三陸 霞露ヶ岳 海抜0メートルから 2022/5/3

2022年GWの5日目は三陸の海岸から登り始める霞露ヶ岳(かろがたけ)へ。海から登るけど、山頂は内陸に寄っているので、実際のところそんなに期待はしてませんでした。期待値が低かったせいもあるかもですが、思ってたよりもずっと明るくて爽やかな山でした。海に面したところで、木などの邪魔物ナシで海が見える場所がなかったのだけが残念だったかな~。日本海にはない振幅の大きな波が豪快でした!

  • 日程: 2022年5月3日(火)
  • 天気: 晴れ時々くもり
  • メンバー: T世
  • 温泉: ユートランド姫神 600円
  • 食事: らあめん サンド 盛岡市
  • 登山口情報: 車道の終点が広くなっている トイレはない
コースタイム
  • 漉磯海岸登山口(8:10)
  • 赤平(9:10)
  • 霞露ヶ岳(10:00~05)
  • 展望台(10:20~55)
  • 赤平(11:10)
  • 漉磯海岸登山口(11:40)

雪のありそうな山は天気悪そうなのでハイキング

今年のGWはパッとしない予報。山スキー1本に絞ると難民になりそうだったので、ハイキングの準備もしてきました。まさに今日がそんな感じのお天気。寒気が入ってきて、山スキーできそうな山は芳しくない予報。太平洋側の海際なら晴れてくれそうだったので、霞露ヶ岳ハイキングのカードを切ったというわけであります。

紫波町の道の駅から三陸へ。山田町までは無料高速など使えてあっという間。山田町から霞露ヶ岳の登山口のある漉磯海岸までがダートになったりと道が悪く、気分的にも長く感じました。道は海岸で終点。終点は10台弱停めれる広さ。先客が1台ありました。途中で車道を歩いていた人がいましたが、おそらくその方でしょう。

漉磯海岸からの往復とします

霞露ヶ岳は周回ルートが取れますが、山側のルートは歩く意味があるんだろうか…?ということで、海からの往復としました。海から登って、帰りも海を見下ろしながら下ろう。

まずは海岸を散策。漉磯海岸まで一応道は通じてるけど港も何もないです。漉磯は『すくいそ』と読むようです。難しい…。なかなかキレイな海岸でした。今日は山は風が強い予報で、海もしけ模様。太平洋は日本海と違って波の振幅が大きいです。波を見てたら飽きない。生き物のようでした。日本海の海際で育ちましたけど、この手の波は見たことないです。

漉磯(すくいそ)海岸の駐車場にある道標
漉磯海岸
太平洋らしい振幅の大きな波

海抜ゼロメートルの海岸からスタート

海岸で時計をゼロメートルに合わせて出発。最初は立派なアカマツ林の中を登っていきます。そのうちに新緑の広葉樹へと変わります。海際なのでむさ苦しい林を想像してましたが、明るく爽やかな林。時々海が見えるところを歩きます。ただ、どこも木が生えてて、パーっと海が開けて見えるところはなかったです。そこだけが残念だったかな。

0mにセット!
みちのく潮風トレイル らしい
漉磯海岸登山口 ここから入山
海に近いところは立派なアカマツが生えていました
ところどころで海を見下ろすとこあり
明るい新緑の中を登っていきます
邪魔物なしで海が見える場所はなかった
荒波に浸食されて
ちょっと引いて

赤平から霞露ヶ岳の間の尾根歩きが爽やかで気持ちよかった!

登り切ったポコが赤平と呼ばれるところで、三角点がありました。とくに展望もないので通過です。赤平から霞露ヶ岳へは海から離れて内陸へと向かいます。何度かアップダウンがあるので、この間はつまらないかなと予想してました。ところが、とっても気持ちの良い林の中を歩く道でした。新芽が出たての新緑ってのも大きかったかな~。春の花もチラホラと咲いてたし。

赤平と霞露ヶ岳の中間あたりに赤布がぶら下がってて、登山道から離れる踏み跡あり。そこを進んでみると岩場になってて、海が見渡せるようになっていました。展望としては今日のルートの中で一番よかった場所です。岩があって椅子には事欠かないので、帰りはここで大休止にしよう。

赤平と呼ばれるポコ 三角点あり
赤平から霞露ヶ岳はアップダウンのある尾根歩き
とても明るい尾根歩き
実は赤平と山頂の間はつまらないと予想していた
途中にあった展望台より 帰りはここで大休止した

霞露ヶ岳の山頂は樹林越しの展望

霞露ヶ岳の山頂は樹林越しではありますが、まずまずの展望。さっきまでは外海が見えてたけど、霞露ヶ岳の山頂まで来ると山田湾を見る感じに。外海側はまったく展望ナシでした。山頂は広いわけでもなく狭いわけでもない。ゆっくり座れるところはない。ということで、山頂をとっとと後にして、さっきの展望岩場でゆっくり休むことにしました。

霞露ヶ岳到着
古い看板と新しい看板
山頂からは山田湾がよく見えました
牡蠣の筏かなあ?

登って来た道を戻ります

霞露ヶ岳は東北百名山の本にも載ってることもあり、何組かの人たちとすれ違いました。季節的には今の時期か初冬かなって感じです。東北といえども、さすがに真夏は暑そう。海岸まで下りて、また波打ち際まで行って波を眺めます。のんびりしたいとこですが、ラーメン屋が閉まるといけないので、波見物はそこそこにして、漉磯海岸を後にしました。

下山途中で
再び海まで戻ってきました~

下山後の温泉とラーメン

ラーメン屋は盛岡市の『らあめん サンド』というお店。一応盛岡市で食べログ1位のお店です。行列ができてました。お店は狭いです。行列にならんで順番を待つ方式。どこも名前書く方式にしてくれるとうれしいんだが…。お味の方は味音痴なのでノーコメントで。温泉はユートランド姫神へ。そして、その近くの道の駅にしねでお泊まりです。


山など温泉ラーメン他道の駅
4月29日柳津観光テルメ柏陵うえんで寒河江
4月30日月山山麓BC 大岫峠周辺水沢温泉麵辰村田
5月1日仙台城、牡蠣夢実の国カキ焼き処、麺屋 奏三本木
5月2日栗駒山ラフランス温泉館丸長紫波
5月3日三陸 霞露ヶ岳ハイキングユートランド姫神らあめんサンド西根
5月4日姫神山 ハイキングぽぽろっこ弥太郎象潟
5月5日鳥海山 祓川から七高山なのはな温泉田田新月

コメント