今年の冬、12年ぶりに登った根子岳。成り行きで根子岳にハマってしまい、なんと今日で6回目であります。山スキー4回、山歩きで2回。スキーはコースを変えながら、山歩きでは初夏と秋に訪れました。花の時期がないのがアレですが、根子岳の概要がわかってきたかな~って感じです。次の冬も山スキーで来てみたいと思ってます。
- 日程: 2022年10月16日(日)
- 天気: 晴れ時々くもり
- メンバー: ひとり
- 温泉: 穴沢温泉 松茸山荘(500円) 物味湯産手形デジタル版利用
- 食事:
- 登山口情報: 菅平牧場 協力金200円 夏は混んでたが秋はガラガラ
前日の土曜日は戸隠山の紅葉を見に行って、まずまず満足してきました。今日は候補は色々あったけど決め手に欠け、なかなか行き先が決まらず…。だったら秋の根子岳にも行っておくか…ってことで根子岳へ。根子岳の紅葉ってあまり聞かないけど、どうなんだろう…。ま、はずしていいんで、確認がてら行ってみるか…ってことで根子岳決定であります。
菅平牧場の駐車場はガラガラでした
菅平牧場の少し下の料金所で入場料ということで200円払います。7時過ぎの段階で、段々畑状の駐車場の上から2段目に駐車。初夏に来た時は結構混んでたけど、秋の方が人気ないんだなあ。道中はずっと低い雲が出てて、菅平まで登ると突き抜けて低い雲の上に出ました。しかし、山頂にだけベッタリと雲がまとわりついています。これから増える雲なのか、はたまた減る雲なのか…。
牧場の縁に沿って登っていきます
紅葉は牧場あたりでやや色付いてる感じ。牧場からの見晴らしがいいんですが、牧場の高さより上はほぼ快晴!牧場より低い雲が下界中心に広がってます。北アルプスは北から南までバッチリ!なんか予報よりもずっと良さそう!もっといいとこ行けばよかったかなあ…?ま、ここも天気良いので文句はありません。山頂の雲も取れましたし。
牧場てっぺんの展望台で展望を楽しみます。この上はダケカンバ林。林床は笹。東に向けて歩くので、朝は太陽がまぶしいです。コースを考える時、普段は極力太陽が正面にならないよう配慮するんですが、今日の場合はこのカンバ林は捨て駒。本命は根子岳から小根子岳、北肩、避難小屋の間なので、そこが順光になるように反時計回り。
ダケカンバの黄色が出ず枯れた感じの茶色に
ここのダケカンバ、やっぱり色付きがよくないですね~。黄色くなる前に枯れて茶色になってしまった様子です。ダケカンバって結構こうなってしまうケースが多いですよね。ちょっと残念ではありますが、これが現実なので致し方ないところです。
根子岳山頂
根子岳山頂には10人ちょっといたのかな。そんなに賑わってはいないです。程よい感じってとこです。広いので休憩場所に困ることはないのですが…。今日は暖かくなるらしいけど、根子岳山頂は風がわりと強く、半袖Tシャツではちょっと寒かったです。長袖着こむ。天気は晴れ時々くもりってとこ。感じの良い雲が出てます。ただ、空気の透明度はイマイチかな~
根子岳から小根子岳へ
とりあえず小根子岳北肩まで行きます。山頂からしばらくは笹が覆いかぶさってます。しばらく刈り払いに入ってないのかなあ?小根子岳から北肩、避難小屋の道はバッチリ刈ってあるんですが。小根子岳山頂は木が生えてない岩礫帯。展望は素晴らしい。根子岳で休まず、小根子岳で休むのが正解だな。とは言っても、小根子岳から北肩までもわずかなので微妙。
小根子岳から小根子岳北肩
小根子岳から北肩までは、笹の中を緩やかに下っていきます。この斜面がスキーで滑ると気持ちの良い斜面。向きが北西面なのでパウダー保持率が高いです。この斜面は3度滑りましたが、3度とも雪は浅いものの軽くてよく滑る雪でした。
北肩が米子大瀑布への道との分岐。残念ながら2019年の台風19号の影響で通行止めが続いています。直る見込みはあるんだろうか…。
小根子岳北肩でのんびりします
メインルートからちょこんとはずれたところが小根子岳北肩。根子岳の中でもこの北肩の景色が好きだなあ。根子岳からここまでの稜線、というか外輪の縁。左はカルデラになってて急斜面、右は菅平高原までなだらかな斜面が続きます。ここ北肩からさらに北にもこの稜線はのびてます。ちょっと先の台地も気持ちよさそうです。夏は笹だらけで厳しいなあ。スキーの季節なら簡単に足を伸ばせそうです。
根子岳山頂では強かった風もなくなり、北肩で1時間近くゆっくりしました。居心地のよいとこです。人が少ないところもポイント高い。
小根子岳北肩から避難小屋へのトラバース道
北肩から避難小屋まではトラバース道。この道は前半は背丈より高い密笹で展望ナシ。むさ苦しい。徐々に笹の丈が低くなってきて、まあまあ黄色に色付いているダケカンバの疎林地帯に。このあたりのロケーションはよかったです。
スキーツアーコースはススキが生えてて秋らしい感じ
そのうちスキーツアーコースに出ます。コースは伐採されているので、一面のススキの海。秋らしいです。ススキの外はカンバ林になってます。牧場まで気持ちよく下れました。ここまで歩いて感じたのは、こもれび広場から登って、根子岳、北肩、避難小屋を周回するルートが一番スッキリ楽しめるのかなと。
前回同じルートを歩いた時はトレラン大会やってました。牧場の中の道を通って登山口までがルートに。今日もそこを通ろうとしたら、ゲートが閉鎖されてました。ホントはダメなのかなと思いつつ、戻るわけにもいかないので、ゲートを越えて進みます。いくつもゲートがあって、そのたんびに乗り越えたり、くぐったり。みつかったら怒られるかな…とドキドキしながら登山口へ。幸い誰にも見られず、事なきを得ました。
本日の下山後温泉
下山後ラーメンはナシ。温泉は四賀まで引っ張って『穴沢温泉松茸山荘』へ。物味湯産手形利用です。この10月からデジタル版が出て、昨日購入したばっかりだったのでした。で、普段は行きにくい立地の穴沢温泉へ。そしたら、デジタル版のお客さんは初めてだったようで、読み込むQRコードが用意されてなく、スタンプ押せず…。無料で入れちゃいました。
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