初夏の南東北ツアー2日目は南蔵王。刈田峠から芝草平を経て屏風岳までの往復です。最長は不忘山まで考えてましたが、もろもろで屏風岳までです。不忘山はまた後日…。今日は風が強く、朝のうち(往き)はずっと曇り空。帰る頃には雲がなくなって晴れてくれて、南蔵王を楽しむことができました。やっぱ芝草平が一番よかったな!
- 日程: 2025年6月22日(日)
- 天気: くもりのち晴れ
- メンバー: T世
- 温泉: 関川温泉 ゆーむ 700円
- 食事: かわにし食堂 米沢市ラーメン
- 登山口情報: 刈田峠路肩🅿 十数台で満車必至 トイレなし
前日はエコーラインの駒草平で車中泊。朝4時に起きます。寝る時は風がなかったのに、朝になるとビュービュー吹いています。明け方の空でハッキリはわかりませんが、空は雲に覆われている様子。ただ、周囲の景色はあり、仙台の街なんかも見えています。東の空は朝焼けが始まりかけていました。予報的には朝方が曇りでのちに晴れてくるみたいなので、予定通りに行くとしましょう。
本日の核心は刈田峠の駐車スペース
本日の核心は駐車場。きのうの浄土平は300台なのに対し、刈田峠の路側帯駐車場はせいぜい十数台。時間が遅くなると満車は必至なのですが、何時までなら大丈夫というのが全くわからない…。早く行くにこしたことはないと4時半前に行くと、先客は3台でした。準備中に既に2台来たので、恐らく早い時間には満車になったんでしょう。

風が強い中を出発です
風が強いです。今日はずっと稜線歩きなので、吹き曝しが長いと辛いかも…。駐車スペースから車道を少し歩くと登山口。登山口というより、登山道とエコーラインが交差するところ。歩き出しから下りです。必然的に最後は登りです。立ち枯れが目立ちます。立ち枯れは枯れ木なんですけど、笹原の中にあったりすると雰囲気いいですよね~。時々お花畑も出てきたりします。ただ、登山道自体はきちんと整備されてるけど、笹が被ってきてるのだけが玉に瑕。伸びた丈の高い笹が、登山道側に被さってきてました。今日の行程全体的にそんな感じでした。笹狩りのタイミング直前ってとこか…?


朝からどんより曇り空のなか杉ヶ峰へ
コルが本来の刈田峠?途中に前山があって、杉ヶ峰まで登り基調。両側を笹や灌木に覆われてるとむさ苦しいけど風はしのげます。展望がよいと吹き曝しになって強風が堪えます。展望は振り返る展望がよくて、刈田岳が大きいです。天気は相変わらずですが、仙台の街の方は晴れてるように見えるし、西の空には青空もあります。ただ、太陽がいる東上空はべったりとした雲が居座ってます。なかなかしぶとそうです。



往きの芝草平は曇り空でパッとせず…
杉ヶ峰を下るとお待ちかねの芝草平。下り始めると湿原が見えてきます。湿原の先にはたら~っとした屏風岳が見えています。屏風岳は地図を見れば一目瞭然で、西は緩くて東は切り立っています。屏風岳という山の名は東から見た人が付けたんでしょうね。
芝草平は何段かに分かれています。最初に出てきた湿原はヒナザクラで真っ白でした。チングルマはまだまだこれからなのかなあ…?分岐には立派な休憩のベンチ?あり。分岐から西に延びる木道を辿ってみます。花はそんなにないです。チングルマとか綿毛があるわけでもないので、やっぱりこれから咲くのかも…?木道の末端付近には池塘があって、ワタスゲがたくさん咲いていました。いいとこなんですが、日差しと青空がないのが残念で…。帰りに期待ですな。




本日が屏風岳までとします
芝草平から屏風岳は見た目通りにダラダラと登っていきます。さらに緩くなってしばらく歩くと屏風岳山頂。すぐ手前に最高点1825mがあるのに、1817mが屏風岳山頂になっています。意味がわからん…。とりあえず南屏風岳まで行ってみようと進むと、笹がこれまでにも増して覆いかぶさってます。部分的なのか、この先ずっとなのか…?笹ヤブ嫌いなT世さんは無理とのことで、本日はここまでとします。
屏風岳は東側に展望が開けています。展望はいいけどメガソーラーが見えてきて興ざめ…。東の上空にはブラックホールのような雲がずっと出てます。西側からは着実に青空の領域が広がってきています。着実とはいっても、待ってると長い。晴れたら出発しようと思ってたけど、芝草平で晴れればいいのでフライイングします。待ってると長いけど、歩いていると早い。しばらくで晴れてきました。ヨシヨシです。



帰りの芝草平は晴れて爽やか!
晴れるとやっぱりいいですねぇ~。往きの芝草平とは大違いです。あとは風さえ収まってくれればってとこだけど、それは無理っぽい。木道の末端でのんびりします。1人、2人とやっては来ますが、賑やかになることはないです。そこそこ人気のコースとは思うんですがね。歩いてる当人にしてみると、多くもなく少なくもなく丁度よく思えます。




帰り道もずっと晴れで往きとは違う雰囲気
芝草平を後にします。あとは帰るだけ。帰り道のなかでは杉ヶ峰からの下りがロケーションよかったです。直下あたりは笹も灌木もなく、丸山への稜線、刈田峠越しの刈田岳が素晴らしかったです。天気の方は晴れたり曇ったりで経過。風は帰りの方が強くなった気がします。最後の登りは心構えができてたせいもあって、ほとんど苦になることなく登れました。お花畑や立ち枯れ地帯なども、帰りは晴れてくれてるので往きより感じがよかったです。


本日の下山後ラーメンと温泉は
駐車スペースに戻ると、当然と言えば当然ですが停める余地はなかったです。こうなるとハイラインの頂上に停めるか、刈田岳へのリフト乗り場の駐車場に停めるか…になるのかな?熊野岳とか絡めるなら上の駐車場でもいい気がしますね。次回は白石スキー場から不忘山、屏風岳を周回してみたいなと思います。
本日は下山後温泉より下山後ラーメンが先。時間がまだ早いということで、米沢の有名店を狙ってみます。食べログ1位の『ひらま』へ。しかし、駐車場が満車な上に行列もできてたのでパス。これから安曇野に戻らないといけないのでねぇ…。次に向かうは『かわにし食堂』。ひらまの割と近くでした。駐車場も空いてて、席もカウンターが空いてました。店を出ると少し並んでましたので、こちらはナイスタイミングと言えましょう。ひらまに行く時は並ぶ気で行かないとですね。




下山後温泉は関川まで戻っての道の駅併設の『ゆ~む』へ。可もなく不可もなくな温泉施設でした。それにしても暑い。新潟県は車の温度計によると35度超え。まだ6月なので先が思いやられます。今日は早く下山したので早く帰れますが、ラーメンなどでうだうだしたので、結局は夕方7時半くらいになってしまいました。ま、この時間くらいに帰れれば楽ですわね。
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