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入笠山と入笠湿原 沢入登山口から 2025/6/1

沢入登山口から入笠湿原を散策し、入笠山に登ってきました。スズラン群生地のニホンスズランはまだチラホラ咲き始めたところ。他の春から初夏にかけての花はまあまあ咲いている感じですかね。目立つ花としてはクリンソウやサクラソウ、エゾノコリンゴは満開でズミは咲き始めたところです。天気の方は時々晴れ間は出たものの、全体的にはパッとしないお天気。とくに展望抜群の入笠山山頂で一番雲が厚かったような気が…

  • 日程: 2025年6月1日(日)
  • 天気: くもり時々晴れ
  • メンバー: T世
  • 温泉: なし
  • 食事: ハルピンラーメン諏訪南
  • 登山口情報: 沢入登山口は早い時間に満車になる可能性が高い 公衆トイレあり
コースタイム
  • 沢入登山口(10:40)
  • 入笠湿原(11:35~12:55)
  • 入笠山(13:45~14:10)
  • 入笠湿原(14:45)
  • 沢入登山口(15:25)

予定では御嶽山でした。しかし曇天予報。曇天で御嶽山に登るのは気分的にしんどいです。で、他を考えた時に、まあまあ花の咲き始めた入笠湿原が候補に。ここならハズレたとしてもショックは少ないです。

どこから登るか考えどころ

問題はマイカー規制。朝8時からお昼の3時までが規制時間。8時までに終わらせ戻ってくるのはちょっと…。かといってゴンドラを使うと往復2400円もする。晴れの鉄板予報で花も最盛期というのなら2400円の価値はあるってもんだけど、今日の予報ではなあ…。

となると、残る手段は沢入登山口から登るという方法。入笠湿原まで小1時間で登れるので、残る手段というよりも最適な方法とも言えます。しかし、駐車場の広さに比べてお客さんの方が多いので、恐らく朝早くから満車になると思われます。早朝から争奪戦に参加するのもなあ…。で、考えたのが、遅めに行って下山者待ちすること。天気の傾向としても、午後ほど晴れ間が出てきそうなので。

ということで、のんびりスタート。8時に安曇野を出発。下道でも10時過ぎには着くと思うので、そのころには下りてくる人もたくさんいることでしょう。空くのを待つ車がたくさんいたら、諦めて帰ろう。10時半前に沢入登山口に到着。もちろん満車だったんですが、数分の待ちで1台分が空きました。ラッキー!

沢入登山口 遅めの出発で空き待ちした

沢入登山口を出発します

10時40分にスタート。これから登る人もチラリホラリとみられます。そして、登ってると時々下ってくる人とすれ違います。遅めの出発も一つの手かなとは思うけど、いつも今日みたいにすんなりいくとは限らないからなあ…。登山口から入笠湿原は明るい林の中を歩くので気持ちはよいです。でも、途中からトラバース区間が長いので、後半はウンザリしてきます。

予習
ここから山に入ります
ずっと雰囲気のよい森を歩く
登山口から入笠湿原にかけてあった花

入笠湿原にやってきました

鹿除けのゲートを通って入笠湿原エリアへ。天気はどんより曇り空。予報では曇りのち晴れでした。実際は朝は晴れてたのに、時間とともに曇ってきている感じ。予報とは正反対。たまに日が射してくれる程度でもいいんだけどなあ…。

湿原に入ってまず出迎えてくれるのがズミ。見た目赤っぽいズミと、次に出てくるのが白っぽいズミ。どちらもまだ花が咲き始めてるのはごく一部分のみ。ほとんどツボミの状態です。いっぱいツボミが付いてるので、満開になったらキレイだろうな…。

ゲートの先が入笠湿原
咲き始めたズミが迎えてくれる
とりあえずどこから周ろうか…
ニホンスズランの群生地に行ってみよう

スズラン群生地に行ってみます

まずはスズラン群生地に行ってみます。遠目には緑一色です。近づいてよく見てみると、ところどころにスズランが花を付けてます。まだまだこれからですね。どのくらいで満開になるんだろう…?スズランのほかにはアマドコロが咲いてました。

天気はあいにくの曇天
スズランはところどころ咲き始めている
曇天からみるみる晴れ間が広がる
スズランがまだ早いせいか人は少な目
一度紅葉の時分にも来てみたいなあと思える景色

入笠湿原をのんびり周回

そんなこんなしているうちに、みるみる青空が広がってきました。日が射すと湿原の緑が鮮やかになります。スキー場の方のお花畑にも立ち寄るつもりにしてたけど、日が射してきたので湿原でのんびりすることにします。時期が少し早いことと、やっぱり天気がイマイチだってこともあって、湿原を歩く人の数はそんなに多くなかったです。

この白い花の木はエゾノコリンゴというそうな
ズミの並木
クリンソウが群生してるけどちょっと遠い
晴れ間が広がってたのにまた曇天に
入笠湿原にあった花

花畑経由で入笠山に向かいます

入笠山に向かいます。林道沿いの遊歩道を歩きます。ニリンソウやらクリンソウやら咲いてます。晴れ間が広がってきて、このままあとは晴れるのかと思ってたら、またどんより曇り空に逆戻り。なんだかな~。たまーに雲の隙間と太陽のいる場所が重なった時だけ日が射しました。

入笠山の途中にある『花畑』と言われるところには、サクラソウやツマトリソウなど咲いてました。『花畑』って感じではないので、これからもっと賑やかになっていくんでしょうか。『花畑』にはジグザグで遊歩道が付けられてて、腰より少し低い高さの杭があってロープが張られています。前にスキーで来た時は、杭の先端が見えるか見えないかくらいの雪が積もっていました。久しく来てないので、次は是非スキーで訪れたいものです。

入笠山に向かう途中の花畑
花畑を上から
山彦荘から『花畑』に咲いてた花

岩場コースで入笠山へ

『花畑』エリアから出て、普通の登山道になります。入笠山へ直で登る『岩場コース』で。岩場コースと言っても、露出した岩が少しあるだけのもの。ごくごく普通の登山道です。傾向としては登りは岩場コース、下りは迂回コースにする人が多いようです。

入笠山へは登り岩場コース

どんより曇り空の入笠山山頂

入笠山に登頂です!しかし、今日一番雲が厚いような…。八ヶ岳との間にベッタリと厚い雲が居座ってます。八ヶ岳の山裾には日が当たってます。稜線も悪くなさそうに見えます。どの方角にも多かれ少なかれ雲があり、南アルプスや中央アルプスなど有名どころは全く見えませんでした。諏訪湖は見えてました。時間はすでに14時前後ということもあってか、山頂の人は少なめ。人が多いと、決して狭くない山頂ですが一杯になりますからね~

低い雲が垂れ込めてます
諏訪湖が見えてる
こちらは八ヶ岳 山裾には日が射してますね
ちょうど悪いところに雲がある

下山は迂回コースにて

帰りは世の中の流れに逆らうことなく迂回コースで。迂回コースの方が若干傾斜が緩いので、歩き易いかもです。歩き始めてしばらくで太陽が当たるようになってきました。上空を見ると青空の部分がたくさんあります。さっきまで晴れそうもなかったのに、なんのこっちゃです。でも、帰りの『花畑』で晴れてくれたのでありがたい。

と思ったらまた曇り空に…。帰りの遊歩道や入笠湿原ではまたも曇りで暗い雰囲気になってしまいました。まあ、晴れた時間も時々ですがあったので、今日はこんなもんでヨシとしましょう。湿原から沢入登山口までは気分は完全下りモードになります。トラバースのとこがメンドクサイ。ジグザグ道になると順調に標高を下げ、そのうち駐車場が見えてきて無事下山となります。さすがに駐車場はガラガラでした。

帰りの花畑でまた青空が優勢に

本日の下山後ラーメンは

本日の下山後ラーメンは諏訪南インターとは目と鼻の先にあるハルピンラーメン。いつものハル二郎を注文しましたが、いつものハル二郎じゃなくなってました。豚バラスライスだったのがチャーシューに。全体的にコッテリしてて、麺もツルツル感がなくなって重くなった気が…。ラーメンの変化なのか、それとも自分の変化なのだろうか…?(豚バラ以外)


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