霧訪山・大芝山【紅葉】 善知鳥峠から往復 2022/11/5

霧訪山には今まで5,6回くらい登ってるのかな?下西条の山ノ神自然園からがほとんどで、一度だけ善知鳥峠から大芝山まで登ってます。これまで全てが春先の花の時期に登っています。そこで、今回初めて紅葉を狙って登ってみました。ルートは善知鳥峠からの往復です。紅葉狙いなので、霧訪山より大芝山の方が紅葉のポテンシャルは高いと踏んで。行ってみますと、稜線の紅葉はだいぶ終わりかけ。中腹の紅葉が真っ盛りでした。

  • 日程: 2022年11月5日(土)
  • 天気: 晴れ時々くもり
  • メンバー: T世
  • 温泉: 松本市梓川 梓水宛(450円) 物味湯産手形デジタル版利用
  • 食事: 塩尻市 みそら(ラーメン)
  • 登山口情報: R153善知鳥峠付近に駐車場あり(トイレなし)
コースタイム
  • 善知鳥峠(8:20)
  • 洞ノ峰(9:20)
  • 大芝山(9:40)
  • 霧訪山(10:40~11:25)
  • 大芝山(12:10)
  • 善知鳥峠(12:50)

今回の霧訪山は善知鳥峠からの往復とします

この週末の本命は翌日の岩櫃山。土日の天気の良いほうで岩櫃山とします。日曜の方が天気良さそうだったので、今日の土曜日は安近短で霧訪山と相成りました。平日と同じ時間に起きて、のんびりと善知鳥峠に向かいました。8時過ぎの到着にもかかわらず、先客は誰もいません。このルートは人気ないんかなあ?まあ、確かに他のルートに比べると人気ないかもしれません。

善知鳥峠の登山口 事務机が置いてある

登りの斜面は日当たり良好で紅葉もまずまず

善知鳥峠からのルートを選んだのは、初めに登る斜面が東面というのも理由のひとつ。11月になって太陽が低くなってくると、朝から陽射しがあるというのは大きいですからね。紅葉は日射がないと映えません。山ノ神からのルートは春先でもしばらくは日陰だった記憶ありです。登りルートの紅葉はまずまずな印象。時々あるカエデが良かったです。

ほどなく東電の鉄塔 鉄塔も紅葉しとる
紅葉はここが一番よかったかなー
生きのよいカエデ
ここのカラマツはなんだか葉が少ない

先に洞ノ峰に立ち寄っておきます

大芝山ノ肩は大芝山や霧訪山と洞ノ峰との分岐。洞ノ峰は北の展望があった記憶なので、晴れてる今のうちに行っておきます。分岐から10分ほどで洞ノ峰。北の展望はありましたが市街地が中心。穂高連峰は見えず…。穂高連峰は途中にあった送電線の鉄塔の隙間からよく見えました。隙間なので、よく見えました…とは言わないか。

洞ノ峰に向かう途中の鉄塔 鉄塔の隙間から穂高が見える
洞ノ峰 ここは北方向の展望が良い
塩尻から松本にかけて 北アルプスは雲多め
洞ノ峰 いつもはここから山の神に下山する

大芝山付近の紅葉は終わりかけ

引き返して分岐を大芝山の方へ。大芝山はタラーっとした稜線上の単なる一番高い部分。山頂らしい山頂では全くありません。山頂の看板がなければ、気付かずに通り過ぎちゃいそうなくらい。山頂らしくはないのですが、林の雰囲気としてはこの辺りが一番気持ちよかったかな~。春の花も大芝山の前後が一番咲いてるし。ただ、紅葉は終わりかけ。盛りは先週末だったと思われます。

大芝山の前後は雰囲気よい
霧訪山の方に向かいます

たきあらしの峰

大芝山と霧訪山との間に『たきあらしの峰』というピークあり。大芝山より尖った山頂だけど、展望はとくにナシ。すぐ手前に送電線の鉄塔があって、そこの方が見晴らしは効きました。…が、たいしたことなし。このあたり、場所場所で生えてる木が違ってて、それぞれ雰囲気が違ってておもしろかったです。

たきあらしの峰の手前にあった鉄塔で少し展望あり

登りは男坂、下りは女坂で

小野からの道を合わせ、山ノ神からの道を合わせるところで、山頂へのルートが2つに分かれます。直で登る急坂コースが『男坂』、山腹にジグザグで付けられてるのが『女坂』。下りで膝に優しそうな女坂を下りにもってきます。膝優先です。女坂と合流すると斜度が緩くなって、あとは灌木の中を辿ると霧訪山山頂です。

ケルンの感覚か…?
霧訪山への登りは直登(男)とジグザグ(女)の2ルート 登りは男、下りは女にした
霧訪山山頂が見えてきた 山頂付近の灌木は紅葉終わってる

霧訪山山頂です

善知鳥峠からのルートでは、ほとんど人に会わなかったのですが、霧訪山山頂にはそれなりに賑やかでした。そんなには広くない山頂なので、人口密度は高めです。このあたりはほぼ快晴なのですが、高い山には雲がかかってます。北、中、南の3つのアルプスが見えるというのがウリな霧訪山ですが、今日はちょっと残念だったかな~。聞くところによると、霧訪山は長野県の里山ナンバーワンだそうな。まあ、わからないでもないですかね。立地も長野県の真ん中あたりですし。

山頂には10人くらいはいたかな~
展望盤
北アルプス 穂高だけ白い
ほんまかいな

下山も紅葉を楽しみながら

さて、戻るとしましょう。稜線歩きが長くて、アップダウンのある行程は、登りは楽しめます。しかし、下山モードになるとアップダウンはゲッソリです。たきあらしの峰と大芝山の手前に急な登りがあるのですが、下りに馴染んだ足には痺れますね~。たいした登りでもないんですけど。葉っぱが半分落ちて明るくなった稜線は、残り物の紅葉とマッチしていい感じです。今日は3つのアルプスは見れなかったけど、目的であります霧訪山の紅葉という面では、まあまあ満足できたかなと思います。

南国のような並木
カラマツ林のお決まりの構図

下山後の温泉とラーメン

下山後ラーメンは塩尻市にある『みそら』へ。ここは安曇野にある『三空』の系列店。三空は何度か行ってて、いつも美味しく頂いております。塩尻のみそらは、味噌ラーメンに特化したお店。感覚としたは安曇野の方が美味しかったような…。ま、日によってだったら、ちょっとした違いがあるのかなあ?

温泉は旧梓川村にある梓水宛へ。物味湯産手形のデジタル版にしてから、コンスタントに対象の温泉に通ってます。自分の行動範囲と対象エリアの兼ね合いが問題だー

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