年に一度は沢登り!今年も一応なんとか達成であります。これを沢登りにカウントするのも気が引けるんですけどね。まあ、短いけど泊まりで2日歩いてますんで。行先は乳川。おおよそ餓鬼岳の東面が流域になってます。あんまりメジャーな川ではないけど、花崗岩の明るい沢で歩いてて気持ちよかったです。稜線に詰めてないので上流部の様子はわかりません。釣りでは結構入ってるような…?
- 日程: 2025年9月6日(土)~7日(日)
- 天気: 1日目:晴れ時々曇り 2日目:晴れ時々曇り
- メンバー: こーちゃん、YU-Q、kyokyoko
- 温泉:
- 食事: いけまつ 豊科のラーメン店
- 登山口情報: 林道の状況による
この週末の沢の言い出しっぺだったのに、どうも膝の具合いが芳しくない…。長い下山に耐えられそうにないです。候補はいろいろとあったけど、どれもこれも下山が長い…。というわけで、乳川を適当なとこまで登って戻って来ようという案に落ち着きました。ま、頭の中はほぼ宴会ですけどね。
食材の買い出しから始まります
参加者は富山のこーちゃん、ジプシー生活のYU-Q、そして松本に住むネガティブkyokyokoの4名。適当なとこで戻ってくるということで遅めの出発。まずは松川村の西友に集合。そこで沢の食材を調達します。持ち寄りよりもみんなで買った方が効率よくて楽しいです。そのあと役場に不要な車を置いて登山口へ。
スタートから大誤算
マムシ平まで車で入って即入渓のはずが、林道に入ってしばらくのところで倒木が道をふさぎます。なんてこった…。しかし、どうしたものか…今さら行先は変えられないしなあ…。林道歩くしかないよな~。車から即入渓のはずが、余分に林道を約4キロ歩く羽目になりました。
林道歩いてると車が1台。車が入った後に木が倒れた…?閉じ込められとるがな。ちなみに、帰りにはその車はなくて違う車が停まってました。で、倒木はまだそのまま。ミステリーや。地形図を見たところ別ルートで入ることもできそうでした。実際に通ってないからわかりませんけど、それしか考えられませんからね。知ってれば別ルートで入ったんですけどね~

倒壊した橋のところで入渓となります
入渓点は林道の橋が倒壊したとこから。踏み跡をたどって河原に降ります。10年前に来た時はまだ橋の路面部分が残ってたけど、今は倒れた橋脚が残ってるだけ。余談ではありますが、10年前にマムシ平に来たのは積雪期の餓鬼岳に登った時。釣魚沢と本流の間にある尾根を登ったのでした。今となっては懐かしい話で、今はもうそんな体力は残っておりません。
余談ついでに…。10年ほど前に以前所属していた山岳会の50周年行事で、常念山脈の地域研究をやっていました。梓川の支流や中房川の支流など何本か登りました。乳川も候補にあったんですが、時間と人手が足りなかったので手を付けませんでした。今となっては乳川の本流を1本登っておけばよかったと思ってます。花崗岩の明るい沢ってのはわかってましたから。



乳川は花崗岩の明るい沢
その花崗岩の明るい沢を登っていきます。記憶は薄いけど中房川に似てると思います。乳川は餓鬼岳、中房川は燕岳から大天井岳にかけてが流域。どちらの山も花崗岩だし隣なので似てて当たり前か。花崗岩なので岩や石ころは明るくて、水がキレイで歩いてて気持ちいいです。ただ、石が滑るのがねぇ…何度かコケました。歩き始めてしばらくで橋をくぐります。そして、その先に堰堤が2つ。人工物はこれでおしまい。



平凡かと思っていたけど意外と本格的
出発が遅い上に林道歩きの1時間が加わります。そうこうしてる間にお昼のお時間。お昼には素麺を用意してました。さすがに焚火する時間はないのでコンロで。ノド乾いててもツルツル入っていく素麺はいいですね。稜線歩きのお昼でも素麺食いたいです。
だいぶ下流の方を歩くので、平凡な川歩きが大半なのかなと思ってました。しかし、わりと色々出てきます。釜付きのナメ滝や大迫力の滝やら、ちょっとした瀞場とかやら。今日は川歩きのイメージだったけど、ジャンルは完全に沢登りですね。登れない滝も出てきます。だいたい巻き道は完備ですが、なかにはややこしいのもありました。





一筋縄ではいかない高巻きも
今日一番の大きな滝は右から巻きました。取り付きのズルズルな岩を這い上がって、ちょっとイヤな感じの岩登りをします(自分はしない)。そこから笹と灌木の斜面をトラバースして滝の落ち口へ。その前の残置のロープがぶら下がった高巻きも取り付きが小難しかったかな。ここも右から巻きました。
ちなみに、沢登り記録を見てると「右岸」とか「左岸」とか使ってるの多いけど、個人的にはあまり好きじゃないです。とくに登ってる時は。下流に向かって右岸、左岸だから頭の中で変換しないといけませんからね。ま、どうでもいい話ですが…。






テン場到着即宴会!
最初の二俣の前後からテン場を意識しながら歩きます。ぜんぜんなくはないけど、極上のテン場というのもない。二俣から少し進んだところにまあまあの場所がありました。ちょうど流木が引っ掛かって溜まってて、マキ集めが楽ちんです。寝る場所も4人分整地でき、宴会場もやや狭いけど仕方がない。
こーちゃんは上流へ釣りに。残りは火をおこして酒飲みつつ宴会の準備。大きな倒木をベンチ代わりに座れるんですが、風向きが悪くて煙を浴びます。前日は台風の影響で結構降ってると思います。着火は渋かったけど、そのぶんマキの持ちがよかった気がする。降ってから時間が経つのに、なぜか水量が増えていったのが謎でした。焚火を始めた時には焚火の周囲に水はなかったのに、途中からは半分水上焚き火になってしまったという…。宴会は日付が変わったころに終わった。







ダラダラと翌朝が始まります
来たとこを引き返すだけなので朝はゆっくり。起きるまで寝て、起きてからもダラダラ。起きたらすでに焚火がついてて、まずは昨日のお昼の残りの素麺を食べます。そのあとトマトソースでなんやかんや煮込んだやつを食べて、朝からおなか一杯です。おなか一杯の状態で出発します。

来た道を戻るだけだけどそれなりに楽しい
引き返すだけなんですけど、それなりに楽しく下れます。ただ、登りよりも下りの方がはるかに身体に悪い…。下りは勢いが付くので膝や腰に負担が大きい。はじめは膝の心配をしてたけど、腰の方がだんだんヤバくなっていきました。行動中は動いてるからアレだけど、終わってから、とくに翌朝以降がどうなってるか…
一番ややこしかった高巻きでは懸垂しました。実際に沢でロープ触るのって何年ぶりかなーって記憶を辿っても思い出せなかった。タープ張るのにロープ触ったのはありますけど…。無意識にやってたことが、久しぶりだと一つ一つ考えながらでないと先に進まん。時間もかかる。とりあえず懸垂は100%じゃないといけないので、時間かかっても安全第一で。で、懸垂で降りてると、対岸の滝で出合う支流の壁を登る人がいました。どこ行くんだろう…?









入渓点に戻って林道下って無事下山
沢なので登りも下りも時間は大差ないかなと思ってました。しかし、結果下りの方がだいぶ早く下れました。単純に登りよりは下りの方が早いというのと、登りに比べて考える時間が少なかったのかなと思いました。時間は早かったけど、身体への負担は下りの方が大きいです。堰堤が2つ出てきて橋をくぐります。そして、そんなこんなで入渓点に戻ってきました。そして1時間弱の林道歩きで駐車地に無事下山であります。


本日の下山後ラーメン
本日の下山後温泉は結果的にナシ。穂高のあずみ野ランドに行ってみたけど、営業開始がまさかの13時半。さすがに待てんので先に下山後ラーメン。日曜のお昼時ということで、どこも混んでて難民になりかけたけど、なんとか豊科の『いけまつ』であり付けました。山の後ということもあってスープは美味しく頂いて完飲。個人的には麺はイマイチ。合わせ技で普通ってとこか。





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