平湯温泉側から冬季閉鎖中の国道158号をスキーを使って安房峠まで行ってきました。途中で国道を離れて安房平にも立ち寄ります。安房峠からは穂高連峰や乗鞍の四ツ岳あたりの展望が素晴らしいです。ほぼ車道歩きなんですが、周囲の森の雰囲気がよいので気持ちよく歩くことができます。定期的に何度も来るような感じはないけど、たまにはのんびり車道歩きも楽しいです。
- 日程: 2026年1月7日(水)
- 天気: くもりのち晴れ
- メンバー: ひとり
- 温泉: なし
- 食事: なし
- 登山口情報: R158平湯側ゲート付近
今シーズンは雪がなかなか増えません。クリスマス寒波が来る時期に高温で雨になったり、年末年始の寒波は肩透かしだったり。快適にスキーできるのは白馬の高いところくらいなのかな~。乗鞍もまだ少ないし。ということで、シーズン初めの足慣らしを兼ねて林道歩き系の山スキーを考えます。乗鞍スカイラインやかみすき山牧場も考えたけど、今回は平湯からの安房峠にしておきました。
平湯側のゲートからスタートです
予報的にはくもりのち晴れ。安房峠に着く頃に晴れてくれればなあと家を出ます。予報通りに曇り空。高曇りで暗いけど山にかかる雲はありません。中ノ湯側から入れれば安房トンネル代が浮くんですけど、車を停めるところがねぇ…。平湯側は冬季閉鎖のゲート付近が広くなってて、除雪以外には恐らく邪魔にならないと思われます(多分)。今日は平日なのでちょっと気が引けはしましたが。まあ、中ノ湯から登っても最初は九十九折りで楽しくなさそうですけどね。

黙々と車道を歩きます
長い長い車道歩きの始まりです。前日に少し降りました。ストックを刺すと20センチくらいの新雪ですかね。薄っすらとトレースが残っています。どこに行ったトレースかなあ?ここから入るとなると十石山とか安房山、アカンダナ山が考えられるけど、滑れるほど雪あるんかいなって感じ。一応国道だからか知らないけど、全体的に斜度が緩いです。恐らくトレースは自分だけになるだろうな。1人分のトレースで果たしてシャーシャーと滑ってくれるか…?




国道を離れて安房平へ
十石山が正面に見える雰囲気のよい場所で国道を離れて安房平に向かいます。作業道か何かあるんですかね、細い道のようなところを辿ります。薄っすらトレースもこっちに着いています。どこに行ったトレースなんだろう…?作業道?沿い小さな沢が流れてて、それを渡る場所が限られていました。雪が少ないもんで。最悪は板を外して歩けば渡れそうな小さな沢ですが。

安房平から再び国道へ
安房平にはそれなりに雪があります。雪原には背の高い枯れた草が残ってますが、まあまあ雰囲気のよい湿原。青空になって太陽が出てくれればなあと願うばかりです。薄っすらと四ツ岳が見えています。安房平に来てしまうと、どこから国道に上がるか悩みます。最短を狙うと斜度がきつく、斜度を緩めると距離が大きく伸びてしまいます。近づいてみますと、多少笹の露出は多いけど、登るぶんには大丈夫なくらいの雪はありました。なので、登りは最短ルートで登ってみよう。
とまあ取り付いてはみましたが、それなりに斜度があってラッセルになるのでしんどい。登る斜面は狭いので、何度も何度もキックターンを繰り返します。登り易そうな斜面に何度か乗り換えます。振り返ると眼下に白い安房平とその向こうには四ツ岳。なかなか良い構図。晴れてくれればなあ…。




車道に出てほどなく安房峠
最後に急な斜面を登って国道に這い上がります。安房峠まであと少しのところです。すぐのところに『平湯ダケカンバ』の看板があるところへ。雪のない時期は展望所にでもなってるんだろうか、四ツ岳の眺めがよい場所でした。さらに歩くと県境の標識があって、長野県松本市に逆戻り。なんと峠の東側は青空が広がってて、真っ白な穂高連峰が聳えているのが見えてきました。ヨシヨシ!


安房峠の鉄塔のたもとで1時間ほどのんびり
安房峠に到着であります。条件が良ければ小船まで行ってみようと考えてたけど、安房峠から小船への斜面がまだモジャモジャ。今日は安房峠までとします。安房峠には少し上に東電の送電線鉄塔があり、さらにその上には安房トンネルの排気口があります。排気口といえば万太郎谷にある関越トンネルの排気口を思い出しますねぇ。排気口のところが広くなってたけど風が強いので、一段下の鉄塔に近くで休憩することにします。
休んでると西側の空の雲も徐々に薄くなってきて、休んでいるうちにほぼ青空になってくれました。ありがたいこっちゃです。タイムラプス撮ったりなんやかんやで1時間も居座ってしまいます。人工物に囲まれているとはいえ、展望が良くなかなか居心地のよいところでした。








帰りは少し国道を辿って
さて、戻ります。安房平から国道に登った斜面、登りは大丈夫だったけど滑るのは微妙。下りれないこともないけど、ただ、ずり落ちながら下りる感じになりそう。このあたりの国道はかなり斜度があるように見えます。しばらく国道を下ってみよう。ところが、斜度はあるもののトレースないと滑ってくれません。手漕ぎで頑張ってたけど止まってしまい下りラッセルに。




安房平への斜面で滑りを楽しめた
目星をつけていたあたりまでやってきました。ここから安房平に向けて滑り込んでみましょう。最初は斜度が強くて灌木が目立ちます。難儀するかと思ったけど、雪が軽く助かりました。斜度が緩むとともに樹間も広がってきます。雪質は軽いまんま。結構気持ちよく滑れました。今日はテレマークターンすることはないと思ってたけど、斜面も面白かったし満足です。登りも下りもココがいいかなと思うけど、車道に出てからがどうか…。車道の南側斜面が急で雪崩が起きてもおかしくないように感じました。どっさり降ったら怖いかも?
安房平まで下りたらしばらく平坦なのでシール装着です。国道に出るまでシール。ウロコ板だったらノープロブレムです。ただ、ウロコ板だと車道が不利。その車道ですが、思ったよりもスムーズに滑ってくれましたかね。止まってしまうところもあったけど、1人分のトレースでこれだけ滑ってくれれば御の字であります。帰りの車道は晴れてくれて、往きとは明るさ爽やかさが雲泥の差。気分よく林道を流せました。



本日の下山後ラーメンはなしです。


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