秋の紅葉シーズンに登ることが多い焼岳。久しぶりに夏の焼岳に登ってきました。午後から雷雨予報で安近短の山、さらに暑いので『安近短+涼』の山と言うことで焼岳に登ることに。でっかい台風が近づいてるけど、秋のような澄んだ青空が広がってました。展望がウリの焼岳ですから晴れてないとね~
中ノ湯登山口は車たくさん
6時ごろ中ノ湯登山口に着くと、登山口近くの広いスペースはとっくに満車。路駐の列ができていました。158号を走ってる時は車が少なくて、台風とコロナの影響かなあとか思ってました。たまたま前後に車がいなかっただけと思われます。
広場までは針葉樹林帯で涼しく登れます
焼岳への道は前半は樹林帯で展望なし。でも、こんなくそ暑い時期には涼しくて助かります。黙々と登っていく感じですかね。小1時間でエアリアに『広場』とあるところへ。確かに『広場』にはなってるけど、座るところがない。地面は湿っぽいし。みんな立って休んでました。この前後にはゆっくり休めるところがあるのに、エアリアのコースタイムのチェックポイントになってるから、みんなここで休むと思われます。
釜トンネルのところから登る昔の道は『リンドウ平』が休憩場所だったけど、今の道だと場所が違うのかな?あとで調べてみたら、古い道との合流点から少し古い道を戻ったところみたい。
広場からはロケーションを楽しみながら登れます
昨日はお昼には雷鳴って夕立のような雨が降った。今日も似たようなものかな~?とっとと登って、とっとと下りるつもりだけど、今のところ澄んだ真っ青な空が広がってます。昨日よりは天気よさそうな雰囲気。とりあえず山頂までは維持してもらいたいところ。
咲いてる花はだいぶ秋めいてきました
9月に入ったとこなんで、まだ夏真っ盛り。でも、先走って赤くなってるナナカマド、ツツジは色付き始め、草花の実なんかから秋の気配も感じられます。今年は梅雨が長くて雨が多く、遅く始まった夏は秋にずれ込み、9月に入っても朝晩は冷え込まず…。今年の紅葉はどんな出来なのか不安でもあり楽しみでもあります。まあ、冷え込みがなくても、きっと時期がくれば紅葉するんだと思います。出来は???ですけど。
北峰、南峰コルまで登ると火山の雰囲気満点
北峰と南峰のコルへ。コルの反対側には焼岳の火口湖。荒々しい山頂部にキレイな池。この池『正賀池』って言うんですね。初めて知った。火山のロケーションは素晴らしいです。岩と岩の間から笠ヶ岳も見えてますね~
焼岳山頂 展望すこぶる良好!
山頂はまずまずの人出。ごった返してる感じではなかったです。焼岳山頂部はお休み処には事欠かないので、人口密度は必然的に低くなります。槍や穂高、上高地の方を向いて休憩です。風はそよ風、太陽はポカポカ、とっても心地よい山頂。眺めもいいし、長居できちゃいます。
展望は写真をご覧あれ~なんですが、焼岳展望の特徴は何と言っても穂高を南から見れるということ。穂高連峰と霞沢岳、それらに取り囲まれた上高地の雰囲気が何とも言えない箱庭見たいでいい感じ。蝶ヶ岳や笠ヶ岳みたいに槍&穂高連峰を横から見るのとは全く別の趣きがありますね。
焼岳堪能 心置きなく下山です
1時間も山頂で長居しちゃいました。さすがに徐々に雲が増えてきました。心置きなく下山です。広場までは日当たり良くて暑かった!針葉樹の森に入ってからは涼しく歩けました。やっぱり焼岳はいいな~。行き先に困ったら秋にまた来てもいいかなと思ったり。
本日の下山後温泉とラーメン
本日の下山後温泉は松本市梓川にある『梓水苑』。物味湯産手形利用なのですが、2020年版から新たに加わった温泉です。普通に入れば450円。そして、下山後ラーメンは同じく松本市梓川にある『ヌプチェ』へ。ここは海老味噌ラーメンがウリな店。松本にある『チョモランマ』の姉妹店だそうな。コッテリ系で胃の老化が進んだものには、ちょっと重かったです。
海老味噌ラーメン 鶏ラーメン ヌプチェ外観
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