梅雨の晴れ間の東北遠征、初日は鳥海山で2日目の本日は月山。ベタベタな組み合わせであります。年を取ってくると、もう良い山の繰り返しでいいや…となるのであります。月山は八合目からの往復です。ここんとこ、姥沢と交互に登る感じになっています。どちらもそれぞれ良さがありますね。昨日の鳥海山は後半曇っちゃいましたけど、今日は雲が上がってくることなく最高のお天気でございました。
- 日程: 2025年7月13日(日)
- 天気: 晴れ時々くもり 少し風強め
- メンバー: T世
- 温泉: やまぶし温泉ゆぽか 500円
- 食事: 田代食堂 鶴岡市ラーメン
- 登山口情報: 八合目駐車場はキャパ大きい この日は満車にならず
八合目駐車場で前夜泊
前夜は八合目の駐車場で寝ました。さすがに1400mあるので涼しかったです。同業者もそこそこいました。前の日の夕方から入っていて、夕焼けや星空にも期待してたんですけど、あいにく駐車場自体がガスに覆われてて叶いませんでした。今日は帰らないといけないので早めの行動。4時半に起きて5時出発を目指します。

八合目駐車場からスタート
ちょうど太陽が昇り始めるころに出発です。駐車場から一段登ると弥陀ヶ原。弥陀ヶ原はだだっ広い湿原で、3通りのルートがあります。朝は太陽出たてなので散策はせずに最短ルートで向かいます。下界は雲海の沈んでます。鳥海は雲海の水面から顔を出してました。昨日も登り始めは雲海になってて、徐々に雲が上がってきました。今日は雲が消えてなくなることを願います。



弥陀ヶ原から佛生池小屋
湿原が終わると一段急斜面を登って、そこからはまたしばらくダラダラ登り。ここは灌木とか笹に覆われてて楽しくないです。距離も長くて飽き飽きしてきます。一の岳の急登くらいから変化が出てきます。高山植物もチラホラ出てきます。背後には雲海の上に雪の残る鳥海山が聳えてます。雲海も雪もなかったら、しまりのない景色だったと思います。
一の岳は左側から巻き気味で登っていきます。ウサギギクの大群落がありました。ウサギギクってわりとポツポツ咲いてる印象だけど、ここは群落になってましたね~。初めて見ました。チングルマや、ハクサンイチゲ、ヒナザクラなど、初夏の代表的な花はだいたい咲いてたかな。





佛生池小屋から月山山頂へ
仏生池小屋のまわりは凄い密度で花が咲いてます。だいたい小屋の周りというのは花の密度が高いです。きのうの御浜小屋もそうだし、アソコもアソコもそう。他よりも栄養分が多いのが原因かなと個人的に思っています。
駐車場が八合目で仏生池小屋が九合目。一合の間隔が長いです。一合は完全に下界だろうな…。山頂までも緩く緩く登っていきます。この区間はもうお花畑も展望も素晴らしいので間延びすることはありません。贅沢を言えばもう少し風が弱ければ…。ところどころに雪が残ってます。数年前に姥沢から月山に登って、北月山荘まで通り抜けたのを思い出します。なかなか楽しいスキーツアーでした。





月山山頂部をウロウロしたのち休憩
一応、月山の最高地点に登っておきます。姥沢から登ってくると面倒くさくて登りませんからね。風が強いのでとんぼ返り。続いて月山神社の先にある西側の展望がよい場所へ。ここも風が強いので一休みすることなく撤退。月山神社を風除けに東側の斜面で休憩とします。いつもここは賑わってますが、今日は早い時間から登ってるので少なめ。これから増えてくるでしょうね。



下りは常に鳥海山を見ながら
ひとしきり休んで山頂を後にします。一般的に下りは気分が下山モードになってしまいますが、この八合目ルートは下りがまた素晴らしいので、下山モードにはなりません。常に鳥海山を見ながら下れます。見え方がまた素晴らしいんですよね~。それでもやっぱり弥陀ヶ原の手前のウンザリ区間では間延びしちゃいました。つまんないとこがダラダラ長いので仕方ないです。


本日の花ラインナップ












弥陀ヶ原を散策
弥陀ヶ原まで下りてきました。とっとと下山して帰りの途につきたいのはやまやまですが、まだ時間も早いことだし弥陀ヶ原を散策することにします。上から眺めてて、池塘が一番たくさんあるルートを選択。一番大外を周るコースです。池塘はたくさん、花もたくさん、北には鳥海山、南には月山方面の山。散策する価値大な弥陀ヶ原でした。




本日の下山後ラーメンと温泉
本日の下山後ラーメンは鶴岡市の田代食堂。かなり郊外にありながら人気の店のようです。少し待ちました。甘めの醤油スープにコシのある麺で美味しかったです。下山後温泉はラーメン屋の近くにある『やまぶし温泉ゆぽか』。500円と最近にしては良心的な価格ですが、以前は300円でしたからね。施設的には必要にして十分。
11時に下山したけど、ラーメン食って温泉入ってたら時間も食います。鶴岡の宇佐美でガソリン入れた時間が14時。帰宅は20時前でした。時間がある時は朝日まほろばから無料高速だけ乗って荒川胎内で下ります。海沿い走って新潟バイパス走って、新潟西から北陸道へ。途中でおりずに通しで高速使った場合との差を調べてみると560円(休日割引)。これなら通しで乗った方が得かもな…





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