられるのがありがたい。タイムラプスなんて撮ろうと思うと尚更であります。良い景色を見させて頂きました。
下山後の温泉とラーメン
下山後温泉は草薙駅の近くにある、『あいう温泉 草なぎの湯』へ。850円と少々お高めではありますが、それくら払っても仕方ないかな~ってくらい充実した施設でした。個人的には身体を洗えれば十分なんですけどね。でも、高くてショボいよりはずっと良い。
下山後ラーメンは清水駅の近くにある丸岩ラーメン。もともと屋台だったのか、店の前に屋台が置いてありました。人気店のようでなかなか美味しかったです。
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