いつの頃からか大川入山の赤い羊が話題に上がるようになってきました。笹の斜面に点在する赤く色づいたツツジが羊に見えるから、そのような…。天気は南ほど良いような予報なので、この機会に見に行くことにしました。ところが雲海の雲と稜線にかかる雲のサンドイッチ状態になり、行程の大半が雲の中。羊のところだけ雲がなかったのは救いですが、どんよりしてパッとしない赤い羊でした。まあいいか…。
- 日程: 2024年10月20日(日)
- 天気: くもり
- メンバー: T世
- 温泉: 昼神温泉 湯ったり~な昼神
- 食事: 新京亭 飯田市のラーメン
- 登山口情報: 登山口近くと、国道の反対側に大きな駐車場 トイレは国道反対側を少し登る
今年は残暑厳しく、10月に入っても暖かい日が続きました。紅葉は10日から2週間くらいは遅れてる感じです。例年なら10月20日ともなると紅葉は終盤だけど、今年はまだ2000mくらいの山の稜線でもまだ見頃な状態です。夏が長く、冬が短くなる傾向なんでしょうかね~。
大川入山は長野県内ですが、安曇野からは遠いです。120キロくらいありますかねえ。早朝は空いてるので下道中心で向かいます。全部下道だと3時間くらいかかりますね。六日町まで行ける時間です。そう、今日は六日町から登る八海山も考えていたのでした。この日の写真だと晴れてたようで、ちょっぴり残念…。
登山口の治部坂峠へ
安曇野は霧雨の降る空模様だったけど、善知鳥峠を越えると晴れてて予報通りだな…と。飯田までは晴れてたのに、さらに南に進むと低い雲に覆われるように。治部坂峠も曇り。恐らく雲海の雲なので、早めに解消してくれるのを祈りつつ出発です。大川入山の標高だと、雲海を抜けてるか微妙なとこです。登山口駐車場は満車。道の反対の広い駐車場にも停まっています。赤い羊は人気のようですね。




横岳からの横歩きが長い長い
大川入山は2回目。前回の記憶では山頂以外はおもしろくなく、しかも長かった記憶。横岳に登ってからは、登ったり下ったり、登ったり下ったり…が長々と続きます。しかも展望は乏しい。今日はガスガスなのでさらに退屈です。山頂に着く前にこの雲は果たして解消されるんだろうか…?






山頂本体の登りで雲海の上に出た
やっとこさ山頂本体の登りになります。笹の斜面になり木立も低くなってきました。すると雲の上に抜けたようです。眼下に雲海。そして、雲海の上に笹の斜面があり、そこに赤い羊がいました。これだけのもんです。山頂はまた別の雲がかかっています。ちょうどサンドイッチの具の部分に羊がいる感じです。どんより暗くてパッとしない羊ですが、全く見えないに比べると雲泥の差。何しに来たんかわかりませんからね。



大川入山山頂はそこそこの賑わい
山頂に着くけどまた雲の中に入りました。狭い山頂にところ狭しと休憩する人たち。カップラーメン比率が高くて、湯を沸かす人も多かったです。晴れてくれないかなと待ちますが、思わせぶりに明るくなるものの、また雲に覆われてしまう…の繰り返し。諦めて下ることにしました。




帰りの方が雲が薄くて赤い羊がよく見えた
山頂から下るとまた雲と雲の間の視界のある部分に。帰りの方が少し雲が薄くなったのか、薄日が濃いめの薄日になったのか、赤い羊が派手に見えました。せっかくなので写真をたくさん撮っておきました。出来栄えには期待できませんけどね~。赤い羊が終わると、あとは登ったり下ったりの連続区間。うんざりするのは覚悟してたので、思ったよりもうんざりしませんでした。





下山後の温泉とラーメン
下山後温泉は昼神温泉の『湯ったり~な昼神』。物味湯産手形利用です。手形の対象施設、以前は昼神温泉にたくさんあったのに、最近はだいぶ減ってしまって残念です。手形なしで普通に入ると800円だそうな。結構いい値段します。駐車場は車たくさんでしたが、温泉の中は空いてて快適でした。
下山後ラーメンは飯田まで戻っての新京亭。狙いは上海楼だったけど、昼営業の時間に間に合わず。新京亭は通し営業なので、飯田では下山後ラーメン難民にならなくて済みます。野菜ラーメンと普通のラーメンを注文。野菜ラーメンのスープがとっても美味しいです。山はハズレたけど、温泉とラーメンがよかったので気持ちよく帰路につけました。


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