美濃戸をスタート&ゴールに八ヶ岳を周回。赤岳~横岳~硫黄岳の超人気ルートを歩いてきました。普段は人が多くてななかなか近寄れないところですが、今はちょうどコロナの自粛緩和のタイミング。駐車場も山も程よい入込みでした。
横岳周辺は相変わらず花がたくさん咲いていて、この時期の主役でありますツクモグサもバッチリ!天気は前半は雲が多かったけど、後半は回復して晴れてきました。硫黄岳で良い眺めを拝めたので上出来かな~
美濃戸の赤岳山荘が本日のスタート&ゴール
4時に起きて適当に出発。6時前に美濃戸着。先客の車は20台前後?まだまだ空きスペースはたっぷりでした。県内ナンバーはウチらの他に1台のみ。県外が多いというより、県内が少ないなあ~。県内の人はもっとゆっくり来るのかも。駐車場代1000円はしょーがないな。歩きで1時間手前の美濃戸口は500円。1時間500円なら金出すよな。
周回は時計の逆回りで。主稜線は太陽を背にして歩きたいですからね。逆回りだと逆光になって眩しい…。おかげで首の日焼けが…。南沢のルートでまずは行者小屋を目指します。しばらくでホテイランの群生地があります。珍しい形の花で、花好きでなくてもおもしろい花。あとは平凡な道が続くのでダルイ。
行者小屋周辺は人気疎らでした
行者小屋はコロナの影響で営業自粛中。赤岳鉱泉、赤岳頂上山荘、展望荘も営業自粛だからな~。感染のリスクを考えると自粛もわかる気がするけど、避難小屋としての意義を考えるとどうなのかなと思います。ちなみにトイレは開いてました。100円。小屋の前には3人いただけ。静かでいいですね~
赤岳へは文三郎尾根で
文三郎尾根で赤岳へ。なんといっても、このルートの核心は階段。行者小屋からもこの階段はよく見えます。何しろ太ももがキツイ。キツイぶん、一気に標高は稼げます。ダメージも大きそうですが。稜線コースに合流してからは岩稜帯となります。岩稜帯の方がずっと登ってて楽しいし楽です。
天気の方はどうもイマイチ。朝は晴れてたのに、今は稜線に雲がかかる時間が長くなってしまってます。快晴にとは言わないけど、時々ガスが晴れて景色が見れたらなと思います。
赤岳山頂はそれなりに賑わっていました
美濃戸から行者小屋、文三郎尾根とずっと人は疎らだったのに、赤岳山頂はそれなりに賑やかでした。逆コースから来てるのか、はたまた山頂の滞在時間が長いから人が集まるのか…。山頂は落ち着かないので、赤岳頂上山荘側のピークで休憩しました。展望は阿弥陀岳は見えるけど、横岳は雲の中です。赤岳頂上山荘はコロナによる自粛で営業休止中です。
赤岳をあとにします
横岳に向けて赤岳を下ります。結構たくさんすれ違いました。地蔵尾根の方が人気なのかな?岩場も少なそうだし、初心者向けなのかも?無雪期の地蔵尾根は登ったことないです。赤岳展望荘も営業自粛中。日帰りで歩く体力のない人にとって、今年は八ヶ岳は遠い山なのかも。
高山植物が賑やかな横岳エリアへ
さて、お楽しみの横岳エリア。雲が多いなあ…。岩場をグイグイと登って、回り込んだ先にツクモグサ!他にもオヤマノエンドウ、イワウメなどが咲いてます。お花畑というよりは、岩にへばり付きながら咲く花が多い。写真撮るのに忙しくて、なかなか先に進めません。腕に腕章巻いたレンジャー風の人も多かったです。ツクモグサがの監視かな。
ツクモグサが咲いてる区間はほぼ曇り空。たまに薄日が差す程度でした。そして、ツクモグサが終わると晴れてくるという…。曇りと晴れでは写真映えが全然違うのでちょっと残念。
硫黄岳山荘は営業しています!硫黄岳へ
硫黄岳山荘は営業してます!山荘の横で休憩します。ポカポカでのんびり休めました。そして、最後のピークであります硫黄岳へ。天気はなんだかスッカリ回復。展望の素晴らしい硫黄岳で晴れてくれました。終わり良ければ総て良しではないですが、最後に良い景色見れて満足した気分で下りることができます。
名残惜しいけど硫黄岳から下山します
赤岳鉱泉も営業自粛中。ここが休んでるのが一番影響大きいんじゃないでしょうか。テントも禁止。テン場にはロープが張り巡らせてあって、テント禁止を強調していました。今期の営業はしないとのことですが、途中で気が変わることはないのかなあ…
あとは美濃戸に下るのみ。南沢の道よりもこちら北沢の道の方が全体的に明るい。雰囲気が良くて花も多かったです。ただ、最後の30分ほどが林道なのが玉に瑕。林道歩きで疲れちゃいますね。
本日の下山後ラーメンは
本日の下山後ラーメンは、下諏訪役場の近くにあるハルピンラーメンへ。とっても美味しいスープなんだけど、ピリ辛で汗がドバドバ出てきます。辛いのは嫌いじゃないけど汗が出るからいけない。
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