月山第一トンネルの東側から湯殿山に登ろうとしましたが、途中の大岫(おおぐき)峠の先、痩せ尾根になるところで引き返してきました。大岫峠からの湯殿山はアルペンチックでカッコよかった!来た道を滑りましたが、尾根はブナの斜面でテレマーク向き。板がよく走るザラメで気持ちよかったです。天気は雲が多めながらも晴れ間もあり、周りの山もよく見えて勉強できました。
月山第一トンネルの東側の駐車場がスタート地点
前日の夕方出発して、豊栄パーキングで仮眠。12時前で深夜割引に引っ掛からないから、これ以上先に進めないというもどかしさ。湯殿山はゆっくりで良いので、翌朝は5時ごろ豊栄出発。手袋忘れたので鶴岡のワークマンで調達。7時開店は助かるわ~。9時過ぎに月山第一トンネル東側に着きました。
今日は平日。それでも先客3台。1人はスキー履いた鉄砲打ち。駐車スペースは広大です。ちなみに、普通に道路を走ってたらわかりづらい位置にあります。天気は微妙。空の大半が雲に覆われてます。昼には晴れそうな予報なので、このあとに期待だな。
トンネル駐車場から尾根に乗っかります
直で尾根に乗るのは急なので、池マークのあるあたりを回り込んで乗っかります。トレースもあるので楽ちん。尾根に乗るとあとは上へ上へと登っていくのみ。大岫峠までこんもりなだらかな尾根。気持ちのよさそうなブナの斜面です。立派なブナはあんまりない感じ。
月山は上の無木立も良いが中腹の樹林帯も魅力たっぷり
月山というと姥沢の月山スキー場を使うことが多いです。スキー場の上はもう無木立の森林限界。雄大な景色が広がってます。これはこれで素晴らしいんですが、月山のもう一つの魅力は中腹の樹林帯かな~とも思います。今日のスタート地点は750mほどのところ。前半はブナの林を楽しみつつ、上部は森林限界の雄大なロケーションを!ま、今日は上部がちょっとだけだったけど。
振り返ると朝日連峰。前山にあたる赤見堂岳や石見堂岳なんかも気になります。以前から登りたいと思いつつも、旬が短そうな山でなかなか実現せず。車停めるとこも問題だし。で、今日は下山後に駐車場所や取り付きの下見に行ってきました。時間ある時にしとかないとね。結果、大井沢への道の途中では、安心して停めれそうな場所はないですね。
湯殿山を目指すも途中の痩せ尾根の手前で引き返す
少し前に出発した男女2人組は大岫峠の手前にある1151mポコで終わりみたい。ウチらはせっかくなので湯殿山を目指します。が、途中の尾根が細くなるところが見た目悪かったので、無理せず引き返すことにします。滑る準備をしていたら3人組が登ってきました。この方たちも今日はここまで。
大岫峠の北斜面を少し滑ってみました
とりあえず大岫峠まで尾根滑り。ちょっと堅いとこもあったけど、よく板が走ってくれます。そして、何よりも滑ってる時のロケーションが素晴らしい!面ツル斜面を滑るのも満足感あるけど、景色の良い尾根をタラ~っと滑るのも山スキーの魅力かなと思います。
このまま帰るのも芸がないので、大岫峠の北斜面を少しだけだけど滑ってみました。北斜面ということで雪が堅くてガリガリ君…と思ったら、柔らかい雪が溜まっててずっこけたり。斜面は良かったんだけどな。ここは北斜面なので、パウダーシーズンに滑りに来ようと思ったのでした。
尾根は緩いけど板の走るザラメで快適
このまま下りていくと、月山第一トンネルの西側に降りれます。北から西にかけての方向に降りていくので、厳冬期はこっちから登って滑るってもんかな。地図を見る限りはトンネル東側の方がスッキリしてるように見えますね。大岫峠に登り返します。
登ってきた尾根滑りです。フィルムクラストが融けちゃった感じの雪。融けてもよく滑ってくれました。こうなるとウロコ板でもよく滑ってくれます。全体的に斜度が緩いので、雪が深いと滑ってくれないかも。最後のところは尾根から離れて東斜面を滑ってみます。雪は緩んでグサグサだけど、引っ掛かりなく滑りやすい雪でした。あとはトンネル出入り口に向けて流しておしまい。
行程の短いルートなので、東北遠征の初日や最終日に当てると効率よさそうです。
今日の様子を動画にまとめました
下山後のラーメンや温泉など
鶴岡や酒田には行きたいラーメン屋がたくさんあるものの、お昼の時間だけの営業のとこが多いので、なかなか下山後に行くのは難しい。一応営業時間になってる酒田の『新月』に行ってみるも、スープ切れで閉店。これで3連敗。通し営業している『雲の糸』に行ってみました。噛み応えのある太くて堅い麺でした。店内の雰囲気も変わってたなあ。
太くて堅い麺 ラーメン屋っぽくない入口
温泉は庄内みかわの道の駅併設、なの花温泉田田へ。450円とまあ良心的な金額ですな。この道の駅にはスーパーもあるので、車中泊にはとっても便利です。下山後にすることが全てここで終わらせられます。
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