久しぶりに唐松岳に登ってきました。黒菱林道を車で登ってリフト2本で八方池山荘。まずまずの安近短。天気はまずまずより少し悪かったかな~。もうちょっと晴れて欲しかったけど、予報的にも仕方のないところ。でも、山頂はずっと晴れてたし、道中の花はさすが八方尾根、種類も数もたくさん咲いてました。人も多かったです。コロナの登山自粛ももう昔の話か・・・。
八方尾根からの唐松岳は2009年以来。縦走中に通ったのは2015年以来。八方池までなら2016年に登っています。意外と登ってないなあ…といった印象。
黒菱平まで車で登り、リフトで八方池山荘へ
黒菱のリフトの始発は7:45。6時頃にウチを出て7:15くらいに黒菱平に到着。約200台停めれるという駐車場はほぼ9割がた埋まっていました。余裕かと思っていたのに。ウチを出る時、常念山脈は爽やかに晴れてました。しかし、白馬方面は雲が多め。黒菱平は雲の中。道中から唐松岳は見えてたけど、雲は多めだったような。
八方池山荘まで歩いて登れば小1時間ほどだけど、リフトがあるとこを登るのは気持ち的にキツイ。八方池山荘までリフト2本の往復1200円なので、まずまず良心的かな。ゴンドラから登ると往復2980円だからな。2人だと6000円。高近短になってしまう。遠征で6000円ならまだしも、準地元でリフトに6000円は無理。
八方池山荘から八方池までは花だらけ
八方池山荘までリフトで登ると、ちょうど雲海の雲の波打ち際。ここより上は青空も見えています。ただ、雲はかなり多くて間違っても晴れとは言えませんな。雲も多いが人も多い。ゴンドラの始発もだいたい同じ時間なので、この時間は集中しますわな。
登りは山腹のルートで。最初っから花全開!歩みが進まん…。高山植物が大好きってわけでは決してないんですが、写真に撮っておきたくなってしまうのであります。本日のラインナップをってのもありますし。実際のところ、撮り逃しはたくさんありますが。
本日の高山植物ラインナップ
期待の八方池は残念ながら雲が優勢
期待の八方池は・・・ダメでした。八方池と白馬三山の絵は、日本でも屈指の景観と思うんです。個人的には。晴れてたら長居するつもりだったけど、帰りに期待ということで唐松岳を目指します。
八方池から唐松岳頂上山荘へ
八方池から丸山までは、どちらかと言えばパッとしない区間。ある意味、行程を稼ぐ区間でもあります。しかし!ここで行列に吸収されてしまいます。団体さんってわけではないけど、先頭の人がずっと後続を引き連れて歩いてる感じ。遅いだけならガマンできるけど、前後に人がいると写真撮るのもままならないのがツライところです。できれば自由に歩きたい!
扇雪渓で休憩。みんな休んでたから休憩です。ひと登りで丸山。ここからはスッキリとした稜線歩き。白馬鑓は見えないけど、不帰のギザギザが見えています。しかも、バックは青空!今なら八方池からの展望もあるんかな?丸山から唐松岳頂上山荘までは快適に歩けました。
唐松岳頂上山荘から唐松岳
唐松岳頂上山荘ではヘリの荷揚げ中。ヘリが来る間、ヘリポート周辺に近づかないように、小屋のスタッフが通せんぼ。T世さんと離れ離れに。何か条件が悪いのか、荷物を吊って運ばずに、ヘリの部屋の中に荷物を積んでます。積み下ろしに時間がかかるよな~。なので、待ってる時間も長かったです。
唐松岳山頂はまずまずの賑わい 展望もまずまず
ひと登りで唐松岳山頂。ごった返してるってほどではないけれど、結構な賑わいです。若者が多い印象です。若者はやっぱり賑やかだな。
唐松岳山頂には雲がかかってないけど、南隣の五竜岳、北隣の白馬鑓ヶ岳は山頂には雲がかかってて見えません。雲は信州側が中心。黒部側はわりと晴れてますね。ただ、立山や剱、剱の北方稜線から毛勝三山にかけて、稜線には雲がまとわり付いています。いい雰囲気の雲だったので、タイムラプスを撮ってみました。もう少し山が見えてくれてたら最高だったんですけどね~
下山 帰りの八方池も雲が優勢でございました
12時ちょうどに下山開始。日曜日だけど、まだまだ登ってくる人はいます。小屋泊まりかな。ちなみに、唐松岳頂上山荘は小屋もテント場も完全予約です。白馬エリアは全体がそうなのかな。丸山までは晴れ間が多くなってて、帰りの八方池の期待が高まります。しかし、道が山腹を通ってる間に雲が増殖したようで、八方池に着く頃には山は全く見えなくなってました。残念…。まあ、何度か良い景色は見てるし、今日は諦めるとしましょう。
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