三本滝までまだ雪がつながっているようなので、今のうちにと乗鞍に行ってきました。というのも、今年から乗鞍春山バスが予約制になって面倒臭くなったから。しかも、料金もだいぶ高くなってきたし…。
GW前半に引いた風邪がなかなか治らず体調イマイチ。ということで、最短で稜線に立つことができ、程よい斜度を長く滑れる滑り台の往復としました。前日の雨は乗鞍では雪。新雪がいたずらするんじゃないかと心配したけど、ウェッティーな雪は板がよく走ってくれました。下地の凸凹は少し気になりましたが、思いのほか気持ちよく滑ってこれました。
- 日程: 2025年5月3日(祝)
- 天気: 晴れのちくもり時々晴れ
- メンバー: T世
- 温泉: 梓水宛 物味湯産手形利用
- 食事: 支那そば太郎 松本市梓川
- 登山口情報:
三本滝駐車場は早い時間から混雑
6時45分に三本滝の駐車場に着きました。この時点で舗装部分はとっくに満車。砂利部分が半分くらいの埋まり具合いでした。今日はバスに乗らずに三本滝から登る人の割合が多そうです。ちなみにバスは観光センターを8時半。それに合わせて三本滝に来ると停められなくなる可能性もあるので、バスを予約してる人は早めの到着が安心かな。知らんけど。

往きはともかく、帰りの便も予約なのがねぇ…。時間を気にしないといけないし、天気が悪かったら早く下りたくなるだろうし。空いてれば乗せてくれるんじゃないかと思うけど、確証はないですからね。

カモシカゲレンデからスタートです
7時ちょい過ぎに出発。せっかくバスに乗らないんだから、早く出るほど得した気分になれます。バスももう少し早ければと思うけど、やっぱこの時期は積雪とか凍結とかあるんで、あまり早い時間の便は作れないでしょうね。ゲレンデの雪はだいぶ薄くなってるけど、途切れることなくつながっています。車道で二度切れるのは仕方ない。カモシカゲレンデの上の平らな笹斜面で50センチほど雪が途切れていました。これから日毎に途切れ途切れになっていくんでしょう。
ツアーコースに入っても雪はノープロブレム。ゲレンデの雪がなくなってからでも、ツアーコースに雪があれば、バスは片道だけでOKかな。バスで降りるよりもバス代浮くし長く滑れます。ちょっと我慢してゲレンデ歩いて下れば。








前日の雪で少し化粧直しされました
位ヶ原に出ます。毎度毎度の景色なんですが、毎度毎度感動する景色です。昨日降ってた雨は乗鞍では雪。たいした量ではなさそうですけど、若干化粧直しされています。茶色い雪が白くなってると思われます。新雪は既にシャビってなってます。既に滑り台には1本のシュプールがあります。見た感じでは苦労してる様子はなさそう。まあ、上手い人が滑れば悪い雪でもよいシュプール付きますからね~




剣ヶ峰がメインストリーム
滑り台の中間あたりを登ってる時に、バスで上がって来た人たちが見えてきました。遅れを取らなくてよかったです。三本滝からの人もバスの人も、大半が剣ヶ峰方面に向かいます。極少数派ではありますが、数名が最初に滑り台を目指して登ってきてます。




滑り台の滑り出しに到着
滑り台の滑り出しに登り上げました。ここは摩利支天岳と富士見岳の間にあるちょっとしたピークです。展望としては周りのピークより低いので遮るもののある展望です。でもまあ、稜線に出たということで、反対側の景色が見えるのは大きいです。不消ヶ池や恵比寿岳なんかが見えてきます。



滑り台は概ね快適に滑ることができました
登ってきてる人たちが着く前に滑っちゃいましょう。さあ、新雪はどんな感じか。はじめは恐る恐る滑りますが、ストップ雪ではない。シャビシャビって感じで板が走ってくれます。新雪自体の雪質は良いのですが、下地が結構ボコボコです。そっちの方が気になります。でも、新雪のおかげで凸凹もだいぶ均されてると思われます。ギャラリーが多くプレッシャーですが、雪がよくて助かった…。
長く滑れるとは言っても、標高差にすれば250mほど。三本滝からの標高差は約1000mほどなので、たったの4分の1だけです。残りの4分の3は中には楽しいところもあるけど、大半が消化試合です。これが乗鞍の玉に瑕な部分ですね。位ヶ原下の急斜面はボコボコに荒れてて話にならず…。ツアーコースは平坦な部分はよく滑ってくれるし、斜度のあるとこはコブになっててアトラクションのごとく楽しめました。最後にカモシカゲレンを気持ちよく滑ろうと思ってたんですが、なんか荒れてて上半分はとくにボロボロの滑りでした。
なにはともあれ、乗鞍春山スキーは今年も無事おしまい。もしかしたら、タイミングが合えば下旬に春山バスを使っての滑り納めがあるかも…?

下山後の温泉とラーメン
本日の下山後温泉は梓水宛。松本市梓川にある複合施設です。バーベキューとかで賑わってて駐車場は一杯だったけど、風呂はガラガラでした。下山後ラーメンは同じく松本市梓川にある支那そば太郎へ。ザ・昔ながらの中華そばです。結構好きなんですよね、ココ。


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