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吉尾平から昼闇谷 2025/3/14

焼山温泉から吉尾平経由で昼闇山の肩まで登り、昼闇谷と吉尾平の間の斜面を滑って、途中から昼闇谷に滑り込んできました。天気は申し分なしでしたが、上の方の雪が堅くて滑るの大変。堅いとこが終わったら今度はグサグサのストップ雪。雪質には恵まれなかったけど、素晴らし景色を拝めたのでヨシとします。吉尾平久しぶりだったし。

  • 日程: 2025年3月14日(金)
  • 天気: 晴れ時々くもり
  • メンバー: ひとり
  • 温泉: なし
  • 食事: なし
  • 登山口情報: 焼山温泉の駐車場
コースタイム
  • 焼山温泉(7:15)
  • 1回目の渡渉(8:35)
  • 小鉢の尾根(10:30)
  • 昼闇山の肩(10:15~30)
  • 昼闇谷の下部で休憩(11:50~12:10)
  • 焼山温泉(12:45)

焼山温泉からスタート

平日だけど快晴予報。みんな会社休んで来てるかと思いきや、焼山温泉の先客は2台のみ。笹倉温泉の様子も見てきたけど、似たようなもんでした。両温泉付近、雪はたっぷりでした。ただ、最近にしては多いけど、目立って多いようにも見えなかったです。

焼山温泉 平日で客は少ないが雪は多い

林道を歩いてアケビ平へ

焼山温泉スキー場に沿うように段々田んぼを登っていきます。朝のうちは雪が堅くてシールの引きずる音が大きい。アケビ平の杉林に入る手前の橋、ここはモリモリ雪がありました。もう少しで全部埋没しそうなくらい。橋がなくても渡れる状態でした。この橋がこれだけ埋もれてるのは初めて見たかも…?

焼山温泉上の段々田んぼと昼闇山
笹倉温泉の方
アケビ平の手前にある橋 だいぶ埋もれてる

今年は雪が多いので渡渉はノープロブレム

吉尾平に行くには沢を2つ渡らねばなりません。雪が少ない年はこの渡渉ができず、吉尾平に行くことができなかったりします。今年は全くノープロブレム。ほぼ全部埋まってました。1つ目は対岸に渡り、2つ目はしばらく沢の中を進んでから吉尾平の台地に上がりました。

1回目の渡渉点近くの二俣
沢はどこでも渡れる
2つの渡渉の間にある中間台地
2つ目の渡渉点付近の二俣 こちらも埋もれてる
しばらく沢通しに進んだ

観光気分で吉尾平を歩く

吉尾平に上がると絶景ロードの始まり。右に阿彌陀岳&烏帽子岳の尖った急な山を、正面には台形の鉢山を見ながらの歩き。スケールがでかいだけに、歩いても歩いても景色が変わっていかない。景色が変わらず飽き飽きしてくるけど、毎度のことながらいつの間にか左カーブし、鉢山と小鉢の間を目指すようになります。ここからの振り返る景色は圧巻の一言!

しばらくで吉尾平に上がる
吉尾平といえば阿彌陀&烏帽子
そのうち登ってみたいとは思うが

鉢山にもそのうち…

吉尾平を歩いてる時の鉢山は台形ですが、コルあたりまで来ると尖った山。縦から見るのと横から見るのとずいぶん形が違います。鉢山もいつか登らねば…と思ってましたが、最近はまあいいか…と思うようになりました。今年は鉢山の尾根に張り付く雪庇が大きい。雪が多い方が登り易そうだけど、割れてる部分があると雪が多いぶん逆に大変そうにも見える。

鉢山
鉢山と小鉢の間を登っていく
振り返るとだいぶ形の変わった阿彌陀&烏帽子

小鉢の尾根から昼闇山の肩へ

尾根に乗っかると、あとは尾根通しで昼闇山の肩まで。今までに比べるとたいした距離や標高差ではないんだけど、最後の1ピッチというのは精神的にも体力的にもしんどいです。これまで見えなかった雨飾山や金山をおかずに頑張ります。それにしても尾根上の雪が堅い。斜面もこの堅さだと難儀しそうです。

小鉢の尾根に登ってきました
権現&鉾
今日はあそこ(昼闇の肩)まで登る
鋸岳
鋸岳と鉢山 真ん中のは鬼ヶ面山
このあと滑る斜面

昼闇山の肩

昼闇山の肩。絶景が広がるんですが、何かが足りない…。何かってまあ焼山と火打山なんですが、昼闇山に阻まれて見えないんですよね~。昼闇山に登るまで見えない…。1時間そこそこで昼闇山に登れると思うけど、その1時間がなかなかしんどい。肩でのんびりするつもりだったけど、思いのほか寒い。休憩はほどほどに滑る準備して出発。

糸魚川の奇天烈な山たち
雨飾山もこっち側からだと見慣れない形
金山
肩からの昼闇山

雪が堅くて滑りは難儀

登ってきた尾根を少し滑り下ります。尾根だし雪は堅いしで滑るのはしんどいけど、雨飾山や鉢山に向かって下るロケーションは最高です。ひと下りしたとこから斜面に入ります。緩んでることを期待したけどダメ。堅い上に変な凸凹が…。諦めて大きく斜滑降して高度を下げていきます。2段目のメインバーンも堅くてダメ…。さらに下りても、さらにさらに下りても堅いまま。こりゃダメだと早めにトラバース。昼闇谷に向かいました。

ここから滑りますがカチカチ
最高の斜面なのにカチカチ
せっかく登ってきたのにカチカチ

昼闇谷の中の雪は緩んでて普通に滑れた

昼闇谷の左岸尾根に出ます。ここがまた絶景で、広大な昼闇谷のカール状地形を見渡すことができます。そして尾根から谷へと滑り込みます。雪は緩んでますねぇ。高度を落とさないようトラバースして沢身へ。この沢身はやや堅めながらも普通に滑れました。ところが斜度が増す斜面に差し掛かるとガリガリに。ガリガリ部分はトラバースに終始。雪が緩むとこまで進みます。谷底は快適に滑れました。昼闇谷自体が平坦になるところで、絶景を見ながらのんびり休憩としました。

昼闇谷はわりと緩んでた
最後の見納めのところでゆっくり休憩しました

下はグサグサでストップ雪

台地末端まで進んでから谷に滑り込むことが多いけど、今日は一人なので無難に谷通しで滑っていきました。ここらへんは既にグサグサでブレーキかかってきました。谷から抜けてアケビ平への斜面、雪が多いのか疎林具合いがいつもより疎林でした。いい感じなんですけど、如何せんストップ雪で…。林道もベタ付いて滑りません。スピード出ないのにストップ雪のため2度コケました。スイスイ滑ればあっという間の林道だけど、滑らないもんだから焼山温泉まで長かったです。


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