スポンサーリンク

2025ラスト鍋倉山 2025/5/24

5月16日、18日に続いて本日24日も鍋倉山へ。冬に1回しか来てないのに、5月中旬過ぎてから3回も来ちゃいました…。3度も来ることになった訳は色々あるんですが、ここではおいといて…。続けて来たおかげで、新緑の進み具合や雪の融け具合いが体感できました。どうせならGW後半くらいから毎週来てれば、もっと面白かったと思います。真夏の陽気になった日もあったこの1週間で、どれだけ融けたかが一番興味深いところです。

  • 日程: 2025年5月24日(土)
  • 天気: くもり
  • メンバー: 9名
  • 温泉: 豊野りんごの湯 物味湯産手形利用
  • 食事: 萬 in on 玲で打ち上げ
  • 登山口情報: 西の沢の駐車スペース
コースタイム
  • 西の沢登山口(8:00)
  • 鍋倉山(9:30~10:00)
  • 西の沢登山口(10:50)

GW明けてから週末に悪天予報になる巡り。今週末もそう。でも、どこかに隙間があって、先週もまあまあ楽しめました。今週も土曜の午前中ならなんとかなりそうな気配です。西の沢のゲートに向かいます。だいぶ雪がなくなってます。スキーできるんかいな…と心配になります。ゲートまで来て初めて、もしかしたら何とかなるかも…となりました。取り付きから雪はつながってます。沢に下りるとことかで多少担ぐことはあれど、これなら大丈夫かなって感じました。

本日は総勢9名の大所帯

本日は総勢9名の大所帯(うち2名は初顔合わせ、うち1名は寝坊で途中合流)。谷が割れてたらアレなので夏道から取り付くことに。しかし、アイゼン要ることなんかすっかり頭から抜けてて持ってない。雪は堅そう。トラバース長いしなあ…。登りはいいけど、下りは恐そう…。ということで、自分だけ左岸から取り付いて、谷を進んでから右岸に上がるという先週のルートで行くことにします。ダメなら引き返して追いかける。OKなら下山で使えて楽になる。

だいぶ雪が融けてヤブが起き上がってきました
ちなみに6日前の登山口

谷ルートはまだまだ積雪十分でした

道路から見る限りは雪がつながってるので、最初からスキーを履いてスタート。途中、だいぶヤブが起き上がってて、避けながら進むところも。早めに谷に下ります。ところどころ穴はあるけど、まだまだ安定してますね。右岸台地に上がるところが急で雪が堅かった。ギリギリシールで登れる感じでした。スキーを脱ぐことなく抜けれたのは意外。絶対どっかではずすと思ってました。

こちらもだいぶ低くなった
西の沢の谷底に下りるところ

右岸台地のブナ林は新緑終盤戦って感じ

右岸台地に上がってみなさんと合流です。ここからは立派なブナの区間。先週はどこでも進める感じだったのが、今日はもう雪が融けてしまってるところや、ヤブが濃いところがあったりします。過去2回は天気が良くてブナの新緑が映えましたが、今日はどんより曇り空で寂しい感じです。雪も汚くなってしまったし、ブナの方も新緑の盛りは過ぎたような様子。それでも一瞬だけ日が射してくれました。その日が射した時には『おおっー!』ってなりますね。やっぱ陽射しの力は絶大であります。あと青空もね。このあとは一度も日が射さなかった…

対岸に渡ってみんなと合流
今日はこの時だけ日が射した あとの時間は日射しナシ
日が経つとともに雪が汚れ新緑チックじゃなくなってくる
久々野峠への斜面

久々野峠から山頂はだいぶヤブ元気

久々野峠から鍋倉山の山頂の尾根の雪融けが進んでます。だいぶヤブが元気になってきました。先週は煩わしいとこはごくごく一部でしたが、今日はもうあちこち煩わしかったです。8人中5人は板を背負ってます。この尾根歩きはシールで登るより数段楽だったと思います。西の沢の部分もスキーで登るメリットは少ないです。

久々野峠から西の沢源頭部
久々野峠 うしろは黒倉山

鍋倉山山頂はだいぶモジャモジャに

そんなこんなで山頂へ。山頂はだいぶモジャモジャになりました。天気は相変わらずどんより曇り空。パッとしないお天気です。山頂の祠や標識も完全に雪から出ました。長居は無用な山頂だったんですが、なんだかんだ30分も居座りました。大人数なのでしゃべってたらあっという間に時間が経っちゃいますね~

鍋倉山山頂 祠のとこは雪がなくなった
山頂は全体的に藪っぽくなった
関田山脈北部の山並み

お楽しみ(苦行?)の滑りの部

山頂から久々野峠へはアトラクション豊富。ヤブを掻い潜りながら滑ります。ヤブというより、まだ寝てるブナの灌木だな。峠手前からみなさん滑りますが、ここは急でガタガタなのでワタクシめは緩いとこへ避難。それでもガタガタ。このあと黒倉山側にトラバースしてマシな斜面を探します。一見良さそうに見える斜面でも、根開きが進んでて隙間が狭くなってたりで、腰が引けてビビりながらの滑り。そんな中、1本だけ気持ちよく滑れる斜面がありました。この1本が大きかったな。2025悔いナシです!

黒倉山側を滑ったので、西の沢を対岸へ渡ります。少しだけ雪が切れてるけど、藪など障害物はないので余裕。右岸を少し滑って高度を下げたところから沢身へ。ところどころ穴や薄いとこはあるけど、まあ滑って下るぶんにはノープロブレム。再び左岸に上がって、あとは車道まで滑っておしまいであります。最後の車道への斜面は地元の子供たちが大挙して押し寄せてたので、端っこを邪魔にならないように滑っておしまい。ここを最後の1本にするつもりだったけど、それは叶わず…でした。

西の沢は黒倉山側を滑った
良さげに見えるが滑りは手強い

これにて2025スキーはおしまいであります

今シーズンは雪の量的には申し分ない年だったけど、全体的な充実度としては低めなシーズンでした。なんでかなと考えるに、やっぱ新鮮なルートに行けてないのが大きいかな。お初なルートとしては、稲庭岳の東側からのルート、山谷川目牧野、浄土平BCくらい。この3つは条件よかったし満足度高いです。あとは、GWが暦や天気に恵まれなかったのもマイナスでしたかね~。新緑の鍋倉に3回行ったのは、個人的には意義深かったです。というわけで、今シーズンお付き合い頂いた方、感謝申し上げます。来シーズンもよろしくです。

下山の儀

本日の下山後宴会とラーメン

夜に打ち上げがあるので、温泉入ったりなんやかんや時間を潰します。駅の立ち飲み処でゼロ次会。9名参加です。そのあと『萬in on玲』でメインの宴会。最後に権藤で〆のラーメン。車を停めたとこまで歩いて車泊です。飲み会といえばいつもベロベロになるんですが、今日はわりと適度な酔い加減でした。そろそろ大人の飲み方を覚えてきたのかも…?


コメント