春分の日の飛び石を埋めて4連休に。その2日目は久しぶりに木地屋からの一難場山。ホントは蒲原山まで行くつもりだったけど、天気もイマイチでメンドクサくなっての一難場山。雪が降って、翌日晴れて、その翌日ということで雪は微妙。パウダーっぽいとこもあったけど、大部分が絶賛劣化中の微妙な雪でした。雪はともかく展望があまりよくなかったのが残念でした。
- 日程: 2025年3月21日(金)
- 天気: くもり時々晴れ
- メンバー: ひとり
- 温泉: なし
- 食事: なし
- 登山口情報:木地屋の除雪終点付近の広くなったところ
木地屋の除雪終点に状況はどうなのか…?
糸魚川の除雪終点は駐車がなかなか難しくて、どうしても距離を置いてしまう今日この頃。ここ木地屋も最近は足が遠のいておりました。今日は平日と言うことで競争率は低いかなと行く気になりました。除雪終点は以前はヘアピンが始まる手前だったのが、今日は木地屋の里まででした。
駐車スペースとしては、終点に4台ほど。ただ、除雪車の転回所と考えると微妙なところ。その手前にも2,3台置ける場所が3か所ほどありました。それ以外は乏しいので休日ともなると争奪戦は必至でしょう。一応平日の本日でも、あと2台ほどしか空いてませんでした。泊ってる車の多分全てが昨日以前からの放置車。恐らく蓮華温泉かどこかに泊まっててのデポ車じゃないかなと思われます。

杉ノ平の渡渉は余裕でした
木地屋も今年は例にもれず雪が多いです。雪壁が高い。林道のヘアピンを適当にショートカットしながら登ります。昨日の滑った跡がギタギタに付いてて、それが凍ってガタガタです。木地屋から一難場山の核心のひとつは杉ノ平の渡渉。杉ノ平の木地屋川は細いわりに埋まらない。しかも、枝沢が何本もあって一筋縄ではいかない。さすがに今年は余裕。ただ、どこでも渡れるって感じではなかったです。


一難場山の北西斜面を登っていきます
一難場山の斜面に取り付きます。向き的には西から北にかけてなので、まだ重パウな感じで残っています。トレースないところはそれなりにラッセルになります。滑った跡はたくさんあるんですが、登りの跡が不明瞭なんですよね~。恐らく通り抜けで滑ってくる人が多かったんだろな。途中で登りトレースとはぐれて、ラッセルしたり滑った跡を登ったりしてました。


一難場山の尾根歩き
稜線に上がります。一難場山の稜線の雰囲気が好きなんだけど、今日は曇ってる時間が長く、空気が霞んでてパッとせず。雪倉&朝日あたりも雲が多めでボヤーっとしてます。海谷三山とかも霞んじゃってて…。そして風も強い。稜線のトレースは皆無となりました。浅いとはいえラッセルになると体力消耗します。さっきまで蒲原山まで行く気満々だったのに、途端に気持ちがシュン…となりました。明日、明後日に向けて体力温存しとかねば…の大義名分であっさり一難場山でやめることにしました。



一難場山の山頂は尾根上のちょっとした高い部分
蒲原山まで行けば、箙岳から先の展望がドーン!と広がります。でも、今日は視界はパッとしないので展望には期待できない。あと、短いけど蒲原山の北斜面もブナの林間で楽しい。でも、あまり雪は期待できない。現実的に考えても今日は一難場山までで正解だったと思います。



一難場山の北西斜面の滑りは如何に~
となると、とっとと帰ろう。少し期待していた一難場山からの北西斜面は、斜度のある北向き斜面は重パウ。パウダーと言ってもウソにはならないかな。それ以外は湿り気たっぷりの激重雪。登りの時はまだ表面が凍っててモナカ。滑るの大変だぞ…と思いながら登っていました。一難場山に行ってる間に表面が融けましたね。激重だけならまだしも、超ストップ雪で3回ほど転んじゃいました。1人なので転びたくないんですけど、どうにもならないです。
こんな湿雪なので、杉ノ平の緩い登り返しは余裕。そのかわり滑らないけど…。登るのに多少苦労しても、ちゃんと滑ってくれる方がありがたいです。杉の平からの急斜面と林道ショートカットの斜面は大難儀でした。それにしても今日は誰とも会わなかったなあ…。これから下りてくる人はいるかもですが、少なくとも木地屋から登ったのはワタクシ1人だけでした。朝は冷え込んだけど、お昼になると気温が上がってきて、すっかり春の様相でした。明日、明後日はさらに気温が上がる予報ですね~

コメント