赤禿山 山スキー 2021/1/21

今年も無事に赤禿山に行ってきました。意義としては、赤禿山に登ったというよりか、大峰峠のお堂の写真を無事に撮れたことの方が大きかったりして…。日本海側の市街地は大雪模様だけど、ここ山之坊は特別多いってこともなく、平年並みの範囲なのかなと感じます。今日は赤禿山にはもったいないくらいのスカッ晴れで、雪もパウダーが残ってくれてました。天気と雪質が両立する赤禿山!

  • 日程: 2021年1月21日(木)
  • 天気: 快晴!
  • メンバー: ひとり
  • 温泉: なし
  • 食事: なし
  • 登山口情報: 山之坊集落 除雪作業者とのトラブル多いデリケートな登山口
コースタイム
  • 山之坊集落(9:45)
  • 大峰峠付近の700m電波塔(10:15~25)
  • 赤禿山(11:45~12:10)
  • 滑り終わりの雪原(12:40~45)
  • 大峰峠(13:10~15)
  • 山之坊集落(13:30)

赤禿山は岩岳BCからの転進です

今日はもともと岩岳スキー場から山に登ろうと思ってました。ところが、8時に着くもゴンドラ動かず。仕方なく待ってたら、やっと8時40分くらいに動き出した。で、リフト券売り場に行くと、ゴンドラ券はスキー装備だと乗れないから、半日券を買ってくれとのこと。さすがに3600円は…。前は大丈夫だったのにな…。仕方ないので山を変えよう。

転進先は栂池からの山か、大渚山か赤禿山しかないな。時間も押してきてるので短い赤禿山。山之坊の駐車場所で良からぬウワサが流れてまして、昨年と比べて看板等の変化があるのかの確認も兼ねます。気まずかったらやめることにして。

山之坊集落の除雪終点は昨年と変化なし

山之坊に到着。駐車禁止の看板とかは、とくに増えてなくて昨年と同じ状態。先客1台。空き家が更地になったとこに停めてあります。昨日から晴れてるので、普通に考えたら今日は除雪車は来ないかな。一応、この空き地は除雪車の人に停めたらダメと言われてます。なので、少し戻った指定の場所に駐車します。

除雪終点の雪壁の高さ、山之坊集落の屋根の雪のモコモコ具合い…等々から考えても、雪は特別多い感じではないです。山スキーする分には十分な量です。赤禿山全体を通して。

山之坊集落の除雪終点 まあまあの雪壁
雨飾山
こう見るとまだ雪は少ない モコモコ感が不足

展望すこぶる良好な700m電波塔に立ち寄ります

赤禿山に登る時のルーティーンではないけど、大峰峠近くにある電波塔に今日も立ち寄っておきます。地形図で700mのところです。ここは電波塔があるだけあって展望がよろしい。雪倉岳や朝日岳がバッチリ見えます。赤禿山は開けた場所が少ないので、これだけスカッと見える場所は貴重なのです。山頂よりも展望いいからな~。

車道から離れて700m電波塔へ
ここ数年は必ず立ち寄る電波塔
電波塔があるだけあって展望が良いんです!
海谷三山と雨飾山 影から焼山も
雪倉岳、朝日岳、黒負山
これから向かう赤禿山
過ぎに囲まれてる辰尾山
これは何の足跡?

大峰峠のお堂の雪比べ 今年で14年目

さて、恒例の大峰峠のお堂の雪比べ。今年も継続できました。2008年から続いてるので、今年で14年目。年によって時期が違うので単純な比較にはならないけど、だいたいその年の雪の傾向はわかります。ここまできたら、山スキーやってる限りは続けたいなと思ってます。赤禿山は年食ってからでも優しい山ですので。

大峰峠のお堂

基本、先行者のトレースを辿って赤禿山

途中にある杉の植林地。ずいぶんと生長しちゃいました。初めて来た時は雪に覆われて無木立斜面かと思ったくらいです。ここまで伸びたら、どんな豪雪のシーズンでも埋まらないな。焼山温泉の先のアケビ平も昔はいいとこだったらしいですし。今は杉の巨木地帯だもんなあ…。

先行者のトレースをありがたく使わせてもらいます。赤禿山に登るのに、尾根を忠実に辿るパターン、アップダウンを少なくするのに杉の植林地を縫うパターンの大きく2つがあります。今日は新しいパターンで、900mのポコを左から巻いてました。確かに20mは登らなくて済む。

尾根の左を歩くと北アルプスを見る機会が増えるけど、そのぶん明星山を見る機会が減ります。明星山の展望は赤禿山の重要なコンテンツだからな。微妙なところ。

大峰峠から尾根に出る前の果樹園風なとこ
いつもの送電線鉄塔の切り開きより
鉄塔を入れるとこんな風になる
以前はこの杉の植林地が真っ白になっていた
赤禿山からの代表的な景色のひとつ
途中で北アルプスが見える場所がある 正面は雪倉岳
一難場山から風吹大池あたりの山、ハクノリまで

900mからは赤禿山本体への急登り

900mポコから山頂までは約250mの本格的な登り。お昼前になるだけあって、雪はだいぶ腐ってきました。さすがに重いっすね。陽を浴びてブナに残ってる雪が爆弾のように降ってきます。一度だけ直撃!ここを滑る選択肢はない。いつもの斜面だな。

尾根上はこんな感じ
赤禿山は樹林が多いけど雰囲気はよろしい
山頂一段下の滑り込むとこだな

赤禿山山頂 頸木の山々の展望がすこぶる良好!

山頂は誰もいませんでした。山頂といっても三角点のある手前。北斜面に行くとき以外は面倒なので最近は行かない。こっちの方が海谷三山+雨飾山の展望が良いし。今日は遅めの出発ということで、もうお昼。東の方向にある海谷三山なども陽当たりが良くなってます。無風快晴で全く寒くないです。

赤禿山山頂より 海谷三山+焼山+雨飾山
海谷三山のアップ!
焼山のアップ!
鉾ヶ岳のアップ! なかなかに魅力的
高妻山 手前は堂津岳?

東北東斜面を下まで滑ります

山頂の一段下から東北東斜面に滑り込みます。雪はかなり良い状態で保存されてます。いつもなら少し向きが変わるだけで雪質激変することが多いけど、今日は滑る斜面はほぼやや重パウダーでした。最近は下まで下りるのが面倒で、中間台地で滑るのやめて、登った尾根にトラバースすることが多い。でも、今日は雪が良くてもったいないので下まで下りた。

750mの台地と滑り切った雪原はさすがに激重になってて、スキーの裏に雪がベッタリ貼り付きました。エッジが凍ってて、そこから雪が付着し、どんどん増殖したと思われます。ワックスは大事なのかな?

谷に向けて滑り込むと
雪はあるので程よい樹間です
なかなかにヒドイ ワックス注文した

雪原から大峰峠まで車道の登り返しがメンドクサイ

下り着いた雪原からは、シールを貼って車道登り。意外と長くていつも疲れるんだよな~。滑った後ってのもあるかな。もう下山気分ってのも大きいかも。帰りの段々畑?は想像通りの超激重。曲がれないからまっすぐ下に降りるのみ~。除雪終点に着くと、先客の車はなくなってました。

登り返しの車道より
大峰峠あたりにあったカーブミラー

帰りがてら何ヵ所か除雪終点の下見を

早めに下りてこれたので、このチャンスに何ヶ所か除雪終点の偵察&確認に行っておきます。集落の除雪終点は安心して停めれる場所を確認しておきたいんです。木地屋はいつもより少し手前で除雪終点に。大網も奥の方は難しいよなあ…。北小谷の深原集落にも行ってみたけど、無理やり大渚山に登ってもなあ…。あまり収穫はナシでした。


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