高御位山 2025/1/4

鹿島神社での初詣を兼ねて、2025年初登りは兵庫県の高御位山。高御位山は高砂市、加古川市、姫路市にまたがる岩山で、播磨アルプスと呼ばれているようです。『アルプス』なんて大げさな…と思ってると、ホントにアルプスっぽいのでビックリします。須磨アルプスはあそこだけだけど、播磨アルプスは全体が岩場で、300mほどの山とは思えない岩稜歩きと高度感を楽しめました。

  • 日程: 2025年1月4日(土)
  • 天気: 晴れ!
  • メンバー: YY、T世
  • 温泉: ぷくぷくの湯 加古川市
  • 食事: ずんどう屋 三木小野インター近く
  • 登山口情報: 鹿島神社は初詣客でごった返す 阿弥陀新池駐車場に停めた(トイレなし)
コースタイム
  • 阿弥陀新池駐車場(7:30)
  • 鹿島神社(8:00~10)
  • 鷹ノ巣山(9:00)
  • 高御位山(9:50~10:15)
  • 阿弥陀新池駐車場(10:50)

帰省のついでに関西の低山に時々立ち寄ります。さっきの須磨アルプスもそうだし、雪彦山や六甲山、愛宕山…などなど。で、今回の高御位山も候補にあったけど、天気がアレだったりで先に延ばされていました。今回は帰省の帰り道に行くことに。明石の友達にどのルートが良いか聞くと、一緒に来てくれることになりました。

阿弥陀新池駐車場がスタート&ゴール

前夜はたつの市の道の駅新宮。こじんまりとした道の駅だったけど、お客さん自体が少ないのでノープロブレムでした。7時半に阿弥陀新池の駐車場集合です。普段なら鹿島神社の駐車場が使えるけど、初詣の時期なので難しそう。実際、登山の人の駐車は控えるよう看板がありました。朝はそうでもなかったけど、帰りなんかは駐車場待ちの車が長蛇の列ができてましたからね。

阿弥陀新池駐車場 高御位山山頂に朝日が当たり始めた

山登りの前に鹿島神社で初詣

時計回りの周回コースで高御位山を周ります。道がたくさんあるので、どう周るか悩ましいところ。地図だけ見ててもわかりません。実物を見ると、あそこ歩きたい!とかなります。とりあえずは鹿島神社で初詣。その続きで百間岩経由で登ることにします。

まずは鹿島神社まで車道歩き。神社に近付くと、だんだんそれっぽくなります。参道には出店がずらりと並んでて、まだ朝っぱらなので準備中のところが多かったです。出店じゃなくてちゃんとした店で柏餅を買い、山頂で頂きました。鹿島神社はなかなかに立派な神社。よい初詣になりました。

竿池と鹿島神社の大鳥居が見えてる
朝早いからまだ人は少ない 下山時はすごかった
大鳥居 チタン製とか
柏餅を仕入れます
鹿島神社
初詣と初山登りを兼ねて
こちらが本殿かな
今年は年男であります

百間岩を登ります

神社の脇から登山道に入ります。少し登ると岩場出現。百間岩です。名前の通り、細尾根とは違って、どちらかと言うと面状の岩場。適度に凸凹があってどこでも登っていける感じです。右隣にある尾根は馬の背と名が付くように、見るからに細い岩尾根です。この岩場は稜線の少し手前まで続きます。登るにつれて街を見下ろすように視界が開けて面白かった。

百間岩が見えてきた
百間岩
フリクション良好でどこでも登れる感じ
下を見ますと

高御位山へと稜線歩き

左からの稜線と合わさるところが日吉神社分岐と言うみたい。ここで西側と北側の展望が開け、ちっちゃくだけど姫路城が見えました。ギリギリ見えるって感じです。稜線歩きはどうか…?例えば岩山で有名な妙義とか鋸岳とか、大部分は地べたが土で両側には木が生えてます。普通にテクテク歩けます。高御位山の稜線もテクテク歩けるけど、岩の上を歩く場面が多くて展望も良好です。街のすぐ近くっていうロケーションも面白いです。

高御位山までの稜線歩き。最高点の高御位山の標高は299.7mとギリギリ300mに届きません。山は低いんですが、それなりにアップダウンの繰り返しで縦走気分が味わえます。播磨アルプスが北アルプスと違うのは、高校生が部活のトレーニングで登りにきてることかな~。バレー部やら野球部やらいました。黙々とグランドや道路を走るより楽しいだろうな。

街が近いのが魅力
これから歩く稜線一望
高御位山には鉄塔やら反射板やらが多い
写真ではわかりにくいけど姫路城が見えた
見えてるピークは別所奥山?
反射板と姫路の街
岩盤が露出した稜線を歩いていきます
竿池 ゴルフ練習場になってるらしい
この景色は都会に近い山ならではです
左の尾根が百間岩
馬の背 支尾根も岩盤露出してます
300mの山ですがアルペンチック
稜線上も変化に富んでて楽しい
百間岩が遠くなった
このあたりため池が多いです

高御位山の山頂です

最後にグイっと登って高御位山。岩でできた山頂です。南側は絶壁。池の中の円形の駐車場がよくわかりますね。北側には高御位神社があります。山頂は結構な人数です。ただ、高御位山山頂のキャパもでかいです。休む場所はたくさんありました。眺めもいいし、雰囲気もいいし、居心地のよい山頂でした。

高御位山の山頂は高度感ある岩
岩の山だけど休むところはたくさんあった
池の中の円形のところが駐車場
山頂はロケーション抜群
高御位神社
大外回りのルート
山頂は大勢の人で賑わってました
この雰囲気が好きだなあ

下山は長尾へと直で下るルートで

下山路は大まかな予定では中塚山経由の大外回り。でもでも、山頂から長尾に直で下る道は、見るからにロケーション抜群!ってことで、そこを下ります。稜線から下り始めるとしばらくで岩場に。高度感抜群な岩場を一気下り。街がどんどん近付きます。この岩場、下山口のすぐ手前まで続きまして、最後は竹林というのも西日本の低山らしかったり…。ちなみに、途中にある鉄塔は移設計画があるようで、なくなるというお話でした。鉄塔は景色のアクセントになって嫌いじゃないんですけどね。

山頂から長尾へのルートで下ります
下りながらのロケーション抜群
みるみる下界が近付いてきます
歩いてきた稜線
岩場の下りは楽しい
ロープの架かる岩場がありました
ロープの架かる岩場から高御位山山頂
この鉄塔はしばらくで撤去されるらしい
なかなかの岩ですな
もうすぐ岩もおわり
最後少しだけ樹林帯
駐車場からの高御位山

下山後の温泉とラーメン

朝はガラガラだった新池の駐車所もほぼ満車。お手軽な山なので時間に関係なく登りに来る人がいるんでしょうね。下山後温泉は加古川の街中にあるぷくぷくの湯。2階が男風呂、3階が女風呂という変わった造り。一応温泉みたいだけど、ほぼスーパー銭湯的な感じ。下山後ラーメンは三木小野インター近くにある『ずんどう屋』。濃厚豚骨がウリみたい。後半きつかった。

このあと信州に帰ります。京都で10キロくらいの渋滞に引っ掛かります。その先も渋滞は覚悟したけど、あとはすんなりでした。今年の年末年始、年末は東北でスキー、年始は帰省。合わせて3000キロ以上走っちゃいました。ガソリン代の請求に今から怯える今日この頃であります。


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