矢倉岳ハイキング 2021/12/27

富士山を南側から見るハイキング、3日間の最終日は神奈川県に入りまして、南足柄市にある矢倉岳へ。矢倉岳なんてものはと言っては失礼ですが、今回の山選びで候補に上がるまでは存じませんでした。お手軽さと、山頂からの景色の写真を見て行ってみようと思ったのであります。実際、山頂は公園のようになってて、富士山の眺めや相模湾の展望がすこぶる良好でした。

  • 日程: 2021年12月27日(月)
  • 天気: 晴れ
  • メンバー: T世
  • 温泉: 蔦の湯 富士見の道の駅 700円⇒JAF割100円引き
  • 食事: つけ麺 白虎 御殿場市
  • 登山口情報: 大白沢上橋のところに駐車スペース
コースタイム
  • 地蔵堂駐車場(7:55)
  • ファミリーコース分岐(8:10)
  • 稜線 万葉公園分岐(9:00)
  • 山伏平(9:35)
  • 矢倉岳(10:00~11:10)
  • 山伏平(11:20)
  • ファミリーコース分岐(12:00)
  • 地蔵堂駐車場(12:10)

2021-22年末年始は10連休。今年も九州ハイキング旅行を企ててたけど、どうもかなり強い寒波がやってきそう。九州の方まで影響ありそうで、高い山は辛い山になってしまいそう。軟弱なもんで、ごく少ない晴れエリアを求めて関東周辺の低い山をつなぐことにしました。で、今回は静岡の浜石岳伊豆の葛城山神奈川の矢倉岳の3つに登ってきたのでした。

地蔵堂からの周回ルートで矢倉岳へ

前夜はふもとの道の駅で車中泊。少し内陸になるので冷え込みました。関東の山は駐車場が難しいことが多いです。矢倉岳は万葉公園と今回の地蔵堂に駐車場があって、地蔵堂は30台とキャパも大きめ。周回ルートも取りやすいので、地蔵堂をスタート&ゴールにします。

8時前に地蔵堂に着くと、先客と思われる車が一台のみ。もう少しいるかと思ってました。27日というとまだ仕事してる人が多いかな。はたまた、そもそも人気がないのか…?

地蔵堂駐車場から見る矢倉岳
地蔵堂駐車場 平日ということもあってかガラガラ

ファミリーコースから時計回りの周回コースで ほぼ杉林

地蔵堂にお参りして出発です。足柄峠への道を横断し、下って川を渡って急坂を登ります。茶畑が広がってました。ひと登りで矢倉岳最短コースと万葉公園への道との分岐。最短コースへはまた下って川を渡るようになってました。下りが長いのは嫌なので、万葉公園方面に向かうファミリーコースで。

なんでファミリーコースという名が付いたんだか…。大半が杉林の中で、後半の急斜面は踏み跡が錯綜してて正規の道はわかりにくい。逆に言えば、どこでも適当に登って行けばいいんだろうけど。ピンクテープと目立たない標識が目印でした。登りはいいけど、下は道がわかりにくいとイヤかなと感じました。南東向きなので日当たり良いかと思ったが、杉でほとんど遮られました。

地蔵堂と矢倉岳
一段登ると茶畑
ファミリーコースはほぼ杉林の中を歩くことになる

金時山からの稜線歩きも杉林が大半

金時山と矢倉岳をつなぐ稜線に出ます。ここらへんは雰囲気の良い雑木林。やっと明るい林の中を歩ける…と思ったのも束の間、このあとまた大半が暗い杉林の歩きとなったのでした。しかも、随分下ってしまったし。で、ひと登りしたところが山伏平。全然平らじゃないという…。

稜線に出ると少しだけ気持ちよい雑木林
あとはずっと杉林
山伏平といっても平地が広がって感じではない

山伏平から矢倉岳山頂へ

山伏平からは矢倉岳本体の登り。急傾斜で段差も大きくてしんどい。傾斜が緩くなったところにベンチが置いてあって、ここから今日一番の富士山の展望!今日は今のところ雲一つない晴れであります。少しくらい雲がある方がアクセントが付くのになあと、贅沢なことを考えたりします。もうすぐ山頂なので、ここでは写真を撮っておしまい。

この展望地から山頂の間がまた広葉樹の明るい森でした。登山道に向かう道中から見る限り、矢倉岳周辺は杉林が少なく見えたんですけど、実際に歩いてみますと8割は杉林。見えてない角度に杉が集中してたのかなあ…?それか、わざわざ杉林に道が付けられてるか、どっちかだな。

山頂の少し下にあるベンチのある展望台より

矢倉岳山頂は富士山と相模灘の眺めがすこぶる良好!

矢倉岳山頂に登り着くと、思わず声が出ますね~。富士山の展望はもちろんすこぶる良好なんですが、さっきの展望台から見えたからな。登り着いて見えるのが相模灘。進行方向に大きく海が広がってるので、思わず声が出てしまうっていうシチュエーションです。

山頂は広く草原になってて、ベンチ&テーブルが点在しています。休憩場所には事欠かない感じ。こんだけ人が来るんだろうな。レジャーシート広げてピクニック気分もいいなと思いました。日差したっぷりで昨日までの強風も収まったけど、休んでるとかなり寒かったです。単に気温が低かったんでしょうね。それでも1時間以上長居してしまいました。富士山にも程よく雲が出てきてよかったです。休んでる間にお1人だけ登って来られました。

矢倉岳山頂
山頂は広くて公園のようになってます
相模灘と遠くに房総半島
箱根の山々 大涌谷の噴気も 右は金時山
富士山に少しずつ雲がかかり始める
雲が雪に写ってオモシロイ

下山は最短ルートで下ります

下山は最短のルートで。こちらもほぼ杉林。送電線の鉄塔があるところだけ開けました。矢倉岳は山頂はすんごい良かったけど、道中に見どころはほぼナシって感じですな。昨日の葛城山、おとといの浜石岳も同じ。道中はつまらん。個人的には。だったら、最短ルートで登って下りればいいわって思っちゃいます。でも、周回ルートがあれば周回したくなるのが不思議なんですよね~。

最後の川を渡ってからの登りが、予想通りにしんどかった。ちょっとなんですけど。さらにもう一つ川を渡って少し登って無事下山。地蔵堂のとこにある万葉うどんって人気店なのかなあ?お昼時ってこともあってか、かなり賑わっている様子でした。

矢倉岳を後にして
下山道もほぼ杉 送電線のとこだけ開けてた

本日の下山後の温泉とラーメン

下山後は今日も三島スカイウォークを狙うも、富士山の南側の雲が増殖してきました。三島からだと富士山はその雲に遮られそう。今日も諦めます。富士山が見えないと話になりませんからね。御殿場の白虎ってとこでラーメン食べました。こってり系。おっさんの胃には厳しめかな。温泉は富士見まで引っ張って、道の駅の蔦の湯にて。下道でチンタラと帰りましたとさ。


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