東北巡業予定だった2021GWですが、天気予報が悪いので自宅待機。天気のスキを見つつ近場の山に繰り出します。この日は季節外れの寒気が入ってくるって言うんで、冬は晴れる内陸の山へ。久しぶりの独鈷山。上田の塩田平の南にそびえるギザギザの山です。
独鈷山に登るコースは４つあって、前回は南側から。西前山コースを登って沢山湖コースを下りました。残るは宮沢コースと平井寺コース。今日は一番時間の短い平井寺コースにしときました。短いだけあって中腹は急坂続き。ここんとこスキーばかりだったので、あまり使わないフクラハギの筋肉がよく鍛えられました。冬型ということで雪の多い地域の山々は雪雲の中だったけど、浅間山はなんとか見え、塩田平を見下ろせたりしたのでヨシとします！
いつもの仕事がある時と同じ時間に起き、いつもより少し早めに家を出発。7時前くらいだったかな。平井寺トンネルの料金所の残骸の先で山道に。道自体は悪路ではないけど、一昨年の台風19号の爪痕なのか、倒木は土砂の流出など荒れた様子が残っていました。現在はきちんと片付けられてました。ありがたや～。登山道付近の路肩が広くなってて、数台停めれそう。そんなに人来ないだろうから、数台停めれれば十分な気がする。
頂稜までは急坂に次ぐ急坂でフクラハギがやられる
松本平は雲が多めだったけど、三才山を越えると晴れベース。最初は暗い杉の植林帯を進みます。そのうち広葉樹に変わります。樹木の名前はよくわからんけど、ドングリが成りそうな立派な木。新緑がとっても気持ちよかったです。足元には春の定番の花たちも。
新緑や花は良いんですが、徐々に道の斜度が急になって…。下地は泥。前日の雨で泥がヌメってます。靴のフリクションが限界を越えることも度々。シールで登ってて進退窮まるような感覚でした。下りも大変そうだな～。ストック1本あればずいぶん楽だったかも…？独鈷山の頂稜に出るまで急坂は続いたのでした。
見た目険しい頂稜は穏やかな登山道
頂稜に出ると穏やかな道に。下から眺めると険しそうな独鈷山ですが、登山道は全く険しくなくて、スリルのあるようなところは皆無。樹林に覆われてて展望はないけど、たまに隙間から塩田平の田んぼが見えました。山頂近くの木にはまだ葉っぱが付いてなくて、冬の雰囲気が残ってましたね。
独鈷山山頂！眺めはまあまあかな～
独鈷山山頂に到着！先客2名が寛いでおられました。山頂には大きな松の木と祠。そして山頂の看板。展望は360度ではないけど、どの方向も程よく見渡せます。今日は寒気が入ってるので、冬に雪がたくさん降る山域は雪雲に覆われてしまってます。北アルプスはかなりふもとの方まで雪が降ってるように見えました。
北は飯縄山が辛うじて見えてるくらい。四阿山＆根子岳は雲の中。浅間連山は雲少なめ。浅間山の山頂は雲かかっちゃってます。よく見ると、浅間山も少し新雪が着いてますな。まあ、今日は展望に多くは期待せずに登ってきてるので、こんだけ見えてくれれば十分です。塩田平も見下ろせたし。
いい感じの雲が出てたので、山頂にいる間にタイムラプスを撮ってみた。雲は良いけど、風が強くてブレブレ。ヒョロヒョロの三脚では厳しい条件でした。風が強くて空は寒そうだけど、ここらへんはまだ気温が高いのか、休んでてもそんなに寒くはなかったなあ～。長居できました。
下山はズルズルかと思いきや・・・
下りは苦労するかと思ったけど、想像してたよりズルズル滑らずに下れました。まあ、だいたい心配したほどじゃないことが多いですよね。途中で年輩の3人組とすれ違いました。今日の平井寺コースはウチら含めて2組5名だったかな。
下山後の温泉とラーメンは・・・
帰りは青木峠を越えて松本市四賀にある穴沢温泉へ。松茸山荘のとこにある温泉です。他の人のと混じらないようにスリッパ袋を渡されるなど、今までの日帰り温泉で一番コロナ対策が徹底してた印象でした。ま、いいのか悪いのか…客は少なかったので不安は少なかったです。
このあとわざわざ大町まで移動して下山後ラーメン。SNSとかでたまに出てくる『ラーメン矢』というラーメン屋へ。期待以上に美味しかったです！白馬方面からの帰りに、これからも使えそうなラーメン屋です。
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