焼山と火打山の間にある胴抜ヶ切戸まで笹倉温泉から登ってきました。焼山や火打山に登れればいいんですが、歳食って登る体力も気力もなくなりました。そんなわけでの胴抜ヶ切戸だったのですが、標高差的にはあと1時間頑張れば焼山に登れる計算。まだ登れなくもないのかな…とも思ったり。ただ、山頂に登ると色々うれしいことは多いけど、滑るのが急で大変…。それを思うと胴抜ヶ切戸は、滑り出しからテレマーク向けな程よい斜面が長く続きます。滑りの部に関しては胴抜ヶ切戸に軍配が上がるのかなと思ったりしました。
- 日程: 2026年3月29日(日)
- 天気: くもりのち晴れ 濃い霞み
- メンバー: ひとり
- 温泉: なし
- 食事: なし
- 登山口情報: 笹倉温泉は山スキー客の駐車は禁止
前日は箙岳に登っていました。なんやかんや標高差は1200mくらいあって、それなりに疲れました。今日の胴抜ヶ切戸は1600mくらいあります。キツいかなあ…やめとこかなあ…とか思ったけど、今年は雪が少ないのでもうチャンスないかもしれない。頑張ることにしました。
糸魚川に向かう道中、長野県の間は晴れてたけど糸魚川は雲多め。海から笹倉温泉に向かうとまた晴れ間多めとなりました。昨日ほどの鉄板晴れ予報ではないので、天気はちょっと不安があります。笹倉温泉では山側は晴れ、海側はくもり。空気はかなり霞んでます。どうなりますやら~
先週、焼山温泉から昼闇谷に行きました。その時ついでに笹倉温泉の駐車事情も見ときました。すごい車の量でした。今日も多いだろうなあ…と行くと、先週に比べるとかなり控えめ。泥の駐車スペースが広がって、停めれる台数が増えたのもあるけど、路駐の車は少なかったです。無難に駐車できてひと安心です。
雪の少ない笹倉温泉をスタート
笹倉温泉の雪はもうかなり少なくなってます。とはいっても、橋以外はまだしっかりつながっています。今日は気温が高くて九十九折林道も無難にクリア。カチカチでシールだと進退窮まることも多いけど、今日は過去3本の指に入るくらい楽に登れたような…。九十九折を登り切ったあたりから、海側からの雲に覆われるように。このへんはいいけど、焼山北面台地に上がってガスガスでは話にならんからなあ…。






アマナ平ではすっかり雲に覆われてしまう
アマナ平でも曇り。北面台地に登る間に晴れて欲しいんだけど、雲は増殖傾向なので望み薄なのか…。体調もイマイチ優れないので、絶望的なら引き返そうかとも考えていました。そうしたところ、みるみる雲はなくなっていきます。北面台地への登りの中段あたりで、すっかり雲はなくなっちゃいました。ありがたいことだけど、ホントよくわからん…。

北面台地に登る途中で晴れてくれました
北面台地に出ました。焼山ドーン!依然として空気が霞んでます。太陽の反対側はまだマシだけど、太陽の方向はかなり濃い霞み。太陽が影響してるってことは、空気中の水分が原因なのか…?ここまで顕著なのも珍しい。今は太陽は火打山の上にあります。なので、火打山は霞んでます。焼山もやや霞んでます。順光になる高松山はわりとクッキリ見えています。



北面台地から今日は火打山方面へ
いつもは焼山北面台地を真っすぐ登ります。今日は胴抜ヶ切戸なので火打山の方に向かう格好。北面台地を斜めに突っ切る形で進みます。溶岩台地には何本か溝が走ってます。最初に出くわすのが賽の河原。しっかりU字谷に掘れています。ところどころに下りやすくて登りやすい部分があります。その次のは小さな溝なので問題ナシ。ここからは黙々と溶岩台地を登っていきます。錯覚で平坦に見えるけど、意外と斜度はある。登れど登れど目標物は近付いてこない…。スケールが大きいです。





台地地形から谷地形へと入っていきます
台地から谷へ。影火打からのルートになってる谷です。その谷が左に曲がった先で急斜面になります。とはいってもシールで直登できる程度。ここが北面台地以降で一番急なとこだったと思われます。ここを登り切ると切戸まで急になることはない。登り切ったところが二俣になってて、左が影火打ルート、右に進むと胴抜ヶ切戸となります。


谷から左岸台地へ
沢の中を登ってると、右手に穏やかな斜面が続いてるのが見えてきました。谷底はこの先で壁のようになってるので、右の斜面を登ってみることに。この斜面、適度な斜度で広くて楽しそう。さらにさらに斜面は続きます。最後はいったん沢身に下ってコルに上がるか、このままトラバースでコルに行くかの2択。トラバースなら帰りも滑れそうに見えたので、トラバースを選択。やっと胴抜ヶ切戸に到着です。影火打のルートと分かれてからが意外と長かった。体調イマイチなのも長く感じた原因の一つかな。


意外と長かった胴抜ヶ切戸
コルに上がると稜線の反対側を見るのが楽しみ。妙高、黒姫、高妻&乙妻、堂津岳などなどが見えました。ただ、太陽が正面にあって霞んでて展望的にはイマイチ。コルの東側には火打山、厳密には影火打。稜線を歩くのはまあまあ大変そう。西には焼山。西というより、上には焼山って思えるほど近い。見上げる感じです。コルなので山頂からの展望には断然及びません。


ほぼ登ってきた通りに滑ります
滑りの部。焼山山腹を少しトラバースで戻り、その先から左岸台地の斜面となります。標高がわりと高くて北向きなのでちょっと堅い。ストックはズボズボ埋まるんだけど、滑ると変な抵抗があって難しかったです。一度バランスを崩して片足立ちになった瞬間に板が埋まりコケた。ただ、長く続く適度な斜面は魅力。ロケーションも面白い。谷底に下りると風の影響がなくなるのか、今度はベタベタする雪に変わりました。影火打ルートと合流した先の急斜面は成す術ナシ。





距離があるので笹倉温泉になかなか着かない
北面台地と横並びになるあたりから賽の河原までの区間、わりあい抵抗のない雪質で、転ぶの警戒することなく安心して滑れました。今日はこの区間以外、気を抜くとすぐ板取られて弾かれそうでした。賽の河原の登る斜面は日当たり良好過ぎてズボズボ。腰まで埋まりながら登ることに。ほんの10mとかなのに疲れた。あとは北面台地末端に向けて斜めに進んでメインストリームに合流です。
北面台地からアマナ平への下りもしんどかった…。林道区間も長く感じた。登りも滑りも息切れが激しい。はじめ高山病系かなと思ってたけど、低いとこまで下りても解消しないから違う。たぶん脱水みたいな感じだったのかもしれない。今年一番汗かいたしな。そんなこんなで、本日も無事下山であります。


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