竜ヶ岳 2024/11/24

ダイヤモンド富士で有名な竜ヶ岳に登ってきました。ダイヤモンド富士になるってことは、朝はモロ逆光ってこと。時間とともに日当たりがよくなっていくって感じかな。今日はたまたま登り始めるのが10時と遅くなり、日当たりに関してはボチボチな感じでした。ただ、雲がちょっと多め。山頂のすぐ下に帯状の雲がかかり続け、それが増えたり減ったりして、山頂が見えたり隠れたりしてました。全体的にはまあまあな竜ヶ岳でした。

  • 日程: 2024年11月24日(日)
  • 天気: 晴れ時々くもり
  • メンバー: T世
  • 温泉: 韮崎旭温泉 600円
  • 食事: ひさりな食堂
  • 登山口情報: 本栖湖キャンプ場
コースタイム
  • 本栖湖キャンプ場(10:10)
  • 見晴らし台(11:15~20)
  • 竜ヶ岳(11:55~12:25)
  • 見晴らし台(13:00)
  • 本栖湖キャンプ場(13:50)

もともと竜ヶ岳の予定ではなかった

前夜はゲートウェイ函南の道の駅に泊まってて、登る山は山北町の矢倉岳の予定でした。下山して万葉うどんを食べる。ところが起きたらどんより曇り空。富士山も見えないかもなー。膝&腰もできれば温存しておきたいので、晴れないかもしれない矢倉岳はナシに。北ほど天気よさそうに見えるので、北上しつつ身の振り方を考えよう。金時山を目論むも、まだ曇りの領域からは抜け出してないし、峠の駐車場も満車。さらに北上。

篭坂峠を越えると晴れてきて、富士山にかかる雲もなくなります。南側はずっと雲に覆われてました。鉄砲木の頭は良さそうだけど、道がドロドロで腰に悪い…。石割山はわりと最近登ったなあ…。とかなんとか言ったりしてて、竜ヶ岳にでも登ろうかということになりました。竜ヶ岳もわりと最近登ってるけど、まあいいか。

本栖湖キャンプ場から竜ヶ岳へ

竜ヶ岳に登るコースは主に3つあります。その中で一番よかった記憶のある石仏ルートから登ることにしました。本栖湖キャンプ場の駐車場に停めて車道を歩きます。ここのキャンプ場は森の中へ車をドカドカ入れてキャンプしてますね~。区画とかないし。奥まで車を入れると、そのうち塞がって出てこれなくなるんじゃないかと心配になりました。ここらの紅葉はまだいい感じです。

本栖湖キャンプ場の駐車場 外周は満車だが真ん中ががら空き

最初の杉林はつまらん

登山口手前にも別のキャンプ場があります。このへんキャンプ場だらけ。ここは山に近くて、しかも囲まれてるので10時過ぎでも日が差さず…。寒いです。キャンプはしないけど、キャンプするならここは避けるなあ…。とくに冬は。登山口から暗くて寒い杉林を九十九折りで登っていきます。杉林が終わるまでは楽しくない道です。

キャンプ場を縫って登山口へ
踏切のようなとこ
ここから登山道

杉林を抜けると明るい広葉樹の森に

杉林を抜けると明るい広葉樹の森に。同時に尾根に出るので日当たりも良好となります。さっきまで寒かったのがウソのように暑くなりました。登り切ったところがこんもりとしたピーク。休憩ポイントになってますね。本栖湖が良く見えるように伐採されてました。

このピークから緩く下ります。この下りからコルにかけての雰囲気がよかったです。葉っぱは全部落ちてしまってますが、紅葉してる時もよさそうな気がします。コルから竜ヶ岳本体の登りになります。生えてるものも笹に変わります。笹で見晴らしが効くので、背後の富士山も見えてきました。ただ、さっきまでより雲が増えてるような…。

長い杉林を抜けてやっと広葉樹
こんもりピークからの本栖湖
こんもりピークから下ってコルあたり
竜ヶ岳本体の登りになると富士山が見えてくる

見晴らし台は名の通り富士山の見晴らしがよい

竜ヶ岳本体はずっと急な登りなんですが、急な登りの途中に踊り場のような場所があります。ここが石仏のある見晴らし台。展望台も完備であります。展望台に上がっても、それほど景色は変わりませんけど。でも、ここ自体の雰囲気も富士山の展望もよいので、のんびりするには竜ヶ岳の山頂よりもいいかも。

竜ヶ岳と左に見晴らし台
見晴らし台からの富士山
石仏と竜ヶ岳

見晴らし台からはひたすら笹の中の九十九折

見晴らし台からが試練の登り。笹の急斜面をひたすらの九十九折り。九十九折りになってるので登山道自体の傾斜は程よい感じだけど、とにかく単調で飽きてきます。背後の富士山、青木ヶ原樹海、西湖や河口湖の北に連なる山々がいい感じで見えるのだけが救いです。緩くなって山頂かと思ったら違って、緩くなってからがまた長かった。

富士山にかかる雲は今日は高め 山頂は見えたり隠れたり
青木ヶ原樹海と西湖、河口湖の北に連なる山々
笹に覆われた道をひたすら登る
雲は刻々と変化 ダメかと思ったらまた出たり

竜ヶ岳山頂は富士山の眺めはあるもの…

竜ヶ岳山頂です。山頂はまあまあの賑わい。竜ヶ岳は深い笹の山。そこを円形脱毛症のように刈り込んで、大勢が休憩できるようにしてあります。ベンチとかもあるけど、あんまり居心地のよい山頂ではないんですよね~。笹に囲まれてて開放感がないからかな…。やっぱり大休止するなら石仏のとこかな。次回はそうしよう。って言ってて忘れるんよなー

竜ヶ岳山頂
立ち上がると富士山がよく見えるが、座ってると周囲の笹の圧を感じる
端下峠方向に少し進むと南アルプスがよく見える場所がある
白峰三山 雪は少しだけ
落ち着かない山頂を後にします

下山も石仏ルートで

下りも同じ道を下ります。北面登山道ってのを下る手もあります。それが最短かもです。でも、下りは石仏ルートの方が富士山を見ながら下れます。北面登山道は本栖湖を見ながら下ることになるんかな?ってことは、登りを北面登山道にして、下りを石仏ルートにするのがいいだろうな。富士山見ながらの下りははずせないでしょ。時間とともに富士山の日当たりもよくなるし。次回はそうしよう。

富士山を見ながらの下り
雲が分厚くなってきた
帰りの見晴らし台

本栖湖キャンプ場に下山

笹の斜面をひたすらジグザグ下り。下りも単調。でも、富士山を見ながら下れるのは素晴らしい。富士山は相変わらず帯状の雲がかかってて、山頂が見えたり隠れたりの繰り返しです。やっと下ったコルからポコへの登りは帰りもなかなかの雰囲気でした。で、最後の杉林区間。ここは丸太の段差も大きくて腰に悪かったです。下山時にはキャンプ場のテントも大半が撤収されてました。

帰りのこんもりピークとのコル
帰りのこんもりピークからの本栖湖
キャンプ場を縫って本栖湖キャンプ場の方へ

本日の下山後温泉とラーメン

本栖湖にいるので久しぶりに下部温泉に下る道で。下山後温泉は韮崎まで入ってから韮崎旭温泉ってとこへ。こじんまりとした温泉施設で、今どきにしては600円とまあまあリーズナブル。座敷もあって入浴後ゆっくりできますし。ここに着く前にもいくつか日帰り温泉がありました。他を発掘してみるのもアリかな。

下山後ラーメンは安曇野まで引っ張ってひさりな食堂。定番中の定番。いつ行っても美味しいです。今日は野菜たっぷりたんめんを頂きました。ここは食べたい物が多くて困ります。頻繁に来れれば品を変えて食べれますが、日が空くとどうしてもたんめんか味噌ラーメンを食べてしまいます。次は冬限定のちゃんぽんを食べよう!


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